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東京五輪(1964年)の選手や聖火ランナーが登壇!東洋学園大学の特別公開授業に行ってきた!

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10月18日、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が来日し、小池都知事と会談したことで、国民の関心が増々高まっている東京オリンピック。そんな中、東洋学園大学で、創立90周年を記念して、特別公開授業「聖火トーチがつなぐココロのバトン~みんなでつくる、2020年東京五輪~」が、開講されたので行ってきた!

この特別授業には、特別講師として1964年の東京五輪で、ボート競技に出場した佐藤直司さんと、聖火ランナーを務めた鈴木満さんが登壇した。

まず当時の生活の違いについて話をされたおふたり。鈴木さんは、「会社に入った時の初任給は7000~8000円で、手取り3500円くらいだった。」とのこと。また、オリンピックで会社から5000円を貰ったそうだ。佐藤さんは、「オリンピックの出場が決まった瞬間からはカロリーが高いものが食べられたが、それまでは納豆とご飯と味噌汁と生卵くらい。」と、当時の食生活を振り返った。また、カラーテレビを買っても、実際に放送されるのは白黒ばかりだったそうだ。

その後、生徒からの質問に答えるディスカッション形式で授業が進められた。
今の自分たちはあまり実感がわかないが、当時の若者は盛り上がっていたのか?という質問に、佐藤さんは「日本は戦争に負けて東京も焼け野原になり打ちひしがれていた。それから19年経って、日本はこういう国になったんだ!と世界にプレゼンテーションする場だったので、日本の復興ぶり、これからにむけての素晴らしさを示すんだ!と、一丸となって取り組んでいた。」と話した。また、聖火リレーをされていた時、どんな気持ちだったか?という質問に、鈴木さんは「無我夢中で走っていた。」と答えた。

さらに、当時、選手や聖火ランナーとして東京オリンピックへの出場が決まった時、どのような気持ちで大会を迎えたのか?という質問には、佐藤さんは「ボート競技の選手として出場したが、絶対に勝つんだ!という強い使命感を持って臨んだ。千載一遇のチャンスになんとか勝たなければと、死に物狂いで戦った。しかし、残念ながら12組中10位と、メダルには届かなかった。」と当時を振り返り、「今も悔しい。」と話した。また、外国人選手とあまりにも体格が違っていたため、(ボート競技の将来のために)外国人の女性と結婚しようかと思ったとのこと。

次に、オリンピックは各国からたくさんの外国人が来日するが、当時は英語教育などあまり行き届いていなかったと思うが、どうやって対応していたのか?という質問に、鈴木さんは「あまり語学が得意じゃなくて、英語が話せなかった。みなさんは時間があるので、いろいろな国の言葉を頑張って覚えてください。」と話し、佐藤さんも「ボディランゲージでやるしかなかった。もう少し、英語の勉強をしておけば良かった。」と、2人とも少し後悔しているようだった。

そして、お酒の商社に内定をもらっている学生からは、当時のお酒の文化を教えてくださいという質問があったが、佐藤さんは「ビールや日本酒は飲んでいたが、ワインはなかった。オリンピック前は飲めないが、レースが終わった後は、へべれけになるまで飲んだ。」と、思い出を語った。

また、オリンピックに参加すると決まった時、どれだけ興奮したのか?また、オリンピックに関わって周りの雰囲気や対応は変わったのか?という質問に、鈴木さんは「会社の中では英雄だった。大会の練習で、マラソンの円谷選手などに会った時は凄いなと、光栄だなと思った。」と、当時の心境を話した。

最後に、東京オリンピックのために何ができるのか?私たちができることって何ですか?という質問に、鈴木さんは「個人個人がオリンピックに関心を持つこと。その時どう対処するかは、自分で解決しないといけない。他人や政府が、ああしてくれるだろう、こうしてくれるだろうという時代では、今はないと思う。」と、若者たちのこれからの行動に期待した。
聖火リレーに使用された五輪トーチ
1964年大会で着用した日本選手団の開会式ユニフォーム

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