ガジェ通日誌「けんちゃん声でかい」「緑の壁紙」「自動卓」「おハガキが届いた」「警視庁がまた捜査情報漏洩」「東京プレスクラブ新書創刊」「MEGWIN TVアワード2011」

けんちゃんがゲームしているところ

けんちゃん声でかい

けんちゃんがガジェ通と合流。生主のけんちゃんが生放送チーム関連の仕事を手伝ってくれることになりました。
主には出演の方ですが、放送の裏方仕事も覚えてくれるそうです。助かるなぁ。

おとついは半日ぐらいずっとゲームをしたり、機材の操作を覚えたり。今日はハニー大木氏と共にゲーム実況に出演。
写真は、ずーっとゲームをしているけんちゃん。

けんちゃんの特徴はやっぱりそのでかい声ですね。あまりに声が大きいので、音声のシゲちゃん判断でピンマイクを切っていることもあります。周りのマイクで声を拾って、それでも大きいという。でもけんちゃんいわく、この声の大きさじゃないと元気にしゃべれないそうです。試しに小さな声でしゃべってみてもらったら、すげぇ暗い感じになりました。やっぱりけんちゃんはあの声のままでよいと思います。

けんちゃんとハニー大木が出演している番組です。

【ガジェ通Live】ゲーム実況『セインツロウ ザ・サード』part2
http://live.nicovideo.jp/gate/lv74152854

緑の壁紙

緑の壁紙

仕事中にふと横山緑のパソコンの画面を見たら、なんか集合写真みたいな壁紙になってた。「なにそれ?」って壁紙を指したら、「違いますよ!」となにか焦った様子。よく見ると、こないだやったマージャン放送の出演者の楽しそうな集合写真。「あ、緑ちゃんってそういう写真、壁紙にするんだ」というと「違いますよ、マウスの操作を間違えたんすよ!」とよくわからんことを。出演者仲間の写真を壁紙にしたからって、そんなに恥ずかしがらなくてもいいのになぁ。緑氏には緑氏なりのルールがあるようで。

緑氏には他にも彼なりのルールがあり、例えば視聴者からモノや金銭は一切受け取らない、というのがあります。また、放送では思ったことをそのまま言う、しかもディスるのが流儀。もちろん緑氏のポリシーはそれでいいと思うんだけど、仕事で、ということになると、これまでのやり方では難しい。思ったことをそのまま言って、ディスることも辞さない、ということであればスポンサーは非常につきづらいですし(ていうかほぼ無理)、それでは視聴者の皆さんに課金をできるかというと、それも金銭をもらうことはルール違反なのでできない。さて、どう「仕事」にしようかというところで立ち止まっている、ってのが正直なところです。横山緑は果たして、放送者として生きて行けるのか。

もひとつ、実際に試行錯誤してみて改めて実感していること。ニコニコ生放送には個人放送者がメインの「ユーザー生放送」と、企業などが主に使っている「チャンネル放送」というのがあります。この「ユーザー放送で視聴者にウケる内容」と、「チャンネル放送でできること」との間にズレがあり、そこを埋めることはかなり難しいなぁと。もちろん、チャンネル放送=企業の方がやりやすい部分はあることはあるのですが、その恩恵って結構微々たるもので、結局ウェブとネットがより便利に使いやすくなり、そして放送機器も安価になってきましたから、個人放送でできること、その可能性がどんどん拡がってきてるわけです。そしてむしろ企業ができることはあいかわらずで、個人でできることの方が大きくなってきている。さらにそっちの方が面白くて、刺激的だと。ただ、難点を言えばそちらは消費されて終わることが多い、もしくは出しきって終わってしまうことが多いようです。そんな中でも継続できている横山緑とか、けんちゃんとか、ハニー大木とかは稀有な存在だし、他とは違う何かを持っているんだと思います。底が見えない何か、普遍的な面白さのような部分ですね。だんだん抽象的な話になってきてる気がしますが、そこを意識的に抽出できればどこで放送しても面白い放送ができるんじゃないかと思います。というわけでもう少し試行錯誤してみたいと思う次第です。

自動卓

マージャン自動卓

最近マージャン放送を企画したこともあり(15万を超える視聴をいただきました。ありがとうございます)、なんかマージャンづいているガジェ通編集部ですが、自動卓を貸していただいてレビューさせてもらうことにしました。さっそく自動卓を届けていただいて、編集部の真ん中にマージャンの自動卓があります。なんか変な感じです。マージャン好きが編集部に沢山いますので、みんな熱心に触ってました。向こうではPS3でゲームをやっている人、こっちには3DSでマリオカートをやっている人。なんか編集部が遊び場みたいになってきました。そういえばこないだは、ポーカー放送もやり、好評をいただきました。ポーカー放送はまた近日中にやる予定です。

まぁ、僕はマージャンのルール知らないんですけども……。

おハガキが本当に届いた

よくみたらゴールデンキングに届いたハガキの写真だった

コナラジというラジオ風生放送番組をやっているんですが、そこでおハガキを募集したところ、本当におハガキが届き始めました。パーソナリティのコナさんやディレクターの緑氏を可愛く絵にして描いてくださっています。小耳にはさんだところによると先日は海外からも届いていたようですよ。いただいたおハガキの一部を写真でご紹介します。

警視庁がまた捜査情報漏洩

なんか掲示板等に2ちゃんを運営しているのはココ、って沢山書かれていたせいかどうかわかんないですけど、先日ガジェ通編集部(東京産業新聞社)に警視庁の人がやってきて色々と調べていきました。結局すぐに「あなたたちが2ちゃんねるを管理している可能性は極めて低い」と言われました。最初からそう言ってたんですけどね。そもそも日本の企業が2ちゃんを管理可能だとは思えないです。ちなみに警視庁が一連の捜査を始めることになったきっかけは、2ちゃんの「薬・違法板」という掲示板の書き込みで、その掲示板の書き込みを通して麻薬の取引がおこなわれたからとのことです。警視庁の人にその板の書き込みの一部を見せてもらいましたけど、確かにそのような書き込みが多数おこなわれていることが確認できましたので、掲示板全文検索サービスと掲示板ブラウザーのサービス対象からその板は外しました。今回の出来事、原発事故や国家公務員住宅問題でいろいろ書いたからかなという考えが一瞬よぎりましたが、どうなんですかね。

尚、週刊朝日によれば、これらの捜査情報は事前に警視庁からダダ漏れだったらしいです。捜査情報がメディアに漏洩、といえば今年のはじめに大相撲の野球賭博事件に絡んで捜査情報が警察からNHK記者に漏れるという事件があり、まだ記憶に新しいところです。このときはNHK会長や記者に極めて重い処分が下されました。そんな教訓があるにも関わらず、警視庁の情報漏洩体質はさっぱり改善されてないということみたいです。まだ1年も経ってないのに。そういえば、NHKからも取材の打診がありましたけど、警視庁の捜査情報は雑誌だけではなく、NHKにもまた漏れていたみたいですね。またNHK会長が処分されるんでしょうか。NHKには捜査情報の漏洩ルートについて質問してるんですが、そのあたりの調査が進んでいるのか気になるところです。この件に関しては警視庁側にもコメントいただきましたので、別の記事にしようかなと思ってます。

そうそう、警視庁の人によれば、警察は横の情報連携が弱いので、掲示板の書き込みに関して各都道府県の警察が別々に捜査する可能性があるそうです。ですんで、警視庁(東京の警察)が問題ナシ、と判断したとしても、別の都道府県の警察がまた別に捜査に来る可能性もあるよ、ということを言われました。ただ、警視庁に照会があれば、問題ナシってのを回答させてもらいます、とのこと。そんなわけですので、全国の都道府県の警察の人は、なにはともあれまず警視庁に照会することをおすすめします。さすがにあと46回同じ質問をされたらこっちもかないませんので、よろしくです。今回、なかなか貴重な体験をさせてもらいましたんで面白い話は他にもありますが、それはまたの機会に。

そうそう、公務員住宅で思い出しましたけど、Factaの阿部編集長ブログでおこなわれている公開質問が興味深いです
http://facta.co.jp/blog/archives/20111215001049.html
公務員住宅に絡む利権を守ろうと必死な財務省のトップが住んでる公務員住宅の家賃等を質問したらまさかの無回答だったというお話。財務省トップの公務員住宅の家賃は最大のシークレットなんだそうです。

東京プレスクラブ新書創刊

「国会原発事故調査委員会」立法府からの挑戦状

ガジェット通信と協力関係にある東京プレスクラブさんが「東京プレスクラブ新書」という新書シリーズをスタートしました。東京プレスクラブさんは、主に政治・行政の動きをウォッチし、適宜シェアすべき情報を公開し、あらゆるメディアで自由に利用することを可能にした取材チームです。これまではウェブを使った情報発信のみでしたが、新しく書籍のシリーズを発刊し、対メディアのみならずより多くの読者へ政治・行政の現場の動きを伝えていきたい、とのことです。記念すべき一冊目は衆議院議員である塩崎恭久氏の『「国会原発事故調査委員会」立法府からの挑戦状』です。

「国会原発事故調査委員会」立法府からの挑戦状: 塩崎 恭久
http://www.amazon.co.jp/dp/4905156033/

この本は、憲政史上初めて国会に設置された民間専門家による委員会「福島原発事故調査委員会」ができるまでを綴ったドキュメントです。
政府内につくられた委員会が、果たして政府の誤ちに対して客観的な評価をできるのだろうか、という疑問からこの委員会づくりは始まっています。政府から完全に独立した、国会内におかれた調査委員会。政府(行政)につくるのではなく、国会(立法)に事故調査委員会をつくることの意義とそれが実現するための過程がこの本で語られています。

尚、この本はわずか3週間で完成。これは出版の世界では異例のスピードらしいです。

MEGWIN TV アワード2011

土曜日の19時から、MEGWIN TVさんの今年一番面白かった動画を決める生放送番組をガジェ通スタジオから放送します。日本の動画史の一端を担うMEGWINさんがニコ生初見参!となりますので、面白動画が好きな方は是非ご覧ください。まとめてMEGWINさんの動画の面白かった部分をみることができますよー。

「MEGWIN TV」の今年一番面白い動画が決まるアワード2011
http://live.nicovideo.jp/gate/lv73711224

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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