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「不安」と「怖れ」が消える3つの言葉

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 仕事の失敗、リストラ、会社の倒産……。先の見通しが立たないこんな世の中だからなのか、不安はまるでなくならない。お金を稼がないと生活はできない。だが、働き過ぎると今度は健康に害が出る。年金はもらえなさそうだから老後のために貯金をしなければいけないが、消費税は上がり支出は増えていくだけ。まったくキリがなく襲ってくる不安の連鎖。そして、不安の大小に関係なく、それらは重く心にのしかかる。
 なんとも絶叫したくなるような、この現状を切り裂いてくれる強烈なメッセージを読者に送るのが、20年間無敗の記録を持つ雀鬼・桜井章一さんだ。たった一晩で天文学的な額が動いたという代打ち(賭け)麻雀の世界。その中でいかに桜井さんは平常心を保ってきたのか。『恐れない技術』(ソフトバンククリエイティブ/刊)の中から印象的な言葉を紹介したい。
■明日のことを考えない
 心が「不安」や「恐怖」に支配される一番の理由、それは「明日を気にしすぎている」からだと桜井さんは述べる。人は、先のことを気にしすぎて、何も出来なくなってしまうのだそうだ。
 自分で自分の「妄想」や「不安」を勝手にどんどん膨らまし、「失敗したらどうしよう」「クビになったらどうしよう」と思い込んでしまうという。しかし、実際失敗してもクビになっても命を取られることなど、まずない。そもそも滅多なことではクビにはならない。
 桜井さんにとって、「動じる」「恐れる」といった言葉の反義語は「腹をくくる」だそうだ。どんな問題であっても、まず腹をくくって覚悟を決める。つまらないこと、イヤなこと、それら余計なことはいちいち考えず、明日の心配は明日すればいいだけなのだ。
■「不調こそ、わが人生」と思えるか
 誰でも不調な時期はある。身体の調子が悪いときもあれば、精神の調子が低下していることもある。桜井さんはそうした調子が悪い状態を受入れてしまえと説く。そう、“好調が当たり前だと思わないこと”ということだ。
 また、すべての動物の中で、人間だけが危機管理を疎かにしがちだとも教えてくれる。そうした油断は不調になって初めて襲いかかってくる。いずれにしろ、好調のときほど、自分の不調時のことを意識すべきだという。そうすれば危機意識も高まり、何が起きても恐れないでいられる、と教えてくれる。
■「人間なんて、まあそんなもの」と思ってみる
 人に対してああして欲しい、こうして欲しいと思っては、その期待を裏切られる。そんなことは多々あるだろう。
 そんなときはこの言葉を口にして欲しい。「人間なんて、まあそんなもの」。
 桜井さんの知り合いで、ある男性が身内がらみの深刻な事態に陥ったことがあったという。その男性は、会社を辞めて、身内を救おうと上司に辞表提出をもちかけた。しかし、上司は「忙しい」と言って取り合わない。「六時過ぎに食事でもしながら話しを聞くよ」と言われ、六時を過ぎてラーメン屋に行くと、上司は自分の忙しさについて語るだけ。ついに、彼は辞表を手に持ち話を切り出したが、上司は目の前のギョウザに夢中だった。そんな風に人の話を聞かない輩は、どの会社にもうじゃうじゃいる。
 過度に他人を期待しても仕方がない。桜井さんがいうように、「人間なんて、まあそんなもの」程度に思っておけば、どんな事態に陥っても冷静でいられるのではないだろうか。
 本書に掲載されている桜井さんの言葉たちは全くブレというものがない。周囲に対して何も期待はしないし、期待をされても動じはしない。何故だろうか。第5章を読んでみるとそれが分かる。桜井さんはこう語る。
 勝負で大事なことは、「どうやったら勝つか」ではなく、「いかに、いい勝負ができるか」だ。
 普段から周囲の目ばかり気にし、何もできなくなっているという人にはこの桜井さんのブレない言葉たちに触れて欲しい。きっとあなたのこれからの強い力になることだろう。
(新刊JP編集部)


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