【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」

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【ユニークな講義を展開する学びの場「自由大学」による寄稿】

【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」

本業以外の自分を模索する「自分を育てる旅」

【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」
写真提供:自由大学

LCCのタイムセールだったり、世界のどこかの美しい景色だったり、思わず旅に出たくなるような情報が日々SNSのウォールにも流れてくる。航空券やホテルの予約は全てネットでできるし、魅力的な旅先の情報だっていまやネットに溢れている。現地の家庭の一部屋や、そこでご馳走になる家庭料理、DIYのユニークな現地ツアーなどが商品として流通するようになった。
もはや旅人を取り巻く環境は大きく変わったと言ってよい。そんな変化に合わせて、僕らの旅は変わったんだろうか? そもそも、僕らはなぜ旅をするんだろう?

【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」
忙しい毎日、立ち止まって自分自身を見つめる時間は限りなく少ない。そんな中で、1週間程度の休みで行ける旅は、会社員にとって本業以外の生きかたを模索するこの上ない実験の場。そのためにも、旅なんか関係なく「自分がやりたいこと」をとにかく洗い出すところからスタートし、ユニークな「じぶんスタイル世界旅行」に昇華させていく講義が自由大学にはある。簡単なようで、案外難しい。何度も壁にぶつかり、ひとつひとつ頭を振り絞って、勇気を振り絞って書いた言葉から「自分の軸」の欠片がきっと炙り出される。一か月かけてその欠片を、手を使って、頭を使って、皆で議論しながら。
講師の森川さんは『そんな地に足つけて考え抜いてつくった旅は、いつも自分を育ててくれるんじゃないかと僕は思っている。』と語る。

【実践レポート】白地図に描くことから始まる”自分育て”の旅

講義で描いた旅の第一歩をベトナムで踏み出した第1期受講生の飯田さんが、旅を描いたことで起きた変化をまとめた実践レポートをご紹介します。

こんにちは。飯田と申します。いきなりですが、振り返れば私は、“カタにハマった”人生を過ごしてきました。学生時代は部活と受験、社会人になってからもいわゆる“社畜系”サラリーマン。そして私は2015年、30歳(ミソジ)という、人生のひとつのターニングポイントを迎えます。今の人生も十分楽しいけど、もっと社会と交わったり、自然に触れたり、見えないものを見ることで、もっともっと人生を充実させられるのでは? と、人知れずジメジメと考えていました。

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そんな中、Facebookで「じぶんスタイル世界旅行」というタイトルの講義を見つけました。世界旅行って「人生で一度は行ってみたいな」と誰もが思っていると思います。私もそうでしたが、それよりも「見えないものを見たい」、「いつもと違う白地図の上で人生を描いてみたい(Think out of the box!)」というのが、私がこの講義を選んだより本質的な理由な気がします。

そんな飯田さんは、講義によってどのように自分を育てていったのでしょうか??

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旅は「じぶん探し」ではなくて、そこにある「じぶん育て」

 講義は、まさに白地図の上に自分の夢や目標、好奇心や冒険心に任せて、旅の計画を書き込んでいくというもの。“世界旅行”そのものと、“人生の旅”という意味でも経験のある教授の森川さんから色んなインプットをもらったことで、自分の思考も引き上げられました。

僕の場合は、まずは楽しく「北欧諸国を旅してオーロラを見てみたい」とか「イースター島に行ってみたい」とか「アメリカ大陸踏まないで人生終わるとかありえないだろ」とかブツブツ独り言を言いながら、ミーハーに考えました。そして、こうした自分の興味領域や趣向を、ワークショップなどを通じて2回・3回と参加のメンバーや教授と共に深めていくうちに、「アメリカ西海岸のDIY文化を体験して暮らしについて見つめ直してみたい」とか、「東南アジアの混沌の中で自らの情熱を高めたい」とか、いつのまにか“人生の旅”への舵取りを始めているかのような感覚になってきました。ほんとに気がついたらこうなっていた、という感覚。

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 もともと30歳(ミソジ)を前に、人生を一度見つめ直してみたいという背景があってのこととは思いますが、普段の枠から飛び出て考える「世界」という枠を超えたフィールドで、「旅行」すなわち“人生の旅”という切り口から、様々なことに夢や想いを巡らすのは、とても貴重な時間だったと今になってより感じます。「じぶん探しの旅」という言葉もありますが、私にとって旅は、そこにある「じぶん育て」なのだと思います。講義を受けての発見や結論は、自分の考えを人に話す、共有するだけでも現実味が高まるし、それだけ可能性も広がっていく素敵な講義だと思います。
 
【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」
そんな飯田さんは、どのように「じぶんスタイル」の旅行を実践されたのでしょうか??

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地図に描いてみたら、それを実現せずにはいられなくなる

 さて、実は今、ベトナム中部にあるフエという街でこのレポートを書いています。「じぶんスタイル世界旅行」の受講から約2か月後、12月の初旬からとあるプログラムに参加する機会に恵まれ、今ベトナムを拠点に活動するNPOにて2か月間の職務にあたっています。次の旅の計画はまだしていませんが、その時にもきっとこの考えた描いた白地図から引き出されるのかもしれませんね。

【旅人レポート】愛すべき”じぶん”に気づく「旅の作り方」
もともとは「カタにハマった」人生を送りかけていたかもしれない私。この講義もひとつの契機となり、卒業後、旅の一歩を踏み出すことができました。本当に一歩を踏み出すのはなかなか難しくても、地図に描いてみることなら簡単。でも一度地図に描いてみたら、それを実現せずにはいられなくなる、そんな胸の高鳴り方もあるんじゃないかなと思っています。

“じぶん”を導けるのは“じぶん”だけ。もっと楽しめるかも“じぶん”次第。そこにある愛すべき“じぶん”と向き合い、見えないものを見るための、人生という名の旅—。
みなさんもぜひ、“じぶんスタイル”な旅を描いてみてはいかがでしょうか?

守りにはいっていませんか? クリエイティブな考え方をするには
1週間でもいい。せっかく時間とお金を投資して旅に出るのなら、ただの観光から卒業して「自分の軸」を育てる、未来に繋がる旅をしよう。旅とは、「自分の活動範囲(舞台)を広げること」であり、「国境から自由になること」だと私は考えています。本講義”じぶんスタイル世界旅行”では、そんな「旅」のつくりかたを一緒に学んでいきたいと思います。
自分がやりたいことを軸に、自由に世界を駆け巡ってみませんか?
-森川寛信(自由大学教授)-

※この記事は自由大学「じぶんスタイル世界旅行」の講義レポート・募集ページをもとにTABIZINE編集部が編集しました。

■自由大学
【運営母体の名称】株式会社スクーリング・パッド
【所在地】〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-14-29原宿第一マンションズ75

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TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

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