視察協力も! 常夏の楽園・マリアナ政府観光局「 サイパン再生計画に参加しませんか? 」

マリアナ諸島? サイパン? ………それ、どこ?
直行便で日本から約3時間、年間平均気温27度の常夏の楽園として知られる、マリアナ諸島(サイパン島、ロタ島、テニアン島)。

美しい自然、ゆったりした時間の流れる癒しの島国として、1990年代には日本人観光客に大人気のリゾート地でしたが、観光インフラの停滞や新型コロナの影響などの要因から日本人観光客は年々減少し、2024年の渡航者数はわずか12,625名。ピーク時の450,190人と比較するとその減少率は約97%…!
日本人観光客は減少する一方で、韓国人観光客は年々増加傾向。世界的なK-POPアイドルグループのロケ地として話題になるなど非常に高い人気を誇っています。しかし、日本と歴史的に深い関係を持つマリアナ諸島は「かつてのように日本人にもたくさん訪れてほしい!」と願い、新たな挑戦「マリアナ諸島リバイバルプロジェクト」が始動しました。
「マリアナ諸島リバイバルプロジェクト」ってなに?

マリアナ諸島を再活性化し、日本との関係を深めるためのプロジェクトが進行中です。このプロジェクトでは、国内の企業や団体と連携して、旅行トレンドに合わせたプロモーションを行っています。その一環で、アパレルブランド『BEAMS(ビームス)』とも連携を開始し、今後さらに一緒に活動するパートナーを募集中です。
マリアナ政府観光局の日本事務局は、パートナーに対して現地視察やビジネスネットワーキングのサポートを提供し、協力体制を強化しています。個人や企業問わず、チャンスが開かれています。観光業に興味がある、イベントを企画したい、新しいビジネスの可能性を探している方々、サイパン復活の立役者になれる絶好の機会です……!
事務局の担当者によると、気軽に「話を聞きたい!」という方も大歓迎とのことなので、興味があれば気軽に連絡してみてくださいね!
マリアナ諸島リバイバルプロジェクトパートナーを募集いたします。
・現地への視察協力
・ビジネスネットワーキング
・ビジネスインセンティブサポート 等マリアナ政府観光局日本事務局は上記をはじめとする様々な活動支援で、
パートナー皆さまのマリアナ関連活動をサポートいたします!<お問い合わせ先>
マリアナ政府観光局日本事務局メールアドレス:[email protected]※マリアナ政府観光局公式サイトhttps://mymarianas.jp/column/14733/より抜粋
知らなかった! 日本×マリアナ諸島、そのディープな関係性
マリアナ諸島は、かつて日本が委任統治していた過去を知ってましたか……?(私は初耳でした)
1920年から日本の委任統治領となったマリアナ諸島には、多くの日本人開拓者が移住し、農業や商業などが発展したものの、第二次世界大戦で状況は一変。サイパンは激戦地となり、1944年に日本の統治は終わり、マリアナ諸島はアメリカの管理下に置かれました。
戦前の名残りから、現在でもマリアナ諸島では日本語の看板が見られたり、神社が残っていたりと日本文化が根付いているそうです。知らなかった……。
戦後80年を迎える2025年。その大切な年に、再びマリアナと日本の絆を取り戻したい。そんな思いが、このリバイバルプロジェクト始動の背景にはあったんですね。
郷土料理でおもてなし! プロジェクト発表会

サイパンの日・3月18日に東京・新宿で行われた「マリアナ諸島リバイバルプロジェクト発表会」では、プロジェクト内容についての説明と郷土料理「チャモロ料理」が提供された食事会も催され、日本との新たな交流の可能性について語られました。
同発表会では、マリアナ諸島政府観光局の新代表 ジャマイカ氏をはじめ、マリアナ政府観光局 日本事務局長の萩野氏と、パートナー代理店である電通の石田氏が登壇し、プレゼンテーションを実施。マリアナ諸島の個性や特徴、豊富な観光資源も紹介、そして従来とは異なる“新たな観光モデル”として、時差1時間の立地を生かしたワーケーションスポット活用、日本のトレンド「スキンダイビング」需要との親和性などを提案しました。
プレゼンテーション後の食事会では、和やかな雰囲気で意見交換や交流が行われ、鶏肉にスパイスが効いたチャモロ料理「チキンケラグエン」も登場! 食べ応え満点!

2025年、常夏のマリアナ諸島がさらにホットになる予感……!
すっかり地理に歴史も忘れてしまった事実発覚とともに、歴史的背景やつながりを知ることで旅行先を選ぶ視点も変わってくるなと思いました。
「マリアナ! 面白そう!」とワクワクした方、まさに今がチャンスかもしれません。ぜひ、マリアナ諸島とのコラボレーションに参加してみてはいかがでしょうか。

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