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20年落ち、走行10万kmの中古車を買うと1年で整備代はいくらかかるのか、全部バラします!

▲筆者こと不肖伊達が昨年2月に購入した走行10万kmレベルの20年落ちマツダ ロードスター。納車後の修理代はいくらかかったのか、それともかからなかったのか? すべて明らかにします

▲筆者こと不肖伊達が昨年2月に購入した走行10万kmレベルの20年落ちマツダ ロードスター。納車後の修理代はいくらかかったのか、それともかからなかったのか? すべて明らかにします

魅力的だが正直不安もある「ちょっと古い車」

自称・中古車評論家の伊達であります。わたくしは常日頃「ちょっと古くて安めの、味わい深い中古車のすゝめ」みたいな内容の文章を、各出版社などに売りつけることで生計を立てています。しかし、いくら味わい深かろうが「ちょっと古くて安めの車」ですから、いざ買うとなるとメンテナンス面での不安を覚える人は多いでしょう。そして「そういうお前はどうなんだ? 実は古めの車のメンテ代でヒーヒー言ってるんじゃないか?」との疑いを持っている人もいるかもしれません。

実は過日、わたくしが車両価格98万3000円にて購入した96年式マツダ(ユーノス)ロードスターが納車から1周年を迎えました。ちょうどいい機会ですから、わたくしのロードスターにこの1年間で起きた出来事をつまびらかにすることで、そのあたりの疑いを晴らすといいますか、「ちょっと古くて安めの中古車を買うと、実際その後どうなるのか?」ということをお伝えしたいと思います。

最初の1年間、整備代はぶっちゃけ「0円」でした!

まずは基本的な事実関係から。前述のとおり車は98万3000円の96年式マツダ(ユーノス)ロードスターで、購入時の走行距離は9.9万km。買ったのは16年1月29日で、納車日は同年2月12日でした。最初のうちは初代ルノー カングーと併用していたためさほど距離は延びなかったのですが、途中から(無謀にも)ロードスターのみの1台体制としたため、それなりに距離が延び、17年3月上旬時点で10.4万kmになっています。1年ちょいで5000kmぐらい走った計算ですね。

そしていきなり結論で恐縮ですが、つい先日までメンテナンス代は1銭もかかりませんでした。大した距離を乗ってないからというのもあるかもしれませんが、とにかく「1銭たりとも」かからなかったのです。個人的な嗜好の問題で内装の一部パーツを新品に交換したり、ボディ表面がややくすんでいるように思えたため磨き剤を買ってみたり……というような出費はありましたが、何らかの不具合に起因する出費は本当にゼロ円だったのです。

乗らないで車庫にしまい込んでいたわけではありません。中年草野球部の道具一式を積載してグラウンドまで行き、コストコとかイオンとかまで買い物に行き、取材で関東一円をガンガン走りました。残念ながら遠出こそできていませんが、あなたがあなたの自家用車を使って日々やっている行動とほぼ似たようなことを、わたくしもやったわけです。それでも、21年落ちで10万kmオーバーのド中古車は不具合ゼロでがんばってくれました。ありがたいことです。

▲ロングツーリングはまだ敢行できてませんが、日々の移動にはごく普通に使用している96年式マツダ ロードスター。この写真は、記憶によればカーセンサー編集部に用事があって都心方面に行った際、銀座で撮影したもの

▲ロングツーリングはまだ敢行できてませんが、日々の移動にはごく普通に使用している96年式マツダ ロードスター。この写真は、記憶によればカーセンサー編集部に用事があって都心方面に行った際、銀座で撮影したもの

▲コストコで大量のトイレットペーパーやゴミ袋などを買っても、意外となんとか積載可能でした

▲コストコで大量のトイレットペーパーやゴミ袋などを買っても、意外となんとか積載可能でした

「中古車はメンテ歴重視で選ぶべし」との自説を実践

ただしこれは単純に「ありがたい」だけでなく、わたくしの戦略に基づく「必然」でもありました。

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