スイス・レーティッシュ鉄道に萌えキャラ“のぞみ”採用! 東京メトロ“駅乃みちか”と比較して議論も 

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スイス最大級の私鉄・レーティッシュ鉄道。このうちアルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観は2008年の世界遺産にも登録されており、箱根登山鉄道とも姉妹関係にあるなど、日本でも馴染みの深い鉄道路線ですが、スイス公務員・チューリッヒ産業局で働く「スイス大使」のラユン氏(@rayunch)の尽力もあって、イラストレーター・俵太氏(@nekogamirin_c)デザインの萌えキャラ“のぞみ”が正式採用されることになりました。

とても魅力的な女性の車掌さん、’のぞみ’をご紹介します! のぞみさんはレーティッシュ鉄道と箱根鉄道の制服を組み合わせた物を着ています。レーティッシュ鉄道はヨーロッパで初めて、萌えキャラでキャンペーンをします。僕が今まで努力し夢見て来た事がついに実現します!

これに対しては「オタクは国境を超えているな」「萌えが国境を超えた」「スイスに遊びに行かなければ」と歓迎の声がある一方で、女性をキャラクターに使うことに異を唱えてきたネットフェミニストについて、「国際基準はどうしたの?」といった皮肉の声も上がっていました。

ある『Twitter』ユーザーは、東京メトロが2016年に発表して物議を醸した“駅乃みちか”と比較して次のようにツイート。

スイスのレーティッシュ鉄道が「萌えキャラ」を採用したことで「駅乃みちかを叩いてたフェミざまあww」みたいのを見たけど、本気でこの二者の違いが分からないんなら最初から非エロでやってくれよ。

これに対しては「明確な違いはない」といった意見や「外圧があれば認めるのか」「気に入らないものに噛み付いているだけ」といった声などが上がっていました。
以前にも京都市営地下鉄の女子高生キャラに対して批判的な声がネットフェミニストから上がっていましたが、今回も人によっては快く思わない意見もあり、「萌えキャラ」の扱いについてさまざまな議論がなされていますが、少なくとも「海外では通用しない」といった意見は覆された結果になっていると言えるのではないでしょうか。

萌え絵が批判される基準とは何なのか?スイス私鉄が萌えキャラを導入したことを巡る議論(Togetterまとめ)
https://togetter.com/li/1103522 [リンク]

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/rayunch/status/855377324480622592 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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