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【見学レポート】無印良品でおなじみ良品計画の本社が大リニューアル! “感じ良いオフィスづくり”はこうする

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こんにちは。ガジェット通信編集部ライターのMOCAです。今回は、無印良品でおなじみの株式会社良品計画さんの本社が大リニューアルをしたということで、発行人ふかみんと最近編集部に仲間入りした森あんな記者と筆者とで、見学してきた様子をレポートします。リニューアルの裏話もきいてきましたよ。

事の発端は2016年の6月。「ガジェット通信編集部オフィスを大改造してもらっちゃうぞ」ということで“ガジェット通信編集部オフィス大改造企画”がスタートしました。

何それ? と思った方はこちらの記事をどうぞ。

“第一回 現状把握の巻”
http://getnews.jp/archives/1456844 [リンク]
“第二回 プレゼンテーションの巻”
http://getnews.jp/archives/1475402 [リンク]

無印良品のインテリアアドバイザーさんにオフィス改造プランのプレゼンテーションをしていただき、ああだこうだと社内で検討しているうちに2017年になってしまいました……が! やっと本格的に動きはじめるのです。

「それじゃあ、良品計画さんのオフィスリニューアルプロジェクトを実際に見学してイメージ広げよう」という軽い気持ちで、今回はお邪魔したのですが、そこには想像以上に熱いオフィスインテリアへの情熱があったのでした。
無印良品のインテリアアドバイザー新井さんから今回の大プロジェクトの長い道のりをお聞きしました。

良品計画のオフィスプロジェクト

「感じの良いくらし」をずっと研究してきた無印良品は、昨年2016年から“はたらく場にも感じ良さを”というキーワードのもと、国産木材を使用したオフィス用品を展開する内田洋行と、共同でオフィス向け家具提案を開始しました。今回のオフィスリニューアルプロジェクトは、まずは自分たちで全部やってみて、その経験を今後の提案にいかしていこう! という狙いもあるのです。

”感じ良いはたらく場”のための家具

オフィス提案事業のメインとして、木材が持つぬくもりやあたたかさがはたらく場の感じ良さにつながるという考えから、“美しくしまう”“木とはたらく”“空間を彩る”をキーワードに、内田洋行と国産杉を使用した家具を開発。本社で使われている家具は、ほぼこれです。

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実はこちら、ガジェット通信にも導入が決まっているのです! 現物をみるのが楽しみ。

インテリアプロジェクトは徹底的な現状把握からはじまった

プロジェクトにあたり、まずは社員がどういう働き方をしているのか、要望のききとりと整理、問題の洗い出しなどを各部署、徹底に行いました。

新井さん「そうすると、どこから手をつければいいのかモヤモヤしていたものがはっきりしてくるんですよね」

その結果一番多かった要望は「ミーティングテーブルが欲しい」というもの。しかし、単純にテーブルを増やせばいいのものなのか……と一度立ち止まり人とモノの関係を見直しました。その結果、ただテーブルを増やすのではなくコミュニケーションが生まれる仕組みにたどり着いたのです。

コンセプトは井戸端のある働く場

新井さん「江戸時代の長屋で井戸端にみんなが集まってくる風景ありますよね。それと同じです、いままで各自のデスクに持っていたモノや行為を一カ所に集めることで人が集まる仕組みをつくりました」

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例えば、今まではそれぞれのデスクで持っていた文具を一カ所に集める、そのそばにプリンターやゴミ箱も設置する。そうすると自然とそこに人が集まり、偶発的な出会いが生まれやすくなるのです。

実はこれ、前回の“ガジェット通信編集部大改造”でも提案いただいた内容でもあります。良品計画の本社の経験が生かされていたんですね。
プレゼンテーションの巻[リンク]

完成させないオフィス

本社リニューアル後、今まではそのままになっていた「ここは使いづらい」、「ここはこうしたい」という要望や改善案が社員からから次へとでてくるようになったそうです。モヤモヤを整理したおかげで、次のモヤモヤの正体が見えてくる、いい循環ですね。そして無印良品さんが他のメーカーさんと違うところは、家具を納品してからのそのような“きづき”を取り込んでいき、改善の提案もしてくれるところ。

新井さん「一つ一つ改善していけばもっともっと良くなる。キーワードは完成しないオフィスですね」

すごい。感じよいオフィスをつくることへの熱意が、こうしたところからも垣間見えます。常に現状に対して疑問を忘れないのですね。

人が自然と集まる場所

こちらは社員がお弁当を食べる憩いの場“サロン”。こちらにも人が集まる仕組みが。

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moca

記者:

カフェめぐり、雑貨屋めぐり。手作りも大好き!

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