キミは4号機を覚えているか?新宿・スロット専門ゲームセンター マメセンに行く

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パチスロ打ったことありますか?

パチスロがある種の社会現象となっていた2000年前後。「そんなに詳しくはないけれど、友達に誘われて何度か遊んだことがある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。一方では「毎日の楽しみがスロットだった」「生活がパチスロだった」というディープなファンも相当多かったのではないかと思います。

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当時のパチスロは通称“4号機”と呼ばれる型式区分。乱暴な言い方をすれば「技術のある人ほど、多くのメダルを手にすることが出来た」というのが当時の認識でした。初心者も巻き込みつつブームは白熱化し、射幸性が高すぎる機械は法規制によって、次第にパチスロ店から姿を消していきました。

Alex Condor

コンドルが、アステカが、獣王が。
懐かしの名機と戯れることのできるOLDスロット専門ゲームセンター

撤去された台の多くは、パチスロ店では利用できないため、たいていは日の目を見ることなく処分されていきます。

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今回取材した新宿・スロット専門ゲームセンター マメセンは、そんな古い台ばかりを集めたお店の先駆け。今でこそゲームセンターにスロット台があるのは珍しくありませんが、コンセプトに沿って専門性を貫いているお店はそう多くありません。

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マメセンは、パチスロファンの多くが思う「あの台、また打ちたいなー」という気持ちに応えたお店なのです。

立ち入ると、そこは「あの時代」

今回取材にあたり、マメセン/グリンピース歌舞伎町店・店長の篠塚さんとグリンピース営業推進室長の布目さんにお話を伺いました。

マメセンTOP

―店長さんはこのお仕事長いんですか?

篠塚さん

篠塚さん「16年になりますね。当時は『ゲッターマウス』とかが出始めた4号機Aタイプ全盛期です。技術介入が流行り始めてリプレイ外しなんかが盛り上がってきたころでした。」

布目さん「当時は目押しが出来るということが一種のステータスでしたね。」

―マメセンのお客さんはどういう方が多いんですか?

篠塚さん「男性女性で言うとやはり男性が多いですね。年齢でいうと30歳以上の方が多いようです。週末に懐かしい台を遊びにいらっしゃる方も多いですね」

布目さん「もうスロットやめちゃったけど、昔ああいう機種あったよね、って言って来店してくださる方が9割くらいなのかな、と思っています」

―懐かしい機種ばかりですよね、本当

篠塚さん「今遊べない、古い、懐かしい機種をご用意しております。当時グリンピースにて現役で稼働していた機種を使用しているんです。」

布目さん

布目さん「そうですね、当店(※グリンピース:母体となるスロット専門店)は2号機、3号機もずーっと最後の最後まで置いていた専門店なんです。そういった機種を愛してくれたお客さんに“今までの感謝の気持ちを込めて何かできないか?”と思って開いたのがマメセンなんです」

―機種のリクエストなどは受け付けていますか?

篠塚さん「はい。随時、店内のリクエストボックスなどで受け付けています。なかなかマニアックな機種をリクエストされる方も多いですね。私も見たことが無いような(苦笑)」

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料金システムについて聞く~「基本は100円から遊べるゲームセンター」

料金は、100円から遊ぶことが可能(スロット専門ゲームセンターは1000円からでしか遊べない所が多い)。台横にあるいわゆる「サンド」(独自開発したもの)に100円を入れると25クレジットが追加される。遊技用メダル1枚を筐体に入れても25クレジットが追加されます。
(筐体へメダル1枚で1クレジットではない点に注意)

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ちなみに1000円札専用のメダル貸出機もあり、遊技用メダル12枚に替えてもらえるので、50クレジットお得となります。さらには、一日打ち放題というプラン『メガトク』(2000円)も用意されています。じっくり腰を据えて遊びたい人にはうってつけです。時間はなんと無制限です。
打ち放題プランのお客さんには、希望の台の設定打替えサービスも行っています(※1回のみ)。他店では当たり前の「設定6」に飽きたお客さんの中には、あえて奇数設定に打ちかえたりして楽しむ人も居るようです。

台移動、台の占有は自由で、貯メダルも可能です。詳しいルールに関してはホームページを確認してみてください。

ゲームセンターだけど「あえてALL設定6ではない」 マメセンのこだわり

マメセンでは、ほかのゲームセンターのような「ALL設定6」はうたっていません。最初マメセンに遊びに来た記者は、「なんでALL6じゃないんだろう」と若干不満でしたが、これはすぐに納得がいきました。

全ての設定がわからないからこそ、かつて自分がホールで立ち回ったように、店側の設定を想像するという楽しみ方ができるのです。
ほどほどのリスクがあるからこそ、真剣に楽しめる、というのもマメセンの特徴。とはいえ、店全体に甘めの設定になっているようなのでそこは安心。
篠塚さんいわく、「当時の設定を思い出して、私も楽しみながら日々の設定を考えております」とのことでした。

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“常連さんの同窓会”も行っている貸切プラン

マメセンでは時間・人数に応じて、フロアまるごとだけでなく、コーナー単位での貸切りプランを用意しています。
最近では会社や学校、友人同士のスロット大会など、様々な利用のされ方をしているとのこと。店長さんに因れば、常連さんの“同窓会”も毎年、マメセンで行われているようです。系列店のカラオケパセラに2次会の手配もしてくれるお得なセット、マメセン使用料金+カラオケパセラ(料理+飲み放題2時間)の『GOGOパック』(お1人様5500円)などのコースもあるが、規模や貸切時間によって価格は応相談なので、幹事さんは気軽に店長さんに相談してみよう。
スロット専門ゲームセンター【マメセン】MAMESEN 新宿
http://www.greenpeas.co.jp/mamesen/

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パチスロの楽しみを思い出す

記者も久しぶりに初代『HANABI』を打ったりしてみました。氷を取りこぼしてトホホな場面もありましたが、「遅れ」ですかさず中段ドンちゃんビタ止まりBIG確定!なんっつった具合で、かなり楽しんでしまいました!暖簾上段打ちはやっぱ楽しいなあ。

現在の“五号機”も、かつての『北斗』や『番長』といった人気機種が復刻し、かつてほどではないとしても出玉性能が上がってきているようです。「これを機会に、グリンピースでも遊んでみてください(笑)」という店長さんの言葉が脳裏をよぎります。

ちなみにグリンピースは関東のスロッターならおなじみの有名スロットチェーン。昔からOLD台を長く使うことなどで利益還元を行っていました。台を大切に扱い、かつてのファンの気持ちがわかるからこそ成り立っているのがマメセンというお店なのだなあ、と取材を通して感じました。

新宿・歌舞伎町に立ち寄った際には、マメセンに遊びに来てみてはいかがでしょうか。

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関連リンク

スロット専門ゲームセンター【マメセン】MAMESEN 新宿
http://www.greenpeas.co.jp/mamesen/ [ リンク ]
カラオケ パセラ
http://www.pasela.co.jp/main.html [ リンク ]

マメセンのブログ
http://ameblo.jp/mamesen [ リンク ]
マメセン店長・篠塚さんのtwitter
https://twitter.com/#!/shinozk [ リンク ]

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

TwitterID: wosa

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