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忙しいビジネスパーソン必見!偏差値29から東大に入った勉強法から学ぶ「短時間で資格試験に合格する方法」

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社会人になったら試験勉強とは無関係かと思いきや、意外とそうでもないですよね。金融業界ならファイナンシャルプランナー、不動産業界なら宅地建物取引士と、仕事関係で資格を取らなくてはならないこと、案外多いようです。

普段の業務だけでも忙しいビジネスパーソンにとって、できれば資格取得の勉強は短時間におさえたいもの。そこで、今回は、高校3年生で偏差値29から東大に合格した経験を持つ、心理カウンセラーの杉山奈津子さんの著書『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』(青春出版社刊)のなかから、短時間で要領よく資格試験に合格する方法を学んでいきましょう。

早い段階で「過去問」を解いて、敵を知れ!

過去問を「最終的に自分の実力値を測るための仕上げ」に使っている人、多いですよね。杉山流は違います。できなくともいいので、最初から過去問を解き、傾向と対策、試験のくせをつかむすると「やるべきことが見えてくる」そうです。杉山さんは、過去問を参考にして、参考書や問題集を選んでいたとか。確かに、そもそも試験が記述式なのか、論文形式なのか、マークシート形式なのか、それだけでも勉強方法が違ってきますよね。たとえばファイナンシャルプランナーの資格の学校に行くと、青色申告できる3つの所得を、不動産所得、事業所得、山林所得の頭文字をとり、“富士山は青い”なんていう語呂合わせで教えてくれますが、実際これがどういった形で出題され、どんなふうに役立つのかは、過去問を解いてみないと想像できません。早い段階で過去問を解くことで、授業の内容も実践的なものになってきます。

また、試験には2種類ある、と杉山さんは言います。1つは、入試や医師の国家試験のように「一定の点数を取って受かればいい」もの。2つめはTOEICのように「なるべくいい点数をとらなくてはならない」もの。前者の「一定の点数を取って受かればいい」試験なら、合格点を取る必要があるのであって、決して満点を取る必要はありません。頻繁に出る問題や超基本問題だけ、しっかり頭に叩き込む。そういった頻出問題をしっかりを押さえてから、余裕があれば、次に進むのが効率的な勉強なのだそうです。一番初めに押さえておかねばならない頻出問題を知る上でも、早い段階で過去問をやっておくのは効果的だと言えます。

参考書、問題集は、自分に合っているものを1冊だけ買う

書店で資格のコーナーに行くと、山のように資格に関する参考書や問題集が積んであります。どれをやっていいか、迷ってしまう人も多いでしょう。参考書や問題集を選ぶうえでの杉山さんが重視していたポイントは、以下の3つ。

・本の厚さが薄い本

・字が大きい

・簡潔にまとめられている

分厚い本だと、全体像をつかみづらいし、いつ終わるのか不安になってしまう、と杉山さんは言います。確かに、薄い参考書のほうが克服できそうな気がするし、1冊読み終わると達成感が生まれて、もうちょっと頑張ろうという気力も沸いてきますよね。ただし、これはあくまで薄い本の方がやる気が出るという人の場合。重要なのは、その本が「自分に合っている」かどうかということ。分厚い本には詳細な説明が書かれていたり、問題数が多かったりとほかのメリットがあります。実際に書店で見てみて、やる気になるほうを選ぶことが大事です。いずれの場合でも、何冊も買わないで「1冊だけに絞る」ことが大事です。

復習は「3回」する

「人間は覚えたことを1日後には74%忘れる」。これはドイツの心理学者エビングハウスが実験した結果なのだそうです。そのため、杉山さんは、時間をずらして3回復習することを推奨しています。すぐに3回復習するのではなく、「ちょっと忘れかけたタイミング」で3回反復するのがコツ。杉山さんが実践していた「ちょっと忘れかけたタイミング」とは、1日周期。例えば、1日目の夜に1回目、2日目の夜に2回目、3回目の夜に3回目と3回繰り返します。もちろん3回やってもダメなら4回やる必要がありますが、いずれにせよ、数回繰り返すことで、覚えたことが短期記憶から長期記憶に変わるのだとか。

予習する時間があったら、復習せよと杉山さん。できる人は復習に時間をかけているのですね。今まで自分は記憶力が悪いと思ってあきらめていた人、ぜひ、3回繰り返してみてください。記憶が定着しているはずです。

文字だけでなく、「イメージ」で覚える

例えば、山上憶良(やまのうえのいおくら)なら、「山の上に野菜のオクラがあって、おじさんが和歌をうたいながらオクラをとっている」ことをイメージしてみる。すると、単語を丸暗記するより覚えやすくなります。また、記憶には興味があるものは忘れないという特徴があります。好きな漫画の主人公やアイドルなどとからめて覚えるとより記憶が定着しやすくなります。

いかがでしょうか。偏差値29から東大に入った杉山氏の効率を重視した勉強法は、言われてみると当たり前だけど、意外とやっていないことばかりだったのではないでしょうか。なかなか資格試験に受からないという人、自分の勉強法をもう一度見直してみるといいかもしれません。「なぜか試験に簡単に受かってしまう人」の勉強法のポイントを理解して、効率よく資格試験の勉強を進めていきましょう。

参考図書

杉山奈津子著

『偏差値29でも東大に合格できた! 「捨てる」記憶術』(青春出版社刊)

著者の杉山氏は、東京大学薬学部卒業。厚生労働省管轄医療財団を経て、現在は、心理カウンセラー・作家・イラストレーターとして活躍。

文・牛島モカ

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