ちゃんと読み取れる中国・河北省の巨大QRコード

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QRコードは日本発という事実を知らない人も多いようですが、90年代に日本企業のデンソーが開発したマトリックス型二次元コードがQRコードです。QRは反応が早いという意味の英語、「Quick Response」の省略形で、データを素早く読み取る二次元コードという意味になります。

日本では特定のURLへと移動させるマーケティング的な使われ方が一般的です。日本ではすっかり定着したQRコードですが、中国でもQRコードを利用したスマートフォン向け決済サービス『アリペイ(支付宝)』が普及したことから、QRコードも定着しているようです。

その中国に巨大QRコードが出現しました。新華網によると、河北省に出現した巨大QRコードは13万本の貝塚伊吹の木で出来ており、サイズは縦横227メートル。この巨大なQRコードを読み取ると現地の観光情報にアクセスできるそうです。一見すると、巨大迷路のようにも見えますね。

巨大QRコードが河北省保定市に登場
http://jp.xinhuanet.com/2017-09/14/c_136609450.htm[リンク]

巨大QRコードを使った町おこしの一環のようですが、同様の試みは実は日本でも行われていたりします。

浜名湖のりで世界一巨大なQRコードに挑戦!
https://www.hamanako-nori.jp/100dream/[リンク]

実際に本記事冒頭に掲載した画像データの巨大QRコードを読み取ってみましたが、『WeChat』のアプリダウンロードページへと誘導されました。『WeChat』の中に観光情報があるみたいですね。河北省の現物QRコードを読み取りたいということであれば、天気の良い日に飛行機やヘリコプターで結構上空までいく必要がありそうです。さすがにわざわざそこまでする人はいないでしょうが、町おこしとしての話題作りという点では“大成功!”と言えそうです。

※画像:
http://news.xinhuanet.com/english/2017-09/14/c_136609499.htm

※ソース:
http://news.xinhuanet.com/english/2017-09/14/c_136609499.htm
http://jp.xinhuanet.com/2017-09/14/c_136609450.htm

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