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2月22日は「猫の日」 海外でも知られている日本の「猫小説」とは

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2月22日は「猫の日」 海外でも知られている日本の「猫小説」とは

ネコが好きな人ならご存知かもしれませんが、今日2月22日は「にゃんにゃんにゃん」ということで「猫の日」です。

いつも癒しをくれる猫への感謝の気持ちを表したいこの日ですが、猫にちなんだ本を読んでみるのも一興。

そんなこんなで、猫が登場する本を探していたら、ペルーの日刊紙「Trome」で「Día del gato: 5 libros que un ‘cat lover’ debería leer(猫の日:愛猫家がよむべき5冊の本)」なる記事を発見しました。

表紙

■海外でも有名な日本の「猫小説」

驚いたのが、この記事で取り上げられている5冊のうち3冊が日本人作家の本だったこと。

1冊目は「猫が登場する本」としてまっさきに思い浮かぶ、夏目漱石『吾輩は猫である』でした。

夏目漱石は海外でも、日本文学の巨匠として評価され、『吾輩は猫である』もかなり有名。この記事でも”Soy un gato, aunque todavía no tengo nombre.”(吾輩は猫である。名前はまだない。)という書き出しとともに取り上げられています。

また、『海辺のカフカ』(村上春樹)もリスト入り。主役級ではないにしろ、ナカタさんという、猫と話のできる登場人物が出てくるところが「猫小説」たるゆえんでしょうか。猫と話ができるって最高ですね。

最後は平出隆氏の『猫の客』。ある日を境に主人公宅を訪れるようになった猫との出会いと別れを書いた、知られざる名作小説です。

残りの2冊は海外勢で、2007年にノーベル文学賞を受賞し、無類の猫好きとして知られるドリス・レッシングの『Gatos ilustres』と、猫をテーマに編まれたアンソロジー『Las Mejores Historias Sobre Gatos』(ともに未邦訳)でした。

ところで、日本の「猫の日」は猫の鳴き声「にゃー」を「2」にひっかけて設立されたものですが、2を「に」と発音しない海外で、この時期にこんな記事が配信されることに疑問を持った人もいるかもしれません。

実は、「猫の日」というのはロシアでは3月1日、アメリカでは10月29日など、国や地域、設立団体によって様々。そのうちの一つに、ビル・クリントン元米大統領の飼い猫として知られていた「ソックス」の命日である2月20日とする「International Cat Day」があり、今回の「Trome」の記事はこの日にちなんで制作されたもののようです。

古くから猫が大好きな日本人ということで、猫が登場する小説はここで取り上げたもののほかにもたくさんあります。今夜は我が家の猫を膝に置いて、お気にいりの「猫小説」を開いてみてはいかがでしょうか。

(新刊JP編集部 山田洋介)

参考サイト

Día del gato: 5 libros que un ‘cat lover’ debería leer(Trome)

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元記事はこちら

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