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インドネシア人に聞く日本で働く・暮らすって?「日本人はもっとリラックスして、感情を表に出した方がいい」

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インドネシア人に聞く日本で働く・暮らすって?「日本人はもっとリラックスして、感情を表に出した方がいい」 アイキャッチ_Eva01

外国人に聞く「日本で働く・暮らす」第3弾。今回は、インドネシアで8年間旅行会社に勤務する傍ら、日本語を学び、さらに日本語に磨きをかけるため来日したインドネシアの「Eva(エバー)」さんに取材してみました。

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日本でのバイト経験を通して、先輩や他の同僚を尊重し、常に謙虚な姿勢でい続けることの重要性を学びました

――あなたが日本で経験したバイトはどういったものでしたか?

ハローワークで紹介されて、東京都内のうどん屋でキッチンスタッフとして働いています。給料が高いとは言えませんが、労働環境が素晴らしいので、働くことに決めました。

仕事で助けが必要な場合、店長や同僚がいつも助けてくれました。先輩の一人と対立したことがありましたが、その先輩のやり方は他の先輩と少し違うので、その先輩と同じシフトに入る時は、先輩のやり方に合わせることにしています。先輩や他の同僚を尊重し、常に謙虚な姿勢でい続けることの重要性を学びましたね。

――そのバイトのやりがいや、最も楽しかったエピソード・辛かったエピソードを教えてください。またそれが現在のキャリアに役立っている点はありますか。

やりがいを感じたのは、仕事が皿洗いからキッチンスタッフに変わった時です。キッチンスタッフは、食器洗いの他に、食材の下ごしらえをしたりサラダやメニューを作ったりなど、ホールスタッフに渡すまでを担当します。幅広い仕事を学べて本当にありがたいと思いました。

辛かったのは、日本ではトレーニング期間が約1か月と短いということです。インドネシアでは、通常約3か月のトレーニング期間があります。2か月目は本当に大変で、店長がいる日にはどのシフトに入っても叱られていました。

新しいことを覚えるのが少し苦手なので、2か月間にたくさんあるメニューを覚えるのが本当に本当に大変でした。メニューを覚えるために、メニューサンプルの写真を撮って自宅で暗記したんです。また、知らないことがあったら全て周りの人に聞いて、理解を深めていました。

この経験を通して、忙しいキッチンの環境、物事をもっと早く学ぶ方法、他人と仲良くやっていく方法、それからプレッシャーの下で働く方法のヒントを与えてくれました。

日本人はもっとリラックスして、感情を表に出した方がいい

Eva02

――日本のバイトで一番驚いた日本人の行動・考え方は何ですか。

日本人は同僚とめったに遊ばないことにはとても驚きました!半年以上働きましたが、先輩たちとは2〜3回くらいしか遊んだことがありません。インドネシアでは、その逆で、頻繁に遊ぶんですよ、しかも7人くらいの大人数で。

それと、日本人はもっとリラックスして、感情を表に出した方がいいんじゃないかと思います。個人的には、気持ちをストレートに言ってくれた方がこちらもどう対応したらいいかが分かりやすいですね。インドネシアは日本に比べて感情をストレートに伝えやすいです。

――自らの経験を踏まえ、仮に、あなたの友人が来日し、日本の企業で働くことになったとしたら、どんなアドバイスをしますか?

日本語のスキルがN3(会話レベル)以上あると、上司が何を指示しているかが理解できるので、仕事に就きやすいです。ハローワークに行って、自分のやりたい仕事を伝えれば、ぴったりの仕事を選んでくれて、面接の手配をしてくれます。面接の日には、きちんとした服装で予定時刻の15分前には面接場所に到着するようにしましょう。日本で遅刻はタブーですから。

――ご自身の国で10代後半~20代前半の就業意識・キャリアプランはどういったものですか?10代が考えるキャリアプランと親や教師から理想とされるキャリアプランに違いがあれば教えてください。

自分の情熱にもとづいて自分のキャリアを計画している若者は、希望した将来につながる教育を受けるべきです。自分がどうするべきかわからない人は生計費をまかなうために、とりあえずその時々で一番需要のある仕事をすればいいと考えています。インドネシアでは高齢の世代は不安定なので、変化の激しいクリエイティブ分野の仕事より安定した仕事を好みます。でも最近ではそういう考えは減少していますね。

「常に学び続けること、小さな仕事でも将来の役に立つという意識を持つこと、さまざまな言語を学ぶこと」この3つが、天職を見つけるチャンス!

――「天職が見つからない。やりたいことが見つからない。」という日本人の悩みに対して、あなたならどんなアドバイスをしますか?

1つ目は、常に学び続けること。日本とインドネシアの労働社会は学位を重視しますが、学校じゃなくても実際の職場で直接学ぶことだってできます。望めばトップの地位に就くことも不可能じゃないと思います。

2つ目は、今やっている小さな仕事が、将来何の役にも立たないと思わないことです。上司はあなたの仕事と問題解決能力をちゃんと見ているものです。あなたが有能なら上司はより大きな仕事を与えてくれると思います。

3つ目は、英語、母国語以外に興味のある言語を学んでほしいということ。言語は多くのことを学ぶアクセスだと思います。

――もし経営者となって日本の何らかのサービスや商品を母国に輸入する事業に携わるなら、どんな事業を手掛けますか?

インドネシア人は日本のクリエイティブな物が大好きなんです。安くて便利で、デザイン性も高いキッチン製品や、日本にしかないお菓子なんかは人気があるので興味があります。

――日本で暮らして、好きなところ/嫌いなところを教えてください。

日本の治安の良さが好きですね。真夜中に仕事をして家に帰れるなんて本当に安全です。強盗の心配もないんですから。

嫌いなところは「飲み会の文化」。日本人は飲みたくないのにお酒を勧められると飲んでしまうので、結果、ベロベロに酔っぱらったり、電車の中や駅で吐いてしまったりなどする人を見かけます、そこはよく理解できません。

――家族や友人が日本に旅行する際、あなたが案内役ならどんな計画を立てますか?

東京の浅草と、大阪の道頓堀、それから京都の伏見稲荷ですね。道頓堀で食べたお好み焼きは日本で一番好きな食べ物です。 ■プロフィール:Eva (エバー)

28歳女性、インドネシア出身

インドネシアで8年間旅行会社に勤務する傍ら、日本語を学び、さらに日本語に磨きをかけるため来日。現在、日本語学校で学びつつ、うどん店でアルバイトとして勤務中。最近、インドネシアで人気の高い日本の伝統文化や食文化学ぶため、これからも日本に滞在してしばらく経験を積む予定。

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