「サマー・オブ・ラブ」を映像化! 劇場版『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』予告・主題歌・ポスタービジュアル解禁
2005年に放送され屈指の人気を誇った『交響詩篇エウレカセブン』。英雄アドロックを父に持つ少年レントンがエウレカと出会い、世界を知る旅に出るというストーリーが多くの共感を呼んだほか、その主題歌・挿入歌のこだわりも話題になりました。
そんな2000年代屈指のアニメ作品が12年の歳月を経て劇場版が制作決定。三部作の一作目『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が2017年9月16日より全国107館にてロードショーされます。それに伴い、待望の予告編が解禁となりました。
映画 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1 本予告90秒 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nit-F9woH9Q [リンク]
総監督に京田知己氏、脚本に佐藤大氏、キャラクターデザインに吉田健一氏とテレビ版のスタッフが揃った今回の劇場版。レントンの父アドロック役に古谷徹さんが起用され、これまではっきりとは描かれていなかった「サマー・オブ・ラブ」が映像化されることも期待されます。
京田知己総監督は、「フィルムにとって音楽は非常に重要なファクターではあるものの、そのめぐりあいについては偶然や奇跡に委ねるしかないのだ……というのは、幾つかの監督作品や参加作品を経た上でたどり着いた僕なりの結論です。今回の映画がレントンという男の子の幼年期の終わりを描く物語になると決まった時に、出来ることなら映画の最後に流れる曲は歌であって、それも男の子の歌であって欲しいなと思っていました。しかしどのような歌が、どのような方が歌った音楽が良いのか、自分たちには皆目見当もつかないでいました」と吐露。
そんな中、主題歌「Glory Days」を歌うシンガーとして白羽の矢が立ったのは、故尾崎豊の息子であり「父の成し遂げられなかったことを果たしたい」という思いがレントンと似た境遇でもある尾崎裕哉さん。
京田知己総監督によると、「たまたま脚本打ち合わせで『iTunes』を開いた時、本当にたまたまトップ画面に尾崎裕哉さんのバナーが流れていて、そして本当に勢いでクリックして流れてきた『サムデイ・スマイル』を聴いた瞬間に、そこにいた全員に“ああ、今度の映画の最後を飾るのは、この人の曲だ”という空気が流れました。そう、まさしく“エウレカ!”な気分になったのです」とコメント。
尾崎さんは「今回、初めて映画の主題歌を担当させて頂けるという事と、特に自分はアニメが好きで、その中でも『エウレカセブン』のような素晴らしい作品に携われることを凄く光栄に思います」といい、レントンと自身について「反発しながらも、根本には寂しいという気持ち、“やっぱり父親に会いたい”という気持ちはお互いすごくあったわけで、そこの部分を想像していました」と述べて、「『エウレカセブン』は、たくさんのファンの方の期待を背負っていると思うので、その期待をいい意味で裏切ったり、超えていけるような作品になったらうれしいです」と話します。
主題歌の発表、予告動画とともにポスタービジュアルも解禁。「それは、あの時のこと、あの子のこと…俺が見つけた大切なもの」というキャッチがレントンとエウレカの軌跡を現していて、ファンは胸熱のはず。公開がさらに待ち遠しくなったのは間違いないところなのではないでしょうか。
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』
2017年9月16日(土)全国ロードショー
配給:ショウゲート
映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(公式サイト)
http://eurekaseven.jp/ [リンク]
(c)2017 BONES/Project EUREKA MOVIE
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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