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KREVA「まだまだ新しいことやってくから安心してついてきて!」、ビルボードライブ東京初登場の公演をレポート

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ビルボードライブ東京初登場のKREVAが、9月8日にファンクラブ限定ライブ、そして9日は一般公演と二夜全4ステージにわたり【KREVA in Billboard Live “クレバの日”】を開催。今回は9日に行われた一般公演についてレポートする。

KREVA ライブ写真

 「この空間を俺たちでいっぱいにしたい」。これはライブ中にKREVAが語った言葉だが、この日のライブはまさにその言葉を体現するかのようなライブだった。2004年のソロデビュー以来、9月8日を“908=クレバの日” と称し、毎年新作リリースやライブなどさまざまなアクションを起こしてきたKREVA。2016年は、【908 FESTIVAL 2016】を9月3日“クレサンの日”に日本武道館で開催したことから、9月8日に何があるのか?と注目が集まっていたが、「フェスの楽しさとは、また違ったステージを届けたい。そこでリアルにファンと向き合いたい」というクレバの想いからビルボード東京での2DAYS公演が決定した。

 バンドメンバーの柿崎洋一郎(Key)、森多聞(Ba)(8日は岡雄三)、白根佳尚(Dr)、熊井五郎(MPC+DJ)が登場し、ステージの暗転とともにKREVAが「瞬間speechless」を歌いながら階段を下りて登場すると、会場は割れんばかりの黄色い声援に包まれた。そこから「王者の休日」「成功」を立て続けにパフォーマンスし、MCでは「酒飲みながらライブができるんだよね」「ほんとあっという間に終わっちゃうからガン見してね!!」と、会場ならではの楽しみ方をアドバイス。自身が纏ったスーツの色がワインレッドであることから「ワインレッドの心」をアカペラで歌うスペシャルな演出を見せ、「I Wanna Know You」「ビコーズ」ではオーディエンスとの息ぴったりのコール&レスポンスが行われた。

 中盤のMCでは、自身のWikipediaに剣道をやっていたという経歴や、ある楽曲名が特定の女性の名前から付けられたことなど“誤りのエピソード”が書き込まれていたことを暴露し、会場を笑いの渦に包んだ。そして今回、演出として「楽曲の説明をしてから歌おうと思ってた」がそれをやめたと明かし、理由を「一人一人受け取り方が違うから、各々で感じ取ったことが正解だしね」と語ると、バラード曲の「EGAO」「スタート」をしっとりと歌い上げた。まさに十人十色の受け取り方ができるような内容の歌詞にじっくりと聴き手は聴き入った。そして、自身の新たなスタートとしてレーベルの移籍を発表することに触れ、8月に行われた【908 FESTIVAL in OSAKA】で初披露した「居場所」をこの日はバンドで演奏。続けてライブでは久々の「アグレッシ部」も披露され、力強く前に進むメッセージを受け取ったファンはこれからも真っ直ぐKREVAについていこうと思えたのではないだろうか。

 終盤に近付くと、「俺はずっとこれを歌い続けられる」とKREVAの代名詞ともいえる曲「音色」と、アンコールでは「Ma cherie」を緻密ながらも豪快なバンドサウンドで演奏し、熱気が止まないままライブは幕を閉じた。短い時間ながらも空間はKREVAとバンド、そしてオーディエンスでいっぱいになっていた。この日のセットリストは、KREVAの“原点”から“現在”までを凝縮して感じられるような構成で、さらに“新章”に進むこの先もさらにわくわくさせてくれるに違いない、と確信させてくれるような時間を与えてくれた。

◎公演情報
2016年9月8日 KREVA in Billboard Live “クレバの日”
2016年9月9日 KREVA in Billboard Live

Photo: Yuma Totsuka

Text: 神人 未稀

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