【東京ゲームショウ2017】バンナムとサクセスからHTML5プラットフォームのタイトルが発表

access_time create folderゲーム
【東京ゲームショウ2017】バンナムとサクセスからHTML5プラットフォームのタイトルが発表

9月21日から24日にかけて幕張メッセで開催中の『東京ゲームショウ2017』。ブラウザ上で遊べるHTML5プラットフォームのタイトルが相次いで発表されました。

2020年にアドビ システムズがFlash Playerのサポートを終了することが発表され、ブラウザ上でゲームを遊ぶプラットフォームとして注目されるHTML5。バンダイナムコエンターテインメントは、同社とドリコムの共同出資で設立した新会社BXDからスマートフォン向けのHTML5ゲームを、サクセスはパソコンやスマートフォン、タブレットで遊べるHTML5ゲームを発表しています。

tgs17_html5_2 tgs17_html5_3

BXDは、バンダイナムコエンターテインメントブースで『HTML5 新プラットフォームタイトル発表会 ~稲村亜美の新フォーム 神ヒット祈願!!~』を開催。HTML5ではスマートフォンの標準ブラウザで誰でも楽しめる点、ゲームらしい音声やグラフィックの表現が可能になった点、『LINE』やメッセンジャーで送ったURLからインストールなしですぐに遊べる点を特徴として説明しました。

tgs17_html5_4

同社はHTML5を共通基盤として、ゲームなどデジタルコンテンツ以外にも、デバイスやゲームセンターなどのロケーション、カードなどのグッズといったリアルな商材・サービスが連動する展開イメージを発表。バンダイナムコグループが持つコンテンツ資産の活用を連想させて新タイトルの発表へ。

tgs17_html5_5

2018年春にサービスを開始する3タイトルとして、『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』『アイドルマスター』を発表しました。

tgs17_html5_6

『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』は、ユーザー同士の対戦が可能なアクションゲーム。まだプレイしたことがない友達でも、URLを送ってその場ですぐに対戦できるほか、プレイ中にピンチに陥ったときにはフレンドにSOS通知を送信して助けに来てもらう、などHTML5プラットフォームの特徴を生かしたゲームプレイのイメージを明らかにしました。

tgs17_html5_7

『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』では実在のプロ野球選手がカードになり、ゲーム中に選手として登場するとのこと。リアルなカードと連動する展開が考えられそうです。

tgs17_html5_8

『アイドルマスター』の発表では、バンダイナムコエンターテインメント アイドルマスター総合プロデューサーの坂上陽三氏が登壇。開発中のイメージなどは発表されませんでしたが、アイドルキャラクターを新規に作る“完全新作”であることが明らかにされました。

このほか、BXDは『金色のガッシュベル!!』の新作ゲームをHTML5プラットフォームで開発していることを発表しています。

tgs17_html5_9 tgs17_html5_10

サクセスは、2017年秋にサービス開始予定の『都立水商!』をテーマにしたブースを展開。

tgs17_html5_11 tgs17_html5_12

パソコン、スマートフォン、タブレットで遊べるHTML5プラットフォームのゲームとして開発中のもので、ブースでは参考として同社がHTML5プラットフォームで公開しているゲームサイト『ゲームの窓』で公開されているゲームを試遊できるようになっています。

  1. HOME
  2. ゲーム
  3. 【東京ゲームショウ2017】バンナムとサクセスからHTML5プラットフォームのタイトルが発表
access_time create folderゲーム

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。