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【マヨラーの聖地】キユーピーの「マヨテラス」で、マヨネーズ料理の真髄を学ぶ

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皆さん、マヨネーズはお好きですか?

私は大好きです。わりと何でもマヨネーズで食べられちゃう方です。

いわゆる「マヨラー」ってやつです。

しかし「マヨネーズが好きだ」という発言は、周囲から「味覚音痴乙」「デブのもとpgr」みたいな扱いを引き起こしやすいのです。(私個人の体型について言われることに異論はないですが……)。これ、ちょっと納得いかない。マヨネーズって良いものなのに!

とはいえ私、マヨネーズについてそこまで深い見識を持っているわけではありません。これではマヨネーズ擁護の説得力に欠けてしまうのではないか……?

というわけで、マヨネーズのことがまるごとわかる完全予約制の見学施設「マヨテラス」に行ってまいりました! ここでマヨネーズの素晴らしさやその真髄を学んできたいと思います!

「マヨテラス」は、キユーピー株式会社が運営する施設です。2013年10月に開設された研究開発とオフィス融合施設「仙川キユーポート」の一階にあります。場所は東京都調布市にあり、京王線仙川駅より徒歩7分ほど。駅から歩き始めるとほどなく大きな建物が見えてきます。

「マヨテラス」の見学は、平日と月1回のみ、土曜日に行われています。一日4回、所要時間90分の完全予約制で、コミュニケーターが無料でご案内。私もこの見学会に参加し、施設を一通り見て回ることしました。

まず最初に案内されたのがキユーピーギャラリー。ここでは、マヨネーズの歴史やキユーピーグループの成り立ちについて学びます。マヨネーズを日本で最初に紹介したのは、キユーピーの創立者の中島董一郎氏。アメリカ留学中に出会ったマヨネーズを日本でも広めるべく、1925年に発売しました。しかし、発売当初はポマードと勘違いして、髪の毛に塗る人が多発。そこで新聞広告やポスター、そしてキユーピーのキャラクターを駆使して、徐々に日本の食卓に受け入れてもらったそうです。

そのほか「マヨネーズ発祥の地はスペインのマオン島」「語源は『マオン+ネーズ(ソース)』」など知られざるマヨネーズ・トリビアも披露してもらえます。あと、余談ですがここ、ライトがマヨネーズ型になっています。かわいい。

そして、ズラリと並ぶキユーピーの商品たち。ドレッシングにパスタソース、離乳食。変わったところでは業務用の冷凍卵なんかもあります。

すごいな、キユーピー!

ちなみにジャムでお馴染みの「アヲハタ」も創立者はキユーピーと同じ中島氏だそうな。

続いてはマヨネーズドーム。「マヨテラス」の外からでも目につくほど、超巨大なマヨネーズボトル! 木製のフレームで作られたこのボトルは、実際のマヨネーズの50万倍の広さだそうです。

う、宇宙空間!?

思わずテンションが上がってしまう不可思議な作り……。それでいてどこか温かみもある、なんとも不思議なスペースです。この中ではキユーピーマヨネーズの美味しさや、キユーピー独自の製造法について学びました。マヨネーズは卵の黄身・油・酢でできていること、長持ちする理由、現在発売中のマヨネーズシリーズは8種類など、意外と知らないマヨネーズの基礎知識をばっちり得られましたよ。

ちょっと感心しちゃったのが、このマヨネーズのボトル構造。中身を酸素から守るためにボトルが多重になっているのです! 触れて学べる「マヨテラス」。

ファクトリーウォークにやってきました! ここでは、マヨネーズができる製造工程や品質管理などを学べます。これが入口です。なにこの近未来!? と驚くかもしれませんが、実はこれは工場で使用されている「ゴミや汚れを風で吹き飛ばす機械」なのです。

風が出るとこんな感じ! かなりの風圧です! クルクルと回りながら全身に風を浴びて先へと進みます。

この先では、キユーピーマヨネーズの工場見学を、映像やアトラクションを使って体験できます。言わば「疑似工場見学」というべきでしょうか。

私がもっとも興奮したのが、この卵を割る機械の映像。本来の工場見学では見ることができない、超至近距離&超スピードでの卵割は迫力満点! これはもう是非、実際に行って体感していただきたいです! この機械では、1分間に600個割れるそうですよ。一年間で40億個割ることになる計算です。

ちなみに、日本で生産されている卵の一割はキユーピーが賄っているのだとか……。

うぅ~む、やっぱりすごいぜ、キユーピー!

ファクトリーウォークには、数々のキユーピーちゃんが隠れています。卵の中から生まれたキユーピーちゃん。

卵黄に擬態するキユーピーちゃん。

そして、白い卵と赤い卵を使って描かれた壁画キユーピーちゃん! 「マヨテラス」ではファクトリーウォーク以外の場所でもキユーピーちゃんは、そこかしこに存在しています。探してみると面白いですよ。

マヨネーズにママレードを足した味とは?

「マヨテラス」見学のラストは試食会! ここでは、マヨネーズにさまざまな調味料をプラスして、オリジナルのマヨネーズを作ります。

ベースになるマヨネーズと、5品目のサラダが一人ひとりに配られます。机の上には、ペッパーやカレー粉、オニオンチップ、ナッツなどが並んでいます。

そしてキユーピーが誇る、マヨネーズ以外の人気商品もズラリ。黒酢たまねぎのドレッシングは初めて見ました。バジルソースもあるんですね。しかし、私が敢えて選んだマヨネーズと合わせる調味料はずばり、こちら。

じゃじゃーん。ママレードです!

「美味いわけねーだろ!」と突っ込まれた方、アナタは浅はかです! この「マヨネーズ+ママレード=マヨママソース」は、

キユーピー推奨の超美味しい組み合わせなんですよ!

コミュニケーターさん曰く「チーズケーキみたいな味」とのこと。

マヨネーズとママレードの比率は1:2。実際のお味は、チーズケーキ……とはちょっと違うかな、とは思いましたがまろやかで甘酸っぱい、子供にも大うけしそうなソースとなりました。

私はオリジナルアレンジとして、ここにナッツを加えてみました。これが大正解! ちょっとオシャレな創作サラダ風のお味になりました。ナッツの香ばしさがソソりますよ。ぜひお試しください!

見学が終わったところで、キユーピーの食育推進チーム・矢島里香さんに、「マヨテラス」についてお話をうかがいました。

――「マヨテラス」が設立された経緯を教えていただけますか?

矢島:この場所は、実はもともとキユーピーマヨネーズの工場だったんです。全国にある工場の中でも最初に工場見学を開始したのが、仙川工場でした。工場は残念ながら閉鎖になってしまったのですが、やはりお客さんと直接触れ合える機会を無くしたくないという思いや、地域住民の方たちの「無くなってしまうのは寂しい」という声から、「マヨテラス」が作られました。

――つまり、「マヨテラス」は工場見学とはまた別の形で、キユーピーマヨネーズに触れてもらうための施設、ということですか?

矢島:それもありますが、やはり食の楽しさと大切さをお話する場としての意味が強いですね。おかげ様で2014年の6月に開設してから今まで、常に予約は満員の状態ですね。

――お客さんは、どのような方が多いのですか?

矢島:長期休みのシーズンはお子さんが多いですね。自由研究のネタ探しでいらっしゃる親子連れがメインです。それ以外の時期は、主婦の方やご高齢の方もいらっしゃいます。社会人の方もグループでいらっしゃったりしますね。

――私も回らせてもらいましたが、この見学面白いですね! マヨネーズ知識が豊富になります。好きなのに、意外と知らないことが多くてビックリしました。これからは私も立派な「マヨラー」として胸を張れそうです。

矢島:えーと……でも実は、コミュニケーターによって内容が微妙に違ったりするんですよ(笑)。

――えっ!!

矢島:もちろん、基礎知識の部分や流れは共通なんですけど、豆知識やトリビアはコミュニケーターの裁量です。一回来ただけでは知られないことがけっこうあるんですよ(笑)。

――うわぁぁ……何ですかそのサプライズは! 私、これからも通わないといけませんね……。

矢島:(笑)。ぜひ、再訪をお待ちしています!

――ありがとうございました!

試食で使ったマヨネーズは、余ったらお持ち帰りOKでした。せっかくなので、このマヨネーズを使って『キユーピーマヨネーズ裏ワザレシピ』から矢島さんおすすめの「エビフライ」を作ってみることにしました。

キユーピーおすすめ「揚げ油不要のエビフライ」のつくりかた

なんと、このエビフライ、卵の代わりにマヨネーズを使うことで、揚げ油が不要になるのです! スペシャルヘルシー!!

【レシピ】材料:えび、パン個 適量、キユーピーマヨネーズ 適量 えびの下ごしらえ。尾を残して殻をむいて背ワタを取り、腹側の3~4ヵ所に切り込みを入れてまっすぐにする。 マヨネーズを表面が隠れる程度薄くぬり、パン粉をつける。 アルミホイルの上に乗せ、オーブントースターで5分ほど焼いたら出来上がり。

本当に油無しで作れちゃいましたよ、エビフライが!

食感はカリッとサクッと! 油のベトつきもないしこれは良いですね。

ポイントは、乾燥した細かいパン粉を使うこと。そして、赤いキャップのスタンダードなマヨネーズを使うこと。ハーフやライトだとやはり油分が少し足りなくなってしまうのだそうです。要注意。

キユーピーマヨネーズを使った料理は、お店で堪能することもできますよ。なんと8月24日から9月23日までの期間限定で東京の渋谷と大阪の心斎橋で「キユーピーとヤサイな仲間たちカフェ」がオープンしているのです!

「野菜をもっと好きになる。」をコンセプトとした、彩り豊かな野菜をたっぷりと堪能できるカフェです。

店内からして、非常にヘルシー。そして鮮やかな色合いが目にも美味しいインテリアですね。今回はランチメニューの中から、マヨネーズを使った2品を紹介します。

▲夏野菜のローストマヨピッツァ サラダ、フォッカッチャ、ドリンクつき(ホールサイズ ・平日1,200円、土日祝日1,500円 ※土日祝日はスープつき)

マヨネーズベースのピザなのですが、マヨの風味はそのままに軽くてサッパリした口当たり! そしてローストされた夏野菜のジューシーさが際立っていました! 体に良いものを食べてる感がある!

▲ロメインレタスと海老のマヨソテーパスタ サラダ、フォッカッチャ、ドリンクつき(ホールサイズ ・平日1,000円、土日祝日1,300円 ※土日祝日はスープつき)

もう、これには感動すら覚えましたよ!

こんなにサラリと上品な口当たりのマヨネーズソースのパスタなんて食べたことない! カルボナーラやミートソースなんかより、よっぽどヘルシーなんじゃないの!? 開眼しました。これから私は、パスタには迷わずマヨネーズソースを使います。マヨネーズのポテンシャル、恐るべしです。

というわけで私は、「マヨテラス」にてマヨネーズの基礎知識をみっちりと備え、マヨネーズを愛する心をバッチリと蓄えました。ここで教えられたマヨネーズの素晴らしさを布教して回る所存です。そして、これからは「マヨテラス」を「マヨラーの聖地」としてあがめ奉りたいと思います!

イベント情報

キユーピーとヤサイな仲間たちカフェ

2016年8月24日(水)~9月23日(金)

東京:Royal Garden Cafe SHIBUYA 東京都渋谷区宇田川町4丁目3ホテルユニゾ2F

大阪:W cafe 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-12-11

施設情報

マヨテラス

住所:東京都調布市仙川町2-5-7 仙川キユーポート

電話:03-5384-7770

問い合わせ受付時間: 9:30~16:00(※受付は2カ月前の1日からになります)

定休日:土曜日・日曜日・祝日・その他臨時休館日


書いた人:もちづき千代子

人生が常に大殺界な人妻ライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像技術者・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を始める。人生のテーマは「酒と涙と男と女」。

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