【和歌山】こんなにアクティブなパンダは初めて!アドベンチャーワールド/現地特派員レポート
【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
世界3大珍獣!大人気のパンダに会える動物園
アドベンチャーワールドは和歌山県の南紀白浜空港からすぐの高台にある動物ふれあいテーマパークです。
主に、野生動物達が暮らす「サファリワールド」、イルカショーが魅力の「マリンワールド」、リス猿やカワウソと触れ合える「エンジョイワールド」、アトラクションが勢揃いの「プレイゾーン」、パンダが暮らす「ブリーディングセンター」と「パンダラブ」の6つのゾーンから構成されています。その中でも注目はパンダです!
今回は大人気のパンダを観察できる「ブリーディングセンター」と「パンダラブ」の2つのゾーンについて紹介したいと思います。
国内最多飼育数!パンダファミリーに会いに行こう
アドベンチャーワールドには2016年12月現在で8頭のジャイアントパンダが暮らしています。この数は上野動物園を上回り、国内最多飼育数を誇ります。「ブリーディングセンター」では父「永明」と母「良浜」、その娘「陽浜」と最近生まれた赤ちゃんパンダの4頭を観察できます。お父さんパンダ以外はみなアドベンチャーワールド(白浜)で生まれ育ちました。
実はアドベンチャーワールドは、パンダの繁殖研究の最前線に立つ施設なのです。1994年に中国の成都ジャイアントパンダ繁殖研究所の日本支部に認定され、日中共同研究を進める中で、中国以外では世界一の研究所としてパンダの自然繁殖に成功しています。そんな当施設で今年待望の赤ちゃんパンダが誕生しました!
生後3か月、赤ちゃんパンダの「結浜」
2016年9月18日(日)午前1時11分にメスのパンダの赤ちゃんが生まれました。名前は一般公募から「結浜」と名付けられました。産まれたときの体重は197gでしたが、お母さんパンダの愛情を受けてすくすく成長し、11月には3025gまで大きくなりました。
産まれた時はピンク色をしていますが、生後1か月でトレードマークの白黒模様になります。ブリーディングセンターでは、赤ちゃんパンダの成長やお母さんパンダの子育ての様子を見る事ができます。いずれも公開時間が決まっているのでお見逃しなく!
仲良し双子のパンダ姉妹
希少動物の繁殖と育成を目的とした施設「パンダラブ」では、「優浜」、「海浜」、「桜浜」、「桃浜」という4頭のパンダの子供たちが暮らしています。
屋内と屋外に設けられた運動場で、パンダが竹を食べたり、お昼寝したり、遊んだりする様子が見学できます。
特に2014年生まれの双子のパンダ「桜浜」と「桃浜」は、2頭で元気に遊ぶ姿がとても可愛いです。追いかけっこをしたり木に登ったり、こんなにアクティブなパンダは初めて見ました! 午前中はのんびり過ごしているようなので、お昼寝後の16:00頃に行くと活発な姿を見られる確率が高いそうです。
パンダ以外にも見所盛りだくさん!
魅力はパンダだけではありません! 海獣館ではエンペラーペンギンに赤ちゃんが誕生し、微笑ましいペンギンの親子を見る事が出来ました。
また、ショーのクオリティがとても高く、「アニマルアクション」というアシカを中心としたコミカルショーや、「マリンライブ」というイルカやクジラのパフォーマンスはとても感動します。
サファリワールドではケニア号に乗って動物を観察する他に、歩きや自転車で草食動物ゾーンを見学する事も可能です。時間が決まっているイベント等もたくさんありますので、到着したら園内マップを手に入れてスケジュールをチェックしてくださいね。
アドベンチャーワールド
営業日:HPの営業カレンダーをご確認願います。
営業時間: 9:30~17:00(3~11月)、10:00~17:00(12月~2月)、繁忙期変動あり
交通:南紀白浜空港からバス5分、JR白浜駅からバス10分
入場料:18歳以上4100円、65歳以上3,700円、12~17歳3,300円、4歳~11歳2,500円
駐車場料金:普通車1,200円
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