男性はワインを飲む女性が好き!?安くておいしいフランスワインの選び方
フランスの秋の楽しみといえば、ワイン! 各地でブドウ収穫祭やワインイベントが行われる、ワイン好きにはたまらないシーズンです。日本国内でも11月は山梨ヌーボーやボジョレー・ヌーボーの解禁など、楽しみにしている方もいらっしゃるのでは?
オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」が20〜85歳の男女2,231人を対象に行った「お酒」に関する調査では、「異性が飲んでいたら良い印象を与えるお酒」部門で第1位にワインがランクイン! その理由は「おしゃれ」「上品な印象」ということで、ワインは好感度の高いお酒のようです。この機会にフランスワインのざっくりした選び方を押さえておきましょう。
国内のワインショップ並み! 秋のフランスのスーパーはワイン一色
(C) sweetsholic
日本国内のスーパー同様、現地のスーパーでも年間を通してさまざまなフェアが開催されています。なかでも「力を入れてるな」と感じるのが、クリスマスのフェアと秋のワインフェア。ワインフェアはだいたい9月末ぐらいから始まるのですが、目立つ場所に山積みのワインがディスプレイされており、試飲コーナーも。
(C) sweetsholic
秋のワインフェアでは、赤ワインが目立ちます。赤ワインのお供に最適なパテやサラミに生ハムなど、ワインのおつまみも充実の品揃えです。
(C) sweetsholic
各スーパーでは無料のワインカタログも用意しています。ワイン醸造家やソムリエが教えるワイン選びのコツや、料理との相性を考えた選び方などもカタログ内で紹介されており、とても参考になります。
■あわせて読みたい
ボルドー、ブルゴーニュだけじゃない!知っておきたいフランスのワイン4選
フランス人もロゼが大好き。 美味しいロゼワインの選び方
フランス人はこう選ぶ! おいしいフランスワインの見つけ方
さて、みなさんは何を基準にフランスワインを選んでいますか? お店で試飲させてもらって「おいしい!」と思うものを選ぶのがベストですが、試飲できないこともありますよね。そのようなとき、ワインの国フランス出身の人たちは何を基準に選んでいるのでしょう? 現地の友人たちに「ワインをどう選べば安くておいしいものに出合えるか」を尋ねてみました。
「まったくの初心者であれば、ワインショップの店員に『重厚な赤』『フルーティーな白』というように味の好みを伝えてみるのがよいと思う。その際に1,000〜2,000円以内など希望の価格帯を伝えれば、安くておいしいものに出合えるはず」
「ワインは食事と合わせて楽しみますよね。ですから、その日に食べる料理とのバランスを考えてワインを選ぶのがよいと思います。私自身もワインショップの店員に料理名を伝えて、相性の良いワインを選んでもらうこともありますよ」
「フランスワインはブドウの種類ではなく、生産地域で選びます。ボルドーのグラーヴ地区やサン・テミリオン地区など、フランスワインを少しご存知であれば、自分の好きな地域のワインを選ぶのがよいのでは?」
「普段、家で飲むワインはスーパーで手に入る安いもので十分おいしく飲めると思います。ホームパーティーに招かれたときやプレゼント選びの際にはワインショップへ足を運ぶと良いかもしれません」
フランスワイン小ネタ
単に「形がいい」「デザインが素敵」というだけでなく、ボトルやラベルからもさまざまな情報を得ることができます。知っておくとワイン選びに役に立ちそうな、フランスワインの小ネタをざっくり簡単にお伝えしましょう。
(C) sweetsholic
フランスワインはブドウ品種や栽培法など細かい規定が定められているのですが、ラベルに「AOP/Appellation d’origine protégée」「AOC/Appellation d’origine contrôlée」(AOC)「IGP/Indication Géographique Protégée(2008年までは「Vin de Pays」という名称)」とあるものはEU及びフランス国内の厳しい規定をクリアしたものとなります。フランスから輸出されるものの多くは「AOP」や「AOC」で、格付けとしては最上級とされています。値段も幅広く、リーズナブルなものもたくさんあります。
(C) sweetsholic
また、現地の農産物コンクールで賞を獲得したワインには「メダル受賞」(médaille)のステッカーが貼ってあり、「金賞(Médaille d’Oor)」「銀賞(Médaille d’Argent)」「銅賞(Médaille de Bronze)」。こちらも参考になりそうですね。
奥の深いフランスワイン。「メダルのステッカーやワインショップのPOPなども参考になりますよ!」とのことですが「色々飲んでみるなかで、好みの味が分かるようになるはず」という意見もありました。やはりたくさんのワインに触れることが、一番の近道なのかもしれませんね。
[atpress]
[agriculture.gouv.fr]
[asahibeer.co.jp]
[Photos by Shutterstock.com]
■あわせて読みたい
1万2000人が予約待ちの大人気グミ!あなたも欲しくなるロゼワインのグミ
ボルドー、ブルゴーニュだけじゃない!知っておきたいフランスのワイン4選
関連記事リンク(外部サイト)
【日光】リピートせずにはいられない!女子会にもぴったりな「あさやホテル」
まさか◯◯のCMだったなんて!衝撃のクオリティに隠された秘密とは?
天草で体験する大人の癒し!心も体もきれいにしてくれる感動ホテル
TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。
ウェブサイト: http://tabizine.jp
TwitterID: tabizine_jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。