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ザ・ウィークエンド参加の過激でクールなトラップ・ソング /「カーブ」グッチ・メイン(Song Review)

ザ・ウィークエンド参加の過激でクールなトラップ・ソング /「カーブ」グッチ・メイン(Song Review)

 米アトランタを代表するラッパー=グッチ・メインが、新曲「カーブ」(Curve)を2017年9月13日にリリースした。この曲は、通算11作目のスタジオ・アルバム『Mr. Davis』からの先行シングルで、本作からは、今年2月にニッキー・ミナージュをフィーチャーした「メイク・ラブ」、6月にクリス・ブラウンをゲストに迎えた「トーン・イット・ダウン」、そして先月8月にミーゴズとコラボした「アイ・ゲット・ザ・バッグ」の3曲が、既にリリースされている。

 「カーブ」は、昨年秋に発売したアルバム『スターボーイ』が全米アルバム・チャートNo.1デビューを果たした、R&Bシンガーのザ・ウィークエンドがボーカル・ゲストとして参加した、クールなトラップ・ソング。ウィークエンドのボーカルも、グッチ・メインのラップも実に単調で、楽曲も終始落ち付いた雰囲気だが、盛り上がりに欠けるところが逆に中毒性を高めている。淡々と歌っているが、自分を持ち上げて敵対する相手をディスったり、女性軽視ともとれる内容があったりと、歌詞は過激でグッチ・メインらしい。

 曲の制作とプロデュースを担当したのは、カナダ・トロント出身のヒップホップ・アーティスト、Nav(ナブ)。ナブは、今年の2月にアルバム『ナブ』デビューしたばかりの新人で、7月にはメトロ・ブーミンとコラボしたアルバム『パーフェクト・タイミング』もヒットさせている。ドレイクやトラヴィス・スコット、コダック・ブラックなど、人気アーティストの楽曲を手掛けている、期待の新人だ。ソングライターには、全米ソング・チャート4週のNo.1をマークした、シーアの大ヒット曲「チープ・スリルズ」や、ゼインの最新シングル「ダスク・ティル・ドーン」などを担当した、ロビン・ウェイスがクレジットされている。

 新曲「カーブ 」と、これまで発表された3曲のシングルから、新作『Mr. Davis』はトラップ・サウンドが中心のアルバムであることが予想される。本作には、彼らの他にビッグ・ショーンやエイサップ・ロッキー、タイ・ダラー・サイン、スクールボーイ・Qなどの人気ラッパーたちが参加している。制作陣には、グッチ・メインのレーベル<1017>の専属プロデューサー、サウスサイドや、エイコンの「アイ・ワナ・ラブ・ユー feat.スヌープ・ドッグ」(2007年)やビヨンセの「ドランク・イン・ラヴ feat.ジェイ・Z」(2013年)などを手掛けた、ノエル“ディーテイル”フィッシャーの名前も挙がっている。

 昨年11月に、バスケットボールの試合会場で公開プロポーズ(キスカム)をし話題を呼んだ、恋人のキーシャ・ケオールと現地時間10月17日に結婚式を挙げる予定の、グッチ・メイン。新作も、そのタイミングに合わせてリリースされるのかもしれない。式には、ファレルやドレイク、リアーナ、セレーナ・ゴメズなど、そうそうたる面々が招待されている。二人の結婚式の様子はドキュメンタリー番組で放送されるとのことで、こちらも新作同様、大きな話題になりそうだ。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
「カーブfeat.ザ・ウィークエンド」
グッチ・メイン
2017/9/13 RELEASE

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