スマートなプランターは育てる植物に適した環境を自動で調整してくれる、土の状態や天気もセンサーで管理
すでにいくつかのスマートプランターが市場に出てきているが、またひとつ、食用の植物の栽培がすぐに始められるスマートプランターが登場した。
テクノロジーのおかげで、誰もが失敗せずに野菜を育てられる「GROW Duo」にできることを見ていこう。
・数ステップで野菜の栽培をスタート
GROW Duoを使えば数ステップでほうれん草やコールビラ、フェンネルといった食用の植物の栽培が始められる。スターターキットが到着したら、本体に給水ホースを接続、野菜の種が入ったシードシートを土の上にしいて、iOSかAndroidアプリと同期するだけだ。
あとは、GROW Duoが植物の状態を検知して自動で水やりをしてくれ、草抜きや収穫のタイミングを教えてくれる。
センサーによって、気温や光の量、土壌の湿度、天気のリアルタイムデータを取得しているので、状態に応じて最適な水の量がわかる。
・アプリを通じてパーソナライズされたアドバイスを提供
アプリによって種から収穫まで、プランター個別のプロファイルに基づきアドバイスが提供される。もちろん育てる野菜を自分で選ぶこともでき、ヒントとして、住んでいる地域によるおすすめのものをレコメンドしてくれたりもする。複数のプランターを管理したければ、給水ホース1本で10個以上のGROW Duoを並列に接続することもできるようだ。その際は、それぞれのプランターに特化した水やりプログラムが適用される。
いつ、どうやって草抜きをするか、収穫するかなどを教えてくれる「PlantAI」は、あなたのプランターのデータからだけでなく、常時更新されるデータベースから学んでどんどん賢くなる仕組みだ。電源供給は単三電池2本と手軽なのもよい。
GROW Duoは、現在公式サイトよりプレオーダーを受け付けているが、残念なことに、現在アメリカのみが配送対象となっているので、今後の世界展開を期待したい。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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