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アンジュルム ハロプロの主役になった日「伝統を大切にしたい。でも、ぶっ壊していきたいとも思います!」時代は変革期へ

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 10月19日に新シングル『上手く言えない/愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/忘れてあげる』をリリースしたアンジュルムが、同日に池袋サンシャインシティ アルパB1F 噴水広場にてリリースイベントを開催した。

<ハロプロ各グループも応援「アンジュルム新曲発売」トレンド入り達成>

 この日は、事前にツイッターで「アンジュルム新曲発売」をトレンド入りさせようという呼び掛けもしており、ファンはもちろん、なんとモーニング娘。’16やJuice=Juice、カントリー・ガールズなど同じハロプロのグループをはじめ、様々なアイドルグループやそのメンバーのツイッターアカウントも「アンジュルム新曲発売」と一斉ツイートする形で協力し、トレンド入りを達成。アンジュルムにとって、ハロプロの主役……もといアイドルシーンの主役になれた日となった。そんな大注目を集める中、イベント終了後の各メディアによる囲み取材では、竹内朱莉が「打倒、モーニング娘。」を掲げ、ハロプロでナンバーワンのグループを目指す事が公言された。これを受け、当編集部は「モーニング娘。を超える為の秘策」について質問。以前より「ハローがアイドルで1番だと思ってます。それをみんなに知ってほしいです。そして、アンジュルムが1番だということも示したい! だから、私はアンジュルムにいる!」と述べていたリーダーの和田彩花が答えてくれた。この一連の流れの詳細は以下の通り。

<「謙虚な気持ちも大切。だが、勢いがある発言も大切。竹内です。」>

代表記者:℃-uteが来年6月に解散すると、だいぶ先輩のグループになりますが、これから引っ張っていく側として何かあります?
和田彩花:℃-uteさんが解散するのは「寂しいな」というのが正直あるんですけど、逆にこれをチャンスに私たちがハロプロを引っ張っていけるように頑張れたらなと思いますし、ハロプロで一番になりたいです。
代表記者:じゃあ、モー娘。を倒す?
和田彩花:…………(笑顔)
竹内朱莉:いや、イケるんじゃないですかね?
和田彩花:ねぇ! 彩花は言わなかったのにぃ!
竹内朱莉:しぃっ! 言わせて、言わせて、お願い!
和田彩花:わかった!
竹内朱莉:気付いちゃったんですけど、今まで囲み取材とかやらせて頂いてて、「今年アンジュルム売れる」とか言い続けてたんですけど、その成果は……まぁ地道には上ってきてたとは思うんですけど、目に見えては分からない程度だったんですね。なんですけど、今回のこのリリースイベントで、明らかに今までと人の多さが違くて、「これ、来たな」と思いました。あと売れるのはもう時間の問題だなと。
代表記者:じゃあ、モー娘。を倒す?
竹内朱莉:もう来年再来年にはバコン! アンジュルム1位! やりますよ!
代表記者:じゃあ、宣言してもらえます?
竹内朱莉:えーっと、どこだ? カメラ。
代表記者:正面で。
竹内朱莉:はい。そのうち! ハロプロで1位になります!
和田彩花:そのうち(笑)?
竹内朱莉:まぁ今年いっぱいとは言いません。じゃあ、来年! モー娘。を倒します!
一同:いぇーい。
竹内朱莉:なんか乗り気じゃないじゃん?
和田彩花:もうちょっと謙虚に頑張っていけたらいいかなと思います。
一同:(笑)
竹内朱莉:謙虚な気持ちも大切。だが、勢いがある発言も大切。竹内です。
一同:(爆笑)
勝田里奈:メンバーを代表して竹内朱莉の発言が使われてしまうのが心苦しいです。
竹内朱莉:(笑)。8対1になった気分ですが……でも私は今後、先輩方のようにどんどんバラエティとかでも活躍していきたいなと思うので、まずこういうところで攻めていこうかなと思ってるんです。なので、ぜひ見出しとか「竹内、今日もやっちゃった」みたいな感じで使って頂けたら幸いでございます。

<偉大な先輩たちが紡いできた伝統への想い、変革への野心>

◎当編集部からの質問&和田彩花からのアンサー

--モーニング娘。に勝ちたいとのことですが、アンジュルムがハロプロでナンバーワンになる為の秘策などあったら聞かせて下さい。
竹内朱莉:そこはもうリーダーがバシっと言ってくださいよ!
和田彩花:ねぇ! そこまで考えてないんでしょ!? 本当にひどい(笑)。
竹内朱莉:リーダーがバシっと言ってくれれば丸く収まるから!
和田彩花:秘訣ですよね。このままこの調子でやっていけば大丈夫じゃないかなと思ってますし……でもやっぱりモーニング娘。というグループが目の前に居るときは黙ってて、居ないところでどんどん言っていけたらなって。
一同:(笑)
和田彩花:悪口とかじゃないですよ(笑)! でも居るところでは謙虚に影を潜めて、言うときには言う。
竹内朱莉:こういうところでは爆発させる!
和田彩花:偉大な先輩たちが紡いできた伝統っていうものがあるので、そこは私自身も大好きな部分ではあるので、大切にしたい。でも、ぶっ壊していきたいとも思います!

<増し続ける存在感……横一線となりつつある各ハロプログループの今>

 現在、ハロー!プロジェクトは、トップの実力とキャリアを誇る℃-uteが解散発表したことで、各グループ、各メンバーの心境含め大きな変革期に差し掛かっている。和田が言うところの「伝統」を背負っているモーニング娘。’16は、この先もハロー!プロジェクトの顔として在り続けるべく、全メンバーが必死に自らのヴィジョンやアイデンティティを探求し、過去にないモーニング娘。の形を提示していくべく奮闘中。Juice=Juiceは夢や野心を多くは語らないながらも、ひたすらにパフォーマンススキルを磨き続け、気が付けば先輩グループを追い越してしまいそうな存在感を誇っており、11月7日には念願の日本武道館でのワンマンライブも実現。これを機に大きく状況が好転していくことは容易に想像できる。

 また、ももちこと嗣永桃子がプレイングマネージャーを務めるカントリー・ガールズも、想定外のメンバー卒業が相次ぎながらも、一切の苦さを感じさせないステージングでスーパーオリジナルなグループキャラクターを確立しつつあるし、まだまだ若手のこぶしファクトリーやつばきファクトリーもめきめき頭角を表しており、いつ主役級の存在になってもおかしくないムードを漂わせている。そして、前述の各発言からも伝わるかと思うが、今最も勢いに乗っているアンジュルムは、最高峰からどん底へと突き落とされたスマイレージ時代の経験すら力とネタに変え、改名後はモーニング娘。と同様に卒業/加入を繰り返しながらいつまでも続いていくグループを目指しながらも、同時に自由にコミカルにドラマティックにアイドルシーンを席巻中だ。

<変革のど真ん中、満面の笑みで楽しそうに躍動し続けるアンジュルム>

 その大人っぽく美しいビジュアルと相反して、いつまでも子供のような無邪気さでもって、アイドルにも芸術にも底なしの愛情を注ぎ続ける和田彩花。深海魚のモノマネをして新メンバーに冷たくあしらわれながらも、愛らしいふんわりキャラクターで場を和ましていた中西香菜。前述の発言同様に攻撃的なダンスで観る者を魅了する竹内朱莉。珍しくおでこを露わにしたヘアスタイルで登場し、自己紹介からパフォーマンスまで何もかもマイペースだったオシャレ番長・勝田里奈。とにかく元気な笑顔と動き、そしてパワフルなハイトーンボイスで会場を扇情していく室田瑞希。趣味が固形石鹸を削ることという特異なキャラでありながら、その一挙手一投足のすべてが軽やかで魅力的な佐々木莉佳子。天然キャラでありながら、そのビジュアルもパフォーマンスも誰よりも劇的に急成長させてみせた相川茉穂。一番小柄なビジュアルながら、早くも次世代エース感が滲み出ている上國料萌衣。最年少の新メンバーながら、その発言や落ち着いた佇まいにはすでに貫禄がある笠原桃奈。

 以上9名のアンジュルムは、この日、ハロプロで最も人気のあるモーニング娘。’16に劣らぬ集客を記録。前述したそれぞれの個性も十分に反映させたライブでもって、この日発売されたシングル『上手く言えない/愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/忘れてあげる』の3曲はもちろん、すべての楽曲でオーディエンスを扇情し続け、代表曲「大器晩成」ではショッピングモールにも関わらず「大器晩成! 大器晩成!」と大きなシンガロングが響き渡るほどの熱狂を生んでみせた。各グループの急成長により横一線となりつつある現在のハロプロだが、その変革のど真ん中、満面の笑みでとにかく楽しそうに躍動し続けるアンジュルムのこれから。ぜひ注目してほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:Jumpei Yamada

◎イベント【アンジュルム22ndシングル『上手く言えない/愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間/忘れてあげる』発売記念イベント】
10月19日(水)池袋サンシャインシティ アルパB1F 噴水広場 セットリスト:
01.愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
02.忘れてあげる
03.次々続々
04.大器晩成
05.上手く言えない

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