タイ・バンコク開催の『ユーリ!!! on ICE』ファンイベントレポート ロシアからゲストを呼ぶなど本気度が半端ない!
2016年に日本で放送され、大ヒットとなったアニメ『ユーリ!!! on ICE』。その人気は日本だけでなく、世界中の女子を魅了しています。そんな『ユーリ!!! on ICE』のファンが集う非公式イベントが、タイの首都・バンコクにて開催されました。その様子をお届けします。
2017年7月23日(日)に開催された「Dancing on The Blades」は、タイ・バンコクにある大型商業施設、インペリアル・ワールド・サムローン(Imperial World Samrong)が会場。ユーリファンなら気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はタイでも珍しいスケートリンクのある施設で、さらにアニメにも登場しています。アニメではタイのフィギュアスケート選手、ピチット・チュラノンのホームグラウンドとして知られていて、聖地巡礼スポットとしても知られています。
会場には採点シーンの撮影コーナー。
広く白で統一されたステージコーナーも設置されていました。
さらに「Dancing on The Blades」では、ロシアからゲストのコスプレイヤーが登場。Facebookで絶大なる人気のコスプレイヤー・Gesha PetrovichさんやCheshirFoxさんなど、4名が参加し、主人公の勝生勇利やヴィクトル、ユーリ・プリセツキー、南健次郎の美しいコスプレを披露していました。
ステージに上がると、タイの参加者から熱いコール。みんなで抱き合うシーンでは、甘い声援も聞こえてきました。その気持ち、分かります…。
もちろん、現地タイのコスプレイヤーも多数参戦。タイのコスプレイヤー・CMYKさんは、”JJ”ことジャン・ジャック・ルロワを披露していて、Twitterで拝見していた筆者が最も見たかったコスプレです。JJのお決まりポーズ「JJ Style」も見せてくれました。
ほかにも、タイ代表のピチットや、チェレスティーノ・チャルディーニコーチのコスプレも。ちなみに最も見かけたコスプレは勝生勇利やヴィクトルでした。
そして気になる同人エリアですが、「Dancing on The Blades」では約60サークルが参加していて、様々な二次創作物を頒布していました。
海外の同人の特徴として、同人誌は少なく同人アイテムが多い傾向があるのですが、このイベントでは同人誌の割合が比較的高い印象を受けました。「ヴィク勇」の同人誌、多かった気がします。
ちなみにR-18本を扱うサークルも見かけました。
開場前に300人以上の待機列、そして最終的に500人以上が来場した「Dancing on The Blades」。海外での『ユーリ!!! on ICE』の人気っぷりを強く感じることができました。参加者に聞いたところ、「タイのキャラクターが活躍してうれしかった」との声も。
主催によると、次回開催は未定。しかし劇場版公開を控えるということで、来年もまた開催したいと意気込んでいました。次回開催も楽しみですね…!
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(執筆者: だい) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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