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高級車は素敵だけれど上を見たらキリがない……それなら「先進性」で差別化を!

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▲高級車だからこその+αをチョイスしてみてはいかが?

▲高級車だからこその+αをチョイスしてみてはいかが?

新しいステータスシンボルの選び方とは?

車を買うとき、皆さんは何を重視するでしょうか? 見た目や使い勝手、走りの良さなど様々あるかと思いますが、「高級さ」というポイントを重視する方もいらっしゃるでしょう。車は昔ほどステータスシンボルではない、と言われるものの、やはり高級車のステータス性は揺るがないもの。高級車に乗っているときに、「おっ」と振り向かれるのは気持ちがいいものですし、周囲の人からも一目置かれるでしょう。

しかし、どんなに良い車に乗っていたとしても、上を見ればキリがありません。マイバッハやベントレー、ロールスロイスなどなど……。そこで高級さだけではなく、+αの価値を高級車に求めてみてはいかがでしょうか? その+αの価値とはずばり、「先進性」です。

車の性能というのはある一定のクラスまで行けばそれほど差が出なくなるもの。つまり、ある程度の高級車であれば、性能の良さはどれも一緒だということです。それに、たとえ300km/h巡行ができるとしても、日本の公道上ではその力を発揮することは法律が許してくれません。であれば、もっと別のところで差別化したくなるのが人情。ということで、今回は+αとして先進的な機能を持った高級車をご紹介いたします!

日常的に使うならベストチョイスのPHEV車

▲短距離移動であればEV的な使い方も可能なPHEV

▲短距離移動であればEV的な使い方も可能なPHEV

最近ではコンパクトカーからセダン、SUVまで多くの車種に普及しているハイブリッドシステム。エンジンとモーター、2つの動力を持ち、状況に応じて使い分けるシステムは先進的であるとはいえ、多くの車種に普及しすぎてしまった感があるのもまた事実。そこで、そこから一歩進んだPHEV(プラグインハイブリッドシステム)を搭載している車種はいかがでしょうか?

プラグインハイブリッドとは、その名のとおり、プラグを使って外部からも充電できるハイブリッドカーのこと。通常のハイブリッドカーはエンジンを始動するか、回生ブレーキによる減速でしかバッテリーに充電することができませんが、PHEVなら乗っていないときにケーブルを繋いで充電することが可能で、ハイブリッドカーよりも大きいバッテリーを搭載していることが多いため、近距離移動ならガソリンを一滴も使わずにこなすことも夢ではありません。

つまり、移動をとてもスマートにこなすことが可能になるということ。もちろん、充電設備がない環境や長距離移動のときは通常のハイブリッドカーとして使うことができるため、いちいち充電設備を探す必要もありません。もちろん、駐車中に充電している姿は「普通の高級車とは違う感」をアピールすることもできますね。

BMW 740e(現行型)

新世代の7シリーズをアピールするプラグインハイブリッド

▲ツインターボエンジン+モーターのスポーティな走りも魅力

▲ツインターボエンジン+モーターのスポーティな走りも魅力

BMWのフラッグシップモデルである7シリーズは、2015年10月にフルモデルチェンジを果たし、第6世代へと進化しましたが、それから1年後の2016年10月に追加されたのが、プラグインハイブリッドモデルの740eです。

搭載されるエンジンは3シリーズにも搭載されている2リッターの直列4気筒DOHCツインターボですが、それに電気モーターを組み合わせることにより、システムトータルで240kW(326PS)/500N・m(51.0kg・m)というパワーを発生。これは740iに搭載されるV6・3リッターエンジンを上回る数値となっています。また、バッテリーが満タンであれば電気モーターだけで42km(カタログ値)の走行が可能ということで、自宅に充電設備があればちょっとした日常使いなら燃料消費ゼロも夢ではありません。

そんなBMW 740eは、さすがにフラッグシップモデルということもあって新車時価格は1000万円を超える値札が付けられていますが、中古車であれば本体価格700万円台~、支払総額で見ても800万円前半から狙うことができてしまいます。もちろん、クタクタの過走行ではなく、ディーラー試乗車上がりの1万km未満の個体が中心。さらに認定中古車率も高いので、購入後のメンテナンスも安心ですね。

メルセデス・ベンツ S550プラグインハイブリッド/S550e(現行型)

メルセデス・ベンツのフラッグシップにもPHEVが

▲モーターとの組み合わせで5.5リッタークラスの動力性能

▲モーターとの組み合わせで5.5リッタークラスの動力性能

BMWよりも先にプラグインハイブリッドをフラッグシップモデルに導入していたのがメルセデス・ベンツ。2013年に日本導入された新型Sクラスは、ベーシックグレードのS400hをハイブリッドモデルにするなど早い段階でモーター駆動を取り入れていましたが、2014年11月に「S550プラグインハイブリッド」を追加。これはS400をベースにプラグインハイブリッド化したものではなく、新たなパワートレインを採用したもので、システム最高出力は325kW(442PS)/650N・m(66.3kg・m)とまさに5.5リッタークラス。BMWを上回る数値となっています。

一方のEV走行が可能な距離は約33kmとBMWに比べると若干少なめ。とはいえ、実際に走行できる距離は大差ないでしょうし、BMWよりも高出力であることを考えればやむを得ないところかもしれません。

なお、2015年8月にはS550プラグインハイブリッドからS550eへと呼称を変更し、2016年5月にはヘッドライトレンズの縁取りやブレーキキャリパーにブルーをあしらって他のモデルと差別化を図りましたが、残念ながら今年の8月にカタログから落とされてしまっています。

当然、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルということで新車時は1500万円オーバーの価格だったS550プラグインハイブリッドですが、中古車は1000万円以下で乗り出すことが可能。こちらも走行距離も1万km前後と少ないものが多く、買い得感が半端ありません。

テスラ モデルS(現行型)

非自動車メーカーが生み出した自由な発想のEV

▲プログラムのアップデートで進化する自動車

▲プログラムのアップデートで進化する自動車

こちらは前述の2台とは異なり、完全な電気自動車となるモデルS。電気自動車は長距離走行に不向きという概念を打ち砕くべく、一番ベーシックなモデルでも満充電で約400kmの走行が可能となっています。

またコンソールには17型の大型液晶画面を備え、様々な情報を得ることが可能となっているなど、近未来的な装備も魅力のひとつ。さらにソフトウェアアップデートで自動運転などの機能が追加できるなど、車というよりもパソコンなどの家電のようなシステムとなっています。

日本国内には販売拠点やサービスセンターが少なく、スーパーチャージャーと呼ばれる急速充電器も数えるほどしか設置されていないなど日常的に使用するにはやや不安な面もありますが、近くにサービス拠点やスーパーチャージャーが設置されている人であれば、候補のひとつに挙げてもいいかもしれません。なお、中古車は仕様によって価格が大きく異なるために一概に言えませんが、700万円後半から探すことができそうです。

今回は先端技術を導入した高級車をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか? さすがに気軽に購入できる金額とは言えないかもしれませんが、新車時の価格を考えればお買い得感は強いのが高級車の中古車を狙うときの大きなメリット。どうせ同じ金額を出すのであれば、周りの高級車と差別化できるモデルをチョイスするのも面白いと思いますよ!

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テスラ モデルStext/小鮒康一

photo/BMWジャパン、メルセデス・ベンツ日本、テスラモーターズ

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