松本人志が“地上波では描けない笑い”を語る 新作バラエティ『ドキュメンタル』11月30日スタート

matsumoto_main

『Amazonプライム・ビデオ』にて独占配信される、新作バラエティ・シリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル』。プレゼンターを務めた松本人志(ダウンタウン)が、インターネット配信だからこそ創造できた本シリーズの魅力を語った。

sub1

松本:「普段、テレビの地上波で番組をやってると、どうしても、ねぇ、多少は老若男女の皆さんに楽しんでもらわなくてはいけないので、いろんな要素を入れなくてはいけない。ちょっとケチャップ味にしたいとか、マヨネーズを付けたりとか、テレビの中では調味料的な要素が必要かなと思ってます。そんな中で、無駄な部分を省いたというか、ぜい肉をそぎ落としたというか、本当に面白いことだけをやる場所がないかと探してたところだったんですよね」

全4話で描かれるのは、10人の芸人たちが自ら参加費100万円を用意し、芸人のプライドを賭けて賞金1000万を競う“密室笑わせ合いサバイバル”。制限時間6時間。同じ部屋に集まった参加者同士が、あの手この手で“笑わせ合う”のが基本ルールだ。笑ってしまい、レッドカードが出たら即退場となる。

松本:まるで世界情勢を見ているようでした。この人って、国で言うところのナニ人なんだ、とか。この国とこの国がやり合うと、こんな感じになって、その間にこの国が入っていって……。なんか、そんな感じがしましたね」

main

栄えあるメンバーに選ばれたのは、宮川大輔藤本敏史(FUJIWARA)、くっきー(野性爆弾)、ハチミツ二郎(東京ダイナマイト)、久保田和靖(とろサーモン)、斎藤司(トレンディエンジェル)、アントニー(マテンロウ)、川原克己(天竺鼠)、ジミー大西大地洋輔(ダイノジ)の個性豊かな10人。

松本:「個性のぶつかり合いで、いわゆるツッコミが存在しない。キャラクターだけでどんだけ相手を笑わせられるか、ねじ伏せられるか。正直、一般の中では機能してない人たちですよね。ちょっと問題ありだな、ギリギリだなっていう人たちを集めてみました」「唯一の先輩ですけど、ジミーちゃんは嫌ですよね。笑いに計算がないので。テクニックは持ってないけど、ある種、出てきた頃のボブ・サップみたいな恐ろしさがありますよ」

そもそも、『ドキュメンタル』とは、“ドキュメンタリー”と“メンタル”を合わせて考案された造語である。

松本:「この番組をどう撮っていくか考えた時に、ドキュメンタリーとして追いかけた方が面白いやろうな、というのがあったんですよね。テレビの場合は何があっても最終的にギャラがもらえるわけですけど、今回のは自分で用意した100万円を失うかもしれないんでね。それぞれ同じくらいの収入ではないですから、彼らのメンタルがどう出てくるのかなと。その部分を面白がりたいと思いました」

sub3

松本:「撮影してみて、まだまだ進化していく可能性は感じましたね。今回は密室の中に限定しましたけど、要素を足したり引いたり、もっともっと違うカタチに変化してくかもしれません。今回は、よしもとの芸人で試してみたけど、事務所にかかわらず、もっと言えば芸人にかかわらず、タレントにかかわらずでもイイのかもしれない。カテゴリを取っ払ったら、とんでもないヤツが出てくるんじゃないかと、楽しみにしています」

ファンにとっては、松本がプレイヤーとして参戦する姿も見たいところだが?

松本:「僕が参加する場合は、参加費1億でやりたいな。いや、それは言いすぎました(笑)。1000万ですね。賞金は1億で。そんな夢はありますが、参加してくれる人たちが果たして何人いるのか。問題はそこですね」

『HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル』(全4話)は、11月30日(水)より『Amazonプライム・ビデオ』にて見放題独占配信をスタート。毎週水曜日に1話ずつ更新される。

『HITOSHI MATSUMOTO Presentsドキュメンタル』トレーラー(YouTube)
https://youtu.be/v3IBEEq8Ack

Amazonプライム・ビデオ:
www.amazon.co.jp/primevideo

(C)2016 YD Creation

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 松本人志が“地上波では描けない笑い”を語る 新作バラエティ『ドキュメンタル』11月30日スタート
よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング