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プジョー RCZ、比較的低走行な物件も100万円台に!

▲新車は残念ながら製造中止となったが、中古車はまだまだ一部で高い人気を誇っているプジョーの美しい2+2クーペ「RCZ」。その中古車相場がいよいよこなれてきたようだ

▲新車は残念ながら製造中止となったが、中古車はまだまだ一部で高い人気を誇っているプジョーの美しい2+2クーペ「RCZ」。その中古車相場がいよいよこなれてきたようだ

アウディ TTクーペの絶妙なる好敵手

子育て世代や、ご高齢のご両親の介護などをなさっている方には当然ながらまったく向かないが、状況的にそれが許されるのであれば、「2+2の輸入クーペ」はステキな選択肢である。

2+2の輸入クーペはなにせ美しい。そしてなにせ機動力が高い(サイズ的に馬鹿デカくない場合が多いため、都市部で邪魔にならない。またそもそもの走行性能が良好であることが多い)。

そんな輸入クーペに乗ろうと思った場合、候補は様々だが、有力候補の一つとなるのはアウディ TTクーペであろうか。現行型を新車として購入するのもステキであり、比較的手頃な旧型の中古車を探すのもまた最高だ。どちらも、車としての出来はすこぶる良い。

しかし、そこでもしもあなたが「TTもいいんだけど、走ってる数が多すぎて(売れ筋すぎて)ちょっとなあ……」と感じているのであれば、最高の“競合”がある。そしてその競合の中古車相場が最近、やっと100万円台に突入してきた。

競合の名はプジョー RCZである。

▲こちらがそのプジョー RCZ(13年途中までの前期型)。RCZのプロフィールは下記本文にて

▲こちらがそのプジョー RCZ(13年途中までの前期型)。RCZのプロフィールは下記本文にて

アウディ TTが「剛」ならプジョー RCZはさしずめ「柔」か?

お好きな方には今さら説明は不要だろうが、プジョー RCZは10年7月に登場し、若干のマイナーチェンジを経て16年途中まで販売されていた2+2クーペ。エンジンは1.6L4気筒のツインスクロールターボで、6速ATには最高出力156ps、6MT版には同200psの仕様が搭載された。

サイズ感も立ち位置も「同時代のアウディ TTクーペとおおむね似たニュアンス」と言えるプジョー RCZではある。しかし近寄ってまじまじと眺めてみれば、そして実際に乗ってみれば、やはりアウディ TTとはそれなりに大きく違うのだなと気づかされる部分は多い。

両者は似ているが、なんだかんだ言ってドイツ車であるアウディ TTから「剛」のムードが強く漂い、なんだかんだ言ってやっぱりフランス車であるRCZからは「柔」を感じるのだ。

RCZのデザインにおける最大のポイントである「波を打ったようなダブルバブルルーフ」や、弧を描いたようなシルバーのルーフラインが、そう感じさせるのかもしれない。あるいは、近年のフランス車らしくそれなりに硬く引き締まってはいるものの、やはりどこかソフトでもある乗り味が、そう感じさせるのだろうか。

いずれにせよプジョー RCZは、筆者が思うに素晴らしい車である。美しく、かさばらず、走って楽しく、決して故障がちでもない。狭いけど、後ろにもいちおう人が乗れる。荷物も置ける。

▲RCZの特徴であるダブルバブルルーフ(運転席と助手席の頭上が盛り上がり、ふたこぶ状になったルーフ形状)。空力特性を向上させつつ乗員の頭上スペースを確保するためのものだ。もちろんデザイン上の重要なアクセントでもある

▲RCZの特徴であるダブルバブルルーフ(運転席と助手席の頭上が盛り上がり、ふたこぶ状になったルーフ形状)。空力特性を向上させつつ乗員の頭上スペースを確保するためのものだ。もちろんデザイン上の重要なアクセントでもある

▲スポーティでありながら「大人の上質感」のようなムードも濃厚なインテリア。ちなみに最高出力156psとなるAT版の日本仕様は右ハンドルだが、最高出力200psの6MT版は左ハンドルのみという設定
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