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【東京と沖縄を埋めてくれたのがアイドル】RYUKYU IDOL須崎萌花の“アイドル上京ものがたり”【PIPを経験して琉ドルが自分がやりたいステージだと気づいた】

地方から東京に移り住んで、アイドルとして活動する女の子たちの東京やふるさとに対する思いや日常をうかがう「アイドル上京ものがたり」。今回のインタビューは沖縄のアイドルグループ・RYUKYU IDOLに所属する“もかろん”こと須崎萌花さん。最近ではミスiD2018ファイナリストにも選ばれるなどソロ活動も積極的な彼女、現在は東京で生活しながら定期的に沖縄に帰ってはライブやレッスンに参加している。もともと高校時代にRYUKYU IDOLのデビューから参加、脱退した後に東京でアイドルグループ・PIP(Platonics Idol Platform。既解散)に加入。そこから卒業後、再びRYUKYU IDOLに所属という珍しい経歴を持っている。
『前田敦子はキリストを超えた 宗教としてのAKB48』(ちくま新書)などの著作を持つ熱烈なAKB48オタクの社会学者・批評家の濱野智史さんが総合プロデュースということでデビューから話題になったPIP。その所属当時の裏話もうかがいつつ、東京にいながら沖縄のアイドルに所属することを選んだ決意を振り返ってもらった。

中学時代は「東京戻りたい」しかなかった

--須崎さんって沖縄に住んでる時は、東京に対する憧れってありました?

須崎 わたし、もともと小学校まで東京に住んでたんです。

--え、そうなんですか? てっきり沖縄出身だと思ってました。

須崎 いちおう生まれは沖縄なんですけど、保育園のころから東京で。それで中1の1学期まで東京にいたんですけど、親の離婚で超いきなり沖縄に引っ越しすることになって。お母さん側のおばあちゃんちに逃げ込む形だったんですけど、その頃は沖縄が本当にイヤで。

--友達のいる東京から沖縄に急に引っ越しするとなったら、好きにはなれないのは仕方ないですよね。

須崎 小学校の夏休みとかに遊びに行ってた時期は好きだったんですけど。沖縄の離島で、毎日プール行って、おばあちゃんの畑手伝ったりして。夏休みになったら帰れるって感じで楽しみにしてました。

--東京のお住まいは都会の方でした?

須崎 都会の方だったと思います。杉並区だったんですけど。でも、周りの子よりかは田舎っぽい子供だったと思います。渋谷とか新宿とかもあんまり行った記憶ないんですよね。地元しか知らなかったです。小学生でもギャルっぽい子っているんですけど、そういう感じじゃなかったですね。普通に公園で遊ぶような、そんな子供でした。

--中1での引っ越しってのは、本格的に沖縄に住むのは初だったんですか?

須崎 いや、それがお母さんが妹を「どうしても沖縄出身にしたい」って言いだして、1年だけ沖縄に帰ってた時期があったんですよ。その時わたしも連れて行かれて、小学校には一度入ってるんです。だから同じ学年の子は30人くらいは知ってました。

--子供をアメリカ国籍にしたい親みたいですね。じゃあまったく知らない土地や人でもないと。

須崎 だから、戻ってきたっていうか、完全な転校生じゃなかった。(学年の)半分くらいは知り合いだったと思います。

--じゃあ転校生といっても受け入れてくれやすい状況ですよね。

須崎 そうなんです。でもその時は、自分の中では「東京戻りたい」しかなかったですね。いきなりの変化だし、学校ももう世界が狭いというか、もう雰囲気が出来上がってて体育会系が仕切ってるとかそういう感じなんで。

--ヤンキー的な社会が。もう小学校の時みたいな無邪気な雰囲気じゃない。

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