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口コミ評価最高なのに「R18指定店」「マニア向け」「美味いと書かない」が取材条件の南インド料理店に行ってきた

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福岡では有名すぎる南インドカレー店「KALA」

リピーターに愛されまくり、中毒者続出中。その人気の秘密をさぐりに行って来ました。

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福岡市から1時間弱……。ナビに言われるがままに車を走らせて、やっとたどり着いたところ、いきなりこのPOPな感じ。「不慣れな人には不味い店♡」なぜかハートが書いてある……。

口コミサイトでひと通り書き込みをチェックはしていたものの。

サイト上でBOSSと言われているオーナーの存在が、お会いする前から気になります。

ちょっと勇気を出してドアを開けると、

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コレです。ドアを開けて室内に入る前に勇気を試されるわけです。

むむむ。

お店に入る前から、ずっと試されています。覚悟を……。

来る前からお店の情報を調べまくり、すでに覚悟は決まっていたので、私は普通に入りました(笑)。

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こちらが店内の様子。南インド料理と聞いてそれっぽいのを想像していたのですが、まるで大人のBar。お酒がずらりと並び、DJブースまであるのです。

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さっそく「ランチ・ミールス/ベジタリアン」(1,500円)を注文(ランチメニューはミールスの種類を選ぶことができます。夜は完全予約制)。

ところでミールスって知っていますか? わたしは人生初です。

ミールスは、南インドのランチらしく、香辛料を何種類も使ったカレーをいくつも混ぜ合わせて食べるものなのだそうです。

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BOSSにお願いして、しばらくするとミールスが登場。

美しい彩り。今日は通常の5種類にチキンをプラスしていただいています。こちらのミールスにナンはつきません。ライスオンリー。

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BOSSから「食べ方分かります?」と一言。

「あ、全然分かりません……」ということで作ってくださることに。

まずは、全てのカレーを器から外します。

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次にパリパリをライスの上で砕きながら、さまざまなカレーや具材と一緒に混ぜていきます。

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それぞれのルーを混ぜ合わせて作っていきます。

慣れてきたら、好みで入れる量を加減して好きな味を見つけることが出来そうです。

混ぜ合わせる内容によって味も変わっていきます。

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ベジの全てをかけ終わるとこんな感じです。

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今日はオプションで選べるチキン(+400円)を追加。

その他オプションにはその時々で違うものが数種類があり、特に遠方から来られた方は全部チョイスされることもあるそう。

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全て混ぜ合わさった状態で完成です。作るのも楽しいですね!(実際は作っていただきましたが……)

全てを混ぜ合わせて、ベチャベチャにして食べるのが「ツウ」の食べ方のようです。

早速一口いただきます!

……。

……。

衝撃!

初めて食べるからでしょうか。味が全然感じられません! びっくり! ほぼ無味……。不慣れな人には……ってこういうことかぁ! と、一瞬でいろんなことが頭を駆け巡り、恐る恐る二口目、三口目とスプーンを進めていくと……。

なんとうまくなってくるから不思議! 本当に。味がしっかりする。

あの一口目はなんだったのだろうか! というくらいうまくなっていく! 食べる箇所で混ざり具合が違うので、最後まで飽きずに楽しめます。複雑でフルーティーだったり、辛みがあったり……いろいろな味を感じることができます。味わいつつも、あっという間に完食!

わたしは好きです!

中毒者続出の理由が分かった気がします。

取材を受ける条件は「美味い!」と書かないこと。全てはBOSSの哲学から生み出されている

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個性的でありながら、リピーターに愛されるBOSSこと石川さん。

いろいろなお話をしていただきました。

もともと東京で音楽業界大手の会社にもいらっしゃったそうで、店内にはスタジオもあるなど多才な方です。

きっかけは福岡に戻ってから韓国料理をされていて、「まわりにうまいカレー屋がない」という理由でお店で週1カレーを作り始めたそうです。

もともとやり始めるとエスカレートする性格。

それが、「KALA」へとつながります。

ここでは書けないようないろんな話しをしてくださいましたが、毒舌なようで、全てが哲学的。

例えば、今の日本の飲食業についても「過剰」と一刀両断。

「飲食業と接客業を勘違いしている」

「まずは自分が口に入れるものなんだから調べてこい、と言いたい」

「あくまで飲食業は飲食を提供する場所であって、自分は過剰な接客はしない」と言い切ります。

「大体、初めてのお客さんに美味いものなんて提供できるわけがない。その人のために準備したものなんて何もないんだから。だって、あるもので作ってるんですよ。そこにあるもの。ちなみに今日だって点数で言えば30点ですよ。何度か来てもらって、顔馴染みになって、その人が食べることを想像しながら食材を揃える、作る……。そうしないと美味いものなんて作れるわけがないじゃないですか」

「この取材を受けたのだって、一部の好きになってくれるコアな人と出会えることに期待しているからであって、誰でもかれでも来てほしくないですよ」と。

「ちなみに僕は、いろんなところで外食が出来ません。だって調味料の味が強いから」

「KALA」で使われている塩の量は、わずか。調味料でごまかしません。

BOSS自身もミールスを作り出して、食べ出してから味覚が進化しているらしく、なかなか外食が出来なくなったそうです。

そして、ミールスは毎日食べても飽きない。

ここまで話しをしていると至って真面目ですが、本当に面白いBOSSです。

中毒者が続出するのは料理だけでなく、BOSSがいてこそ。

カリスマ感が半端ないです。

そして、若くて美しい奥様と、お孫さんと同じ年の可愛い息子さんがいたりもします。

南インドには全く興味がないそうです(笑)。

もう行ってみるしかないです!

食べてみるしかない!

BOSSに会ってみるしかない!

わたしは、また行きます!

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お店情報

KALA (カーラ)

住所:福岡県中間市東中間1-3-7 Kタウン1F

電話番号:093-245-3501

営業時間:

●ランチ(予約推奨)

平日 11:30~15:00(LO 14:30)

土日 11:30~16:00(LO 15:00)

●ディナー(要予約(当日15:00まで)、定休日は応相談)

☎090-7159-3045:石川

18:00~ Close

定休日:火曜日・水曜日(祝日は営業)たまに不定休

※この記事は2017年1月の情報です。

※金額はすべて税込みです。

書いた人:安藤エリカ

安藤エリカ

福岡県出身。1984年生まれ。地元情報誌の制作や編集を経て、ライターに。飲食店に行くことの楽しみは、美味しい料理と雰囲気。お酒も大好きです。

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