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賃貸探し、10人に1人は物件見ずに契約!? 事前絞り込みが加速か?

賃貸探し、10人に1人は物件見ずに契約!?事前絞り込みが加速か?

リクルート住まいカンパニーが「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」(首都圏版)の結果を発表した。詳しく調査結果を見ると、物件見学数は3.1件、通勤・通学時間は35.3分という平均値の陰に隠れた部屋探しの実態が浮き彫りになってくる。【今週の住活トピック】

「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」を発表/リクルート住まいカンパニー

見学した物件数は0が増加! 契約までの期間も短縮化

調査は、2015年4月~2016年3月に賃貸に入居し、物件選びに関与した人を対象に行ったもの。

部屋探しの際に見学した物件数は平均3.1件で、2014年の3.5件よりさらに少なくなった。実際に分布図を見ると、「3件」という回答が21.7%と最多。次いで、「1件」(17.6%)、「5件」(16.5%)、「2件」(16.4%)、と続く。生活の拠点になるのだから、3件くらいは見学して、比較検討したうえで決めてほしいものだ。

とはいえ、「0件(見学していない)」が10.2%で、2014年の9.1%より増えている。見学した物件数が多い(5件以上の)回答が減っていることに加え、この0件が増えているので、平均値は下がるという構図だ。「賃貸の物件選びに関与した人」に調査しているのに、約10人に1人は、見学せずに賃貸を契約しているというから、驚きだ。

部屋探しを始めてから契約するまでの期間も、平均日数が2014年の22.8日から22.1日と短縮化している。事前に物件を絞り込んで、短期間で決めるという流れが加速しているようだ。【画像1】部屋探しの際に見学した物件数(全体/単一回答+実数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」より転載)

【画像1】部屋探しの際に見学した物件数(全体/単一回答+実数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」より転載)

では、事前に物件を絞り込むために、ネット等の情報に頼っているのだろうか?

部屋探しに利用した情報源を聞く(複数回答)と、「PCサイト」がトップの51.4%、「スマートフォンサイト・アプリ」が29.6%と続くのは、予想通り。むしろ、まだスマートフォンよりPCが多いのが意外に思ったところだが、実は、スマートフォンよりも「不動産会社に直接訪問」(30.5%)のほうが多く、「不動産会社からもらった資料等」(16.0%・4番目)や「不動産会社の貼紙」(9.5%・6番目)も多いのだ。

不動産会社の店舗ごとに提供される物件情報も、重視していることがうかがえる結果だ。

通勤・通学時間は短縮。できれば「10分未満」!?

通勤・通学者限定でその時間を聞いたところ、平均通勤・通学時間は35.3分。2014年の37.3分より短くなった。特に目立つのは、「10分未満」という極めて近距離の増加だ。2014年の9.3%→2015年12.1%と増加し、利便性を求める人が増えている点が注目だ。

そのためかどうか分からないが、家賃が上昇傾向にある。入居物件の家賃平均が2014年の7万9633円に対し、8万3787円にアップ。13万円以上などの高価格帯が増えていることが平均を押し上げた構図となっている。【画像2】通勤・通学時間(通勤・通学者[記入者のみ]/実数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」より転載)

【画像2】通勤・通学時間(通勤・通学者[記入者のみ]/実数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー「2015年度 賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(首都圏版)」より転載)

最近はインターネットの動画で相当の情報を入手できる!?

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