日本で開発されたオブラートの意外な使われ方

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日本で開発されたオブラートの意外な使われ方
J-WAVE月曜−木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。9月8日(木)のオンエアでは、オブラートのトップメーカー「山元オブラート」6代目代表、片平三郎さんをお迎えして話を伺いました。

オブラートといえば、苦い薬を服用するときに使うなど薬用のイメージが強いですが、大正時代、当時は生キャラメルのように溶けやすかったキャラメルを包むためのオブラートを開発したのが「山元オブラート」の起こり。その後もフルーツゼリーの「みすず飴」や「ボンタン飴」などのお菓子を包む“でんぷん100%”のオブラートを生産しています。その薄さなんと10ミクロン!

ちなみに、現代ではグミにもオブラートが入っているそうですよ。

「グミの多くは、寒天やグルテン、ゼラチンで固められていますが、そのまま食べるとベタベタして手にくっついてしまうため、オブラートを挟みベタつきを抑えているんです。また、オブラートは保水性にも優れており、グミのプルンプルンの食感を生み出すためにも使っています」

他にも、桜餅、柏餅、豆大福など和菓子にもオブラートが使われているそうです。また、最近では粉オブラートの需要も高く、今後はそちらの開発に力を入れたいとのことでした。

薬用以外にも、さまざまなところで活躍するオブラート。まだまだ進化を遂げそうですね♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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