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雨漏りする前に! 屋根リフォームはいつ・どう行えばいい?

雨漏りする前に! 屋根リフォームはいつ・どう行えばいい?

築年数の経った家の屋根は雨や雪、風、日差しなどの影響を受けて劣化しています。台風、豪雨、突風、大雪、地震など、さまざまな自然災害が多い日本では、屋根に空いた隙間からいつのまにか雨漏りが…なんていう事態も。家を守る大切な役割を担う屋根の劣化は建物全体の耐久性・快適性にも関わります。将来も安心して住み続けられるよう、葺き替え(ふきかえ)や補修など屋根リフォームの基本を把握しておきましょう。

“寿命”は20年!? 屋根リフォームのタイミングって?

屋根をリフォームする前に知っておきたいのは「リフォームするタイミング」「工法」「費用と工期」「屋根の素材」の4つ。それらの基礎知識について、創業以来、関東地方を中心に4100棟以上の屋根工事を行ってきた専門会社[街の屋根やさん]の高木栄一さんに伺いました。

まず、屋根のリフォームはどのようなタイミングで行えばいいのでしょうか。

「リフォームを行う時期についての考え方は2つあります。1つめは屋根が劣化してきた時点。もう1つは家の耐震性を向上させるために軽い屋根材に葺き替える必要が生じたときです」(高木さん)

(1)屋根の老朽化……築10〜20年を目処に

強烈な風雨にさらされる屋根は、家の中でもとても傷みやすい部分。屋根材の耐久性は素材によって異なりますが、次のような劣化が見られたらリフォームのサインです。

●瓦……ずれている・ヒビが入っている・瓦の接着などに使われる漆喰(しっくい)部分が欠けている(漆喰は20年ほどで劣化する)

●化粧スレート……汚れ、カビ、苔が付着している・色あせている・表面が剥離している(素材表面が劣化すると防水性が落ち、水はけが悪くなるので汚れ等が付着する→さらに防水性が落ちて劣化が加速する)。10年程度で塗装のメンテナンスが必要

●ガルバリウム鋼鈑等の金属屋根……色あせている、さびている(さびが進むと屋根材に穴が空く)

さらに、高木さんによると「実は、屋根材の下に敷いている防水紙(防水シート)が問題になってきます。防水紙の寿命は20年ほど。経年劣化によって破れたり腐食が進んだりするのです。そこから雨水が建物に浸入するので要注意。少しの雨なら屋根裏の断熱材が留めるのですが、天井に雨が染み出るようになったら状態は深刻です」ということで、築20年が一つの目安になるそうです。【画像1】家を雨漏りから防いでいる屋根構造。屋根の破損は雨漏りの原因に!(画像提供/街の屋根やさん) 【画像1】家を雨漏りから防いでいる屋根構造。屋根の破損は雨漏りの原因に!(画像提供/街の屋根やさん)【画像2】雨漏りが室内まで浸入していなくても油断大敵。屋根裏が腐食していたり(写真左)、壁内部にカビが発生している(右)場合も多いそう(画像提供/街の屋根やさん)

【画像2】雨漏りが室内まで浸入していなくても油断大敵。屋根裏が腐食していたり(写真左)、壁内部にカビが発生している(右)場合も多いそう(画像提供/街の屋根やさん)

点検といっても、素人が屋根の上に乗って行うのは危険です。多くの屋根リフォーム会社で無料点検をしているので、築10〜20年ほどをめどにプロに見てもらい、屋根表面上だけでなく下地部分も確認しましょう。

プロが行う点検では、「屋根を上から目視」「屋根材を一部外して防水紙の状態をチェック」「壁との接合部分の確認」「雨樋の確認」「希望があれば屋根裏の雨漏り調査」などを行います。

「複雑な形の屋根や、天窓付きの屋根は、切妻、片流れのようにシンプルな屋根に比べると、接合部分の傷みが進んでいるケースも多々見られます。気づいたら雨漏りしていたなんていうことがないよう、しっかり点検を行いましょう」と高木さん。

(2)耐震性改善…1981年5月以前に竣工した家

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