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脳科学で証明! 男女で思いやりの気持ちに差はある?

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脳科学で証明! 男女で思いやりの気持ちに差はある?
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。10月18日(水)のオンエアでは、脳科学者の中野信子さんをゲストにお迎えしました。

『幸せをつかむ脳の使い方』『生きるのが楽しくなる脳に効く言葉』『正しい恨みの晴らし方』、そしてベストセラーになっている『サイコパス』など多数の著書がある中野さんですが、そもそも脳科学を始められたきっかけには、どんなことがあったのでしょうか?

興味を持ち始めたのはかなり昔だったそうですが、“いよいよやらなきゃいけない”と思ったのは中学生の頃。「だいぶ、自分の振る舞いが普通の人と違うようだというのを、周りの人の振る舞いを見ててわかって」(中野さん、以下同)

ご両親も中野さんのことを“少し違う”と見ていたそうで、同級生からも「変だ」と言われていたそうです。もちろん、中野さんにはその自覚はなかったのですが、「自覚はなかったけれど、このままでは私は社会生活を送れないという危機感はあった(笑)」とおっしゃいます。

そのため「大学に行ってなるべく社会と関わりのない職業に就いて、つまり研究者になって、細々とやるしかない」と思ったのが、脳科学の研究を始められた理由のひとつだそう。そしてもうひとつは、「自分で脳のことを勉強して、“振る舞いの原因になるもの”はきっと脳にあるから、自分の脳のどこがおかしいか突き止めなきゃ…って(笑)」と中野さん。自分で自分の脳を研究しようと思うなんて、すごい発想ですね(笑)。しかもそれが中学生の頃というのですから、さらに驚きです。

中野さんの研究は、自分が興味を持ったものを課題にするそう。

「これはこうなってるんじゃないだろうか?っていう仮説を立てて、実験条件を設定して、こういう風にしたら測定できるとプランを立てて、遂行するカタチです」

つい最近、行った研究は「女性と男性はどちらが、思いやりがあるのか?」というものだそう。スイスのチューリッヒ大学の研究者が発表した論文だそうで、「どうも人に対して利他行動をするときに、私たちは報酬を感じているようだ。それには性差があるんじゃないか、というのが命題です」

男性と女性を集め、お金をある程度渡し、「これを他人にどれくらい渡しますか?」というのを調べたそう。「普通の状態では男性の40%が他者に分け与える、女性は51%の人が他者に分け与える、ということがわかりました」

女性が51%と少し男性よりも分け与える割合が高いのですが、「それはどうしてか?」ということで、ドーパミンの阻害剤を投与したところ、男女共に同じ割合になったそうです。

「つまり利他行動をすると、脳で喜びを感じている度合いは、女の人の方が高いということです」とおっしゃいます。さらに「その先の期待感というのがドーパミンを出させる要因ではあるので、何か利他行動をしたときに、“いいことが待ってるんじゃないか”と感じる度合いが女性の方が高い、ということなんでしょうね」

思いやりの行動にドーパミンが関係しているとは、とてもおもしろい研究結果ですね。この他オンエアでは、中野さんにはリスナーからのお悩み相談に答えていただきました!

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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