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スピッツ「引退しません!」結成30周年記念ツアーで高らかに宣言! 同ツアー映像作品化も決定

スピッツ「引退しません!」結成30周年記念ツアーで高らかに宣言! 同ツアー映像作品化も決定

 スピッツの結成30周年記念ツアー【SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”】を収録したLIVE DVD&Blu-rayと、2017年7月5日に発売された『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』のアナログ盤が、12月27日にリリースされる。

スピッツ ライブ写真(全10枚)

 LIVE DVD&Blu-rayには、スピッツ史上最大動員数を記録した結成30周年記念ツアーから、2017年8月24日に行われた神奈川県・横浜アリーナ公演を収録。話題の新曲3曲「ヘビーメロウ」「歌ウサギ」「1987→」に加え、レア曲「波のり」が初のライブ映像化となり、完全数量限定生産盤となるデラックスエディションには、別日収録の「ハチの針」「恋のうた」を加えたLIVE CD2枚、スピッツ結成30年の軌跡を振り返ることが出来る貴重な映像DISC、100ページにおよぶ豪華写真集などが付属される。

 そして『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』のアナログ盤は、6枚組豪華BOX仕様(ハードケース&重量盤)で登場。マーカッセン・マスタリングにて行ったマスターを使用し、カッティングはスピッツのアナログ盤ではおなじみ、小鐡徹が担当した。

 なお、30周年記念ツアーは10月1日に幕を閉じたが、このオフィシャルレポートも到着した。

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 スピッツの結成30周年記念ツアー【SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”】の最終公演が1日、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)で行われ、前日と合わせ18,000人のファンが30周年を祝福するともに、名曲の数々に酔いしれた。このツアーは7月1日静岡・エコパアリーナを皮切りに、日本武道館3days、横浜アリーナ2days、を含む、全国11か所で22公演行い、草野マサムネ(vo)、三輪テツヤ(g)、田村明浩(b)、崎山龍男(dr)が全員50歳という節目を迎えた年のツアーを完走した。

 単独ライブとしては東北でこの日が80本目、宮城では36本目という影アナが流れ、ライヴへの期待が高まる中、客電が落ち、サーチライトが幾重にも重なり眩すぎるほどの光がステージと客席に向け放たれた。ファンは早くも総立ちだ。光に包まれメンバーが登場すると大歓声が沸き起こり、会場の内の空気が変わった。オープニングナンバーは2016年に発売されたアルバムのタイトルチューン「醒めない」だ。<まだまだ醒めない アタマん中で ロック大陸の物語が/最初ガーンとなったあのメモリーに 今も温められている/さらに育てるつもり”という4人の変わらない想い、強い意志表示ともとれるフレーズが印象的なこの曲を、30周年記念ツアーの1曲目に選んだ事が、このツアーの意味をあらわしている。草野が「30年前に変な事をやろうと思ってバンドを組んで、いまだに変な事をやっていて、そういうバンドを観に来るあなた達が一番変です」と、嬉しそうに語ると、客席からは笑いと大きな拍手が起きた。スピッツに出会えたこと、スピッツの音楽が人生に潤いを与えてくれた事に、そこにいた全ての人が感謝している事が伝わってくる拍手だった。

 聴き手の心の中に存在する、終わることのないそれぞれの“青春”物語を瞬時に露わにさせる、草野の“魔法”の声、ボーカル、その歌に寄り添うように、時に導くように弾く三輪のギター、雄弁かつ豪快さと繊細さを感じさせてくれるプレイで、スピッツの音をまさに支えるリズム隊、崎山のドラムと、田村のベースが心に響く。

 そんな強固なバンドアンサンブルから放たれる、老若男女誰もが口ずさめる「涙がキラリ☆」、「君が思い出になる前に」、「チェリー」、「ロビンソン」などのヒットシングルの他にも、「楓」「スターゲイザー」「ヘビーメロウ」など新旧の名曲がまさに星のごとく並ぶセットリストに、イントロが始まる度に客席からはため息が漏れていた。さらに「惑星のかけら」「メモリーズ・カスタム」「けもの道」などの、彼らの卓越した演奏力をより感じる事ができるハードロックナンバーも、しっかりと聴かせてくれた。このロックスピリットこそが、スピッツがスピッツたる所以だ。時に優しくて切ないメロディを歌い、時に強く猛々しいサウンドで情熱を伝え、キャリア30年のバンドとして生々しい姿を、25曲の楽曲を通して、いい意味で曝け出していたように感じた。

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