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レディー・ガガも訪れた気鋭の芸術家コラボ展

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J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。11月7日(月)のオンエアでは、故・岡本太郎さんと、新進気鋭のアーティスト、舘鼻則孝さんのコラボレーション展「舘鼻則孝 呪力の美学」を紹介しました。

今年没後20年を迎える日本が誇る芸術家、岡本太郎さん。生前自らの作品を一度も売らなかったことなど、芸術の意義を伝える独自のメッセージは今なお強い影響力を多方面に与えています。

そんな岡本さんと、レディー・ガガさんも愛用する“ヒールレスシューズ”で世界的に知られるようになったアーティスト、舘鼻則孝さん。この2人のアーティストをつないだのは、岡本太郎記念館の館長・平野暁臣さんでした。平野さんは舘鼻さんと初めて会った日に、「岡本太郎記念館で展覧会をしてほしい」とコラボレーションを提案。そこで舘鼻さんが考えたことは「2人の芸術家の化学反応」でした。

「普通、コラボレーションといえば寄り添う感じですよね。仲良く手を結んで制作するというか。ただもう岡本太郎さんご本人は亡くなられていますので、そういう中で、どのような形で作品にするかということを悩んだんですけど、ひとつの答えとして『ぶつかり合う感じがいいな』と思ったんです。元素と元素をぶつけあった時に新しい元素が生まれるような感覚で、化学反応を起こしたかった。そういう意味では自分も変わらなくちゃいけないし、今までの作品とは違った部分を見てほしかったですね」(舘鼻さん、以下同)

そしておよそ2年の歳月をかけて実現した展覧会が、11月3日(木・祝)にスタートした「舘鼻則孝 呪力の美学」です。岡本さんの言葉、“呪う力”と書いて「呪力」。そこには「芸術は呪術だ」と言った岡本さんをもっと知りたいという舘鼻さんの想いが込められていると言います。

「(岡本)太郎さんの視点に立ってみたかったというか…どういう美学でものづくりをしていたのか、芸術を捉えていたのかというのを、自分もそちら側に立って見てみたかったんです。太郎さんは『芸術は爆発だ』という言葉が非常に有名ですし、『呪い』と言うと怖い部分もありますが、僕の中では太郎さんの作品に、非常に『妖力』を感じるので、それがどのように出来上がっているのか覗いてみたかったという僕の視点を表している展覧会名です」

2人の芸術家が放つ強いエネルギーで満ちている会場は、壁が真っ赤な「赤い部屋」と、映像と舘鼻さんの骨をスキャンして作った骸骨の作品が置いてある「黒い部屋」の2つに分かれています。

「赤い部屋」は生命力をテーマに、一方の「黒い部屋」は死や過去をテーマに作品が作られ、2つの部屋が橋(通路)でつながれており、まるで幽体離脱したような感覚で、橋を渡って生と死を行き来する構成。時代感、生命力、死、岡本さんの死、死の象徴である骸骨などを通して死と見つめ合うような体感型の展覧会になっています。

会場である岡本太郎記念館は、もともと岡本さんが亡くなるまで50年近く、アトリエ兼住居として使われていた場所。そんな岡本さんの芸術が生み出された空間で、「生と死」をアートを通して感じ取ってはいかがでしょうか。

ちなみに、先日来日したレディー・ガガさんも舘鼻さんの展覧会ということで訪れ、インスタグラムなどにその様子を早速アップしていたそうです。「舘鼻則孝 呪力の美学」は、2017年3月5日(日)まで開催されています。

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【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時−11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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