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実用的なアシとして、総額50万円以下で選び放題のワゴンRはやはり偉大なり!

▲ベーシックながら多くのユーザーの支持を受け続けている名車、スズキ ワゴンR

▲ベーシックながら多くのユーザーの支持を受け続けている名車、スズキ ワゴンR

日本の軽自動車の新たなるスタンダードを築いた名車

最近の軽自動車といえば、限られたサイズの中で最大限の室内空間を実現するため、背の高い車種が人気の中心となっているのはご存じのとおり。この、室内空間を確保するために背の高いスタイルを取り入れるというのを一般的にしたのが1993年に登場した初代ワゴンRです。なお、1990年に三菱 ミニカトッポが登場していますが、そちらは2ドア+リアゲートで、どちらかというと軽セダンをベースにしたフルゴネットバン的な車でありました。

ワゴンRはフロアパンこそアルト系のものを使用していましたが、フロアを二重構造にして着座位置を高めにしたり(結果的に遮音にも効果があった)、ダブルフォールディング式のリアシートでフラットな荷室を実現したりと、運転のしやすさに加えてスペースユーティリティにも優れたモデルであり、既存のコンポーネントを流用したことで実現した比較的安価な価格とも相まって、爆発的なヒット作となりました。

それほど爆発的に売れたワゴンRですから、中古車市場でもタマ数は豊富。総額50万以内の予算でも4代目モデル(2008~2012年)をチョイスすることが余裕で可能なのです。ということで、今回はそんなワゴンRの歴史を振り返りつつ、どんな中古車が狙えるかを見ていきましょう!

初代モデル(1993年~1998年)

シンプルなグレード構成からワイドバリエーションへ

▲アメリカのミニバンを手本にした初代ワゴンR

▲アメリカのミニバンを手本にした初代ワゴンR

デビュー当初は3つのグレード、1つのエンジン、2つのミッション、1つのボディタイプと至極シンプルな構成だった初代ワゴンRでしたが、販売台数が伸びるにつれて、ターボモデルや新型エンジンの追加、4速ATやコラムシフトの採用、5ドアボディの設定とどんどんバリエーションが拡大されました。また、大型サンルーフを装備した「ロフト」グレードも登場。初代では唯一のサンルーフ装着仕様車でした。

そんな初代モデルは、最終型でも登場から約20年が経過していることから中古車市場では大幅に減少。記事執筆時点で50台ほどとなっています。さすがに年式も古くなってきており、普段のアシとしてオススメしづらいモデルとなってきていますが、逆にノーマルでキレイな個体には今後プレミア価格が付く可能性も考えられます。軽自動車の歴史を変えた1台として再評価される日も近いかもしれません!?

2代目モデル(1998年~2003年)

軽自動車の新規格に対応した2代目モデル

▲2代目のジンクスを破り100万台以上の販売台数を記録した

▲2代目のジンクスを破り100万台以上の販売台数を記録した

初代が爆発的なヒットを記録したことで、大きく外観を変更することなくキープコンセプトで登場した2代目モデルですが、ボディサイズが新規格に対応するため拡大されたのが最大のトピック。先代に引き続き1+2ドアのボディも用意されていましたが、5ドアボディが主力となりモデルライフ途中で廃止されています。 2代目で人気となったのは、スポーティモデルと位置付けられエアロパーツなどを装着した「RR」グレード。やわらかい印象のワゴンRが一変、キリッとした印象のルックスは若いユーザーに支持されていました。

100万台以上が販売された2代目ワゴンRですが、中古車の台数は減少傾向。とはいえ、初代の20倍近い1000台近くの台数が流通しています。その中で50万円以下で狙えるオススメモデルはK6A型DOHCターボエンジンを搭載したRRグレード。現行アルトワークスを凌ぐ最大トルクを誇るエンジンを搭載したRRであれば、遅さを感じることはないでしょう。また、ターボエンジンにMTを組み合わせる設定があるのも2代目が最後。アシ車でもMTで走りを楽しみたいというユーザーにもオススメしたいところです。

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