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第29回東京国際映画祭のラインアップが発表 蒼井優・青木崇高がコンペ作品をアピール

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10月25日(木)から11月3日(水・祝)にかけて開催される第29回東京国際映画祭に先駆け、都内の会場にてラインアップ発表会が行われた。

コンペティション部門『アズミ・ハルコは行方不明』より松居大悟監督と主演の蒼井優、同部門『雪女』より主演の青木崇高、さらに会期中にアニメーション特集『映画監督 細田守の世界』の開催が決定した細田守監督が登壇し、映画祭にかける思いを語った。

98の国と地域から1502本もの応募があった今年のコンペティション部門。蒼井優の8年ぶりの単独主演映画『アズミ・ハルコは行方不明』は、作家・山内マリコの書き下ろし同名小説を『アフロ田中』『ワンダフルワールドエンド』などの松居大悟監督が映画化。NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』の高畑充希が、行方不明の主人公をグラフィティアートとして街中に拡散する、若者集団キルロイのメンバーを演じる。

「『アズミ・ハルコは行方不明』のアズミ・ハルコ役と聞いて、主演だけど行方不明なら楽かもしれないと思って出演を決めました」と語って会場を笑わせた蒼井は、「女性だから分かる女性の酷さ、情けなさ、たくましさが描かれていて、女性なら誰しもが持つ“すねの傷”を愛おしいと思えるような作品。男女で受け取り方が異なるような作品だと思います」と、山内マリコが手掛けた原作に惹かれたことを明かした。

『雪女』は、東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で作品賞の受賞歴がある杉野希妃監督が監督・主演を務める。小林正樹監督が小泉八雲の『怪談』を映画化して50年余り。その中の一編である『雪女』を新たな解釈のもと映像化した意欲作だ。

青木崇高は、「(『雪女』は)外国人の小泉八雲が外から見た日本の風土、風習を描いた作品。それをベースに日本人監督が制作した作品が国際映画祭に出品されるというのが感慨深いです。そんな作品に参加できて本当に誇りに思います」と語った。

アニメーション特集『映画監督 細田守の世界』では、大ヒットを記録した最新作『バケモノの子』を始め、初監督作品『劇場版デジモンアドベンチャー』、ルイ・ヴィトンのプロモーションや六本木ヒルズ開業時に手掛けたショートアニメなど貴重な作品の数々がスクリーンにて公開される。

細田監督自身も「アニメーションという技法を使って映画を作るとはどういうことかをずっと考えながら生きてきた。アニメ映画にはもっと大きな可能性があるんじゃないか、もっと描けることがあるんじゃないか……作品ごとにそんな試みを込めて作ってきました。そんな歩み振り返ってたどる良い機会になると思います」と期待を口にした。

今年のオープニング作品は、メリル・ストリープ、ヒュー・グラントが出演する『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』。クロージング作品は、松山ケンイチ、東出昌大、染谷将太出演の『聖の青春』。映画祭初日のオープニングイベントでは、各作品の監督・出演者らがレッドカーペットに登場する予定だ。

特別招待作品は以下の通り。

『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』/朝原雄三監督
『イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編~』/溝口稔監督
『この世界の片隅に』/片渕須直監督
『The Neon Demon(原題)』/ニコラス・ウィンディング・レフン監督
『種まく旅人~夢のつぎ木~』/佐々部清監督
『バース・オブ・ネイション』/ネイト・パーカー監督
『マイ・ベスト・フレンド』/キャサリン・ハードウィック監督
『ミュージアム』/大友啓史監督
『メッセージ』/ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

第29回東京国際映画祭公式サイト:
http://2016.tiff-jp.net/ja/

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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