さかいゆう【THE ROOTS OF MUSIC】スティーヴィー・ワンダー&美空ひばりカバーを披露
さかいゆうが、9月30日と10月1日に開催されたライブシリーズ【THE ROOTS OF MUSIC Vol.4】に出演。スティーヴィー・ワンダーと美空ひばりのカバーを披露した。
このライブシリーズは、アーティストが自身のルーツ・ミュージックをカバーで届けるというもので、第4弾となった今回は、さかいゆうがリスペクトする洋邦それぞれ2アーティストの曲をカバーするイベント【RESPECT】とのコラボレーション【American Express presents InterFM897×COTTON CLUB THE ROOTS OF MUSIC Vol.4 さかいゆう “RESPECT Vol.2”】として開催された。
さかいゆうは登場後、ステージで一礼をすると、グランドピアノに座りメロディーを奏で始めた。ファルセットを効かせた歌声にバンドメンバーも交わり、スティーヴィー・ワンダーの全米No.1ヒット曲「Supersccon」で本編がスタート。ブレイクを挟んだまったく新しいアレンジで、最後はシャウトを披露した。
続く2曲目「真赤な太陽」が終わるとキーボードに移動。「コットンクラブはいつも観に来ている会場。ライブをやるのは初めてで、ステージからの景色に感動してます!」と語り、観客に手拍子を誘い披露したのが、美空ひばり最高売上シングル「柔」。演奏後は「この曲は弾いても歌っても楽しい!」と噛み締めたような表情を見せた。
再びピアノに移ると、ゲストボーカル大和田慧を招き入れ、スティーヴィー・ワンダー「Isn’t She Lovely?」を披露。続いて、怪しげなピアノの低音とともに始まったのが美空ひばり「お祭りマンボ」。半世紀以上も前の曲を、さかいゆうがファンキーなアレンジで現代に蘇らせた。
さらに、スティーヴィー・ワンダーの1974年グラミー賞最優秀アルバム部門受賞作品『インナービジョンズ』から「Golden Lady」を演奏。曲が終わり、ステージにさかいゆうとギターが2人きりになったところで、美空ひばり生前最後のシングル「川の流れのように」、スティーヴィー・ワンダー「Lately」をシンプルな弾き語りで演奏した。
再びバンドメンバーがステージに登場すると、曲を始める前にスティーヴィー・ワンダーのマニアックな制作秘話を語り、「Higher Ground」で本編を終了させた。
アンコールでは、バンドメンバーとゲストボーカル大和田慧を一人ずつ紹介。「美空ひばりさんの曲の中で一番好きな曲」と語り「愛燦燦」を演奏。歓声に包まれる中、深く一礼しステージを後にした。
なお、このライブの模様は、10月12日20時からInterFM897で放送される。
Photo by 高田梓
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