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TVリモコン感覚!ワイヤレスキーボード『IRC-01』製品レビュー

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秋葉原のショップ、三月兎さんから、ワイヤレスキーボード『IRC-01』をお借りしました。同製品は、手のひらサイズの本体に、QWERTYキーボードとタッチパッドを内蔵した、コンパクトなワイヤレスキーボード。オモチャっぽくて、持っているだけで、ちょっとワクワクしてくるガジェットです。早速触ってみましょう(すべての写真を見る)。

■仕様
まず製品仕様の確認です。

カラー:ホワイト
ワイヤレス:2.4GHz DSSS
通信距離:10m
サイズ:W85×H135×D10mm
重量:60g
対応OS:Windows 2000/XP/Vista、Mac OS X、Linux(Debian 3.1、Red Hat 9.0、Ubuntu 8.10、Fedora 7.0がテスト済み)、PS3
価格:5980円

■付属品
製品には、本体のほかに下記が付属します。

・充電用USBケーブル
・USBトランシーバ
・取り扱い説明書(英語/中国語)

■ドライバのインストール
ドライバのインストールは、USBトランシーバをパソコン(PC)に接続するだけ。数秒であっという間に自動インストールが完了します。キーボード本体の電源をONにしたら使用可能です。

■キーボードは親指入力で

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この『IRC-01』、説明書では『iPassport』の名称で呼ばれており、パスポートサイズを意識していることが分かります。パスポートの上半分がタッチパッド、下半分がキーボードになっている、と表現すると、そのサイズがイメージしやすいでしょうか。

入力するときは、両手で持ちながら、両親指で入力するのがベスト。ポケベル~携帯メールと、親指キー入力に慣れ親しんだ世代なら、すぐに使いこなせるのではないでしょうか。筆者はもう少し上の世代ですが、個人的にNECが販売していた電子メール端末『Mobile Gear MC-CSシリーズ』を愛用していたので、どこか懐かしい使用感です。プチプチと鳴るキープッシュの感覚は、どちらかというと携帯電話に近いかもしれません。

キーボードはQWERTY配列なので、問題なく文字を入力できます。「SF」キーを押すとシフト入力モードに切り替わるのですが、入力される文字はPC側のキーボード配列に準拠するので注意しましょう。数字は英字キーにアサインされており、シフト入力モードで入力可能。「Cap」キーを押すことで、全角ひらがな入力も可能になります。足りないキーがあることで、PC側キーボードの配列によっては、入力できない文字もあります。筆者のPCでは「@」「・」などの文字が入力できませんでした。

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スペースキーや「Enter」キー、「Ctrl」「ESC」「Del」「Alt」「BS」のキーも当然使えます。ちょっと不思議なのが矢印キーの配置。スペースキーを挟むように配置しているのですが、左矢印と下矢印キーが右側、右矢印と上矢印キーが左側にある不思議な構造になっています。「何だこれ?」と最初は思ったのですが、使ってみると納得。矢印キーは、個人差はあるでしょうが、意外に左と下の使用頻度が高く、頻度が高いキーを右側に配置しているようです。

■片手でも使えるタッチパッド
本体の上半分を占めるタッチパッドは、片手で本体を持ちながら、空いた手で操作してもよいですし、完全に片手で本体を持ちながら操作することもできます。片手で持って操作していると、テレビリモコンのような感覚。あまり文字入力が必要でないネットサーフィンや、文書ファイル閲覧の用途には、片手操作でも十分使えるでしょう。

マウスボタンに相当するボタンは、タッチパッドの下に左右2コ、配置しています。ボタンの構造上、ダブルクリックやクリックの連打はちょっと苦手。クリック連打が必要だったり、タイミング命のゲームなどは避けた方がよいかもしれません。

■こんなときに使えます
とにかく小さい、立っていても使える、片手操作もOK、という特徴から、こんな用途に活躍しそうです。

・リビングやベッドルームで
PCをテレビにつないで、ソファやベッドでくつろぎながら操作したいときにはうってつけ。まさにテレビリモコンのように使って、『YouTube』『ニコニコ動画』の動画を観たり、ネットサーフィンが楽しめるでしょう。

・プレゼンで
プロジェクターにPCの画面を映して、プレゼンする用途にも便利。立ったままでマウス操作や文字入力ができるので、トラックボールやマウスより幅広い内容のプレゼンが可能になります。持った姿も見栄えがするので、「コイツできる」と思わせる演出にもピッタリです。

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あと、実は『IRC-01』、キーボードにバックライトを点灯することができます。暗い場所でもキーを視認しながらタイプできるので、暗くした部屋でのプレゼンにも重宝するでしょう。

■使用感
ちょっと変わったキーボードですが、触っていて楽しいのが最大の魅力。持った人それぞれに、いろいろな用途が思い浮かぶのではないでしょうか。面白ガジェット好きなら、是非一度触ってみてください。

■関連リンク
三月兎 WEB SHOP

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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