ソーラー電力でLEDを灯す自給自足型スマート街路灯「EnGoPLANET Smart Solar Street Lights」

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情報通信技術や環境技術などを駆使して電力を有効に活用し、環境に配慮した都市づくりをすすめる”スマートシティ化”にともなって、街路灯も進化しはじめている。

米ニューヨークで2016年に創設された「EnGoPLANET」は、オフグリッドなスマート街路灯を開発する、先進的な企業のひとつだ。

・ソーラーエネルギーでLED照明を灯す、多機能なスマート街路灯

「EnGoPlanet」の代表的なプロダクトが、太陽光で発電したエネルギーをLED照明などに利用する、エネルギー自給自足型のスマート街路灯「EnGoPLANET Smart Solar Street Lights」。

上部に装着された太陽電池は、従来のものに比べて24%程度、発電効率に優れ、最先端の省エネ技術を活用したLED照明は、エネルギー消費を最小限に抑えながら、このソーラーエネルギーを使って、130ルーメン以上の明るさで街を照らす。

また、温度や湿度、大気状態など、周囲の環境データをリアルタイムで収集できるセンサーやスマートカメラのほか、モバイル端末向けの充電機能など、多くの機能を実装。

とりわけ、スマートフォンなどの充電スポットとしてのニーズは高そうだ。

歩道や公園、駐車場、オフィスパークや大学のキャンパスなど、幅広い需要が見込まれている。

・ソーラー発電を活用した“自給自足型”街路灯のニーズが拡大中

米市場調査会社「Global Market Insights」では、ソーラー発電を活用した”自給自足型”の街路灯の市場規模が、2015年時点の29億ドル(約3220億円)から2024年までに150億ドル(約1兆6650億円)まで拡大すると予測。

拡大基調にあるこの市場において、創業間もない「EnGoPLANET」が、どのような優位性をもって、どのように展開していくのか、注目したい。

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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