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あの災厄から一年……首都に迫る危機に私たちができることとは?

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東日本大震災……あれからもうすぐ1年が経とうとしているのに、まるで昨日のように鮮明にその記憶を思い出すことができる。

それだけ、人々の心に深い傷跡を残した大きな災厄だった。もうあんな思いはしたくない……と誰もが思うなか、災厄はまだ終わってはいなかった。首都の真下に、大きなナマズが眠っているというのだ。そう、首都直下型地震である。

敵を知り 己を知れば 地震危うからず

東日本大震災で発生した震度7。それと同じ規模の地震が、首都に襲いかかろうとしている。
何かあったときのお守りにと防災グッズを買ったり、家具を固定したりと、地震に備えている人も見受けられる。
しかし、それより何かもっと大事なことがあるんじゃないだろうか。

地震に限らず、1人1人の環境によって起きる災害や被害は変化する。
まずは地震を知ること。地震によって何が起こるのかを知ること。そうすることで、少しずつわかってくるはずだ。

「大切な人を守るために、自分は何をすればいいのか」

地震によって起こる大きな5つの災害・被害

その1.地震の揺れによる建物損壊や家具などの転倒・落下
一般的な防災対策として呼びかけられているものの1つ。突っ張り棒で家具を固定したり、中身の散乱を防止する。

火災やガス漏れなどがなければ、一番安全なのは建物の中だと言われている。1981年以降に建てられた家屋は震度7程度でも耐えうる構造になっているらしく、家具の転倒や落下物による被害のほうが多いそうだ。
自分の建物の築年数や構造など、わからない人は一度確認してみるといいだろう。
つまり、転倒するものや落下物を最小限に抑えておけば、火災などイレギュラーなことが起きない限り安心だということになる。

しかしそこで別の問題が浮上する。
読者もまだ記憶に新しい“液状化問題”である。

その2.液状化
上にばかり気を取られていると、足下をすくわれてしまう。
東京都心部では埋め立て地が多く存在することから、この問題による大規模な被害も予想されているほどだ。
横浜では木造の個人住宅の耐震診断を無料で行うなど、液状化対策も進められている。
あなたの住んでいる土地は埋め立て地だろうか。

その3.津波
首都直下型地震に津波は関係ないと思った人は要注意だ。
東京湾や荒川、隅田川から津波が押し寄せ、地下鉄や地下街は冠水してしまう可能性がある。
地上もまた、深いところでは3メートル近く水没するところもでてくるそうだ。
マンションやビルの1階は冠水する深さである。こうなると家の中も安全とはいえなくなってくる。
“ハザードマップ ”をよく確認し、自分に降りかかる火の粉をしっかり認識しておくことをオススメする。事前に知ることで、降りかかる火の粉を多少でも振り払うことができるはずだ。

その4.火災および火災旋風
火災は何となく想像がつくと思われる。では、火災旋風とは一体なんなのか。
都市部など建物が密集するなかでの広範囲の火災が発生した場合、炎の竜巻が吹き荒れ、より広範囲に被害をもたらす脅威の旋風なのだそうだ。
1923年の関東大震災で実際に発生しており、多くの焼死者を出した死の竜巻。今回の首都直下型地震でもその発生が指摘されているという。
しかし、こんなものからどう逃げればいいと言うのだろう?
筆者も探してみたが、確立された方法が発見できなかった。もし誰か情報を持っている方がいれば、ぜひ教えていただきたい。

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