体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

Maison book girl、涙とともに語ったメジャーデビューへの想いーーOTOTOYライヴレポ

Maison book girl、涙とともに語ったメジャーデビューへの想いーーOTOTOYライヴレポ

サクライケンタ主宰の音楽制作会社・ekomsによるライヴ・イベント〈ekoms presents “夜明けの月と煙 vol.1”〉が、2016年8月30日(火)、東京・青山 月見ル君想フにて開催された。

出演者はsora tob sakana、カオティック・スピードキング、Maison book girlの3組。イベント開催前にMaison book girlが重大発表を行うことが告知されていたこともあり、開演の19時に会場は満員のお客さんで埋め尽くされた。

1番手に登場したのはsora tob sakana。ポスト・ロック調の楽曲に笑顔いっぱいでダンスをしながら歌いあげ満員のフロアを盛り上げた。2番手に登場したカオティック・スピードキングは、一流プレイヤーたちの圧倒的なアンサンブルによって音の洪水で会場を埋め尽くしていった。途中でMaison book girlの4人が登場し生演奏に乗せて「bath room」「bed」といった自分たちの楽曲を披露すると、会場の熱は一層高くなった。

バンドセットをステージから撤収し少し時間をおいてトリにMaison book girlが登場。おなじみの「bath room」のイントロとともにお客さんが手拍子でリズムをとるなかメンバーが登場し、「bath room」でライブがスタートした。3曲目には特にアナウンスがないまま新曲「karma」を披露してみせた。

そのあとすぐのMCで「今日ギリギリまで練習していたんです」と井上が語り、〈ekoms presents “夜明けの月と煙 vol.2”〉を9月28日に開催すること、それでも世界が続くなら、せのしすたあが出演することを発表した。

そのまま休憩することなく「last scene」「Remove」「film noir」「my cut」と立て続けに披露し終わると、コショージメグミが「重大発表の前にまずコショージの話聞きたい?」と前置きをした上でMCをはじめた。

「コショージは、BiSが終わってさみしくてMaison book girlを組んだんですけど、2年前の11月24日の初ライヴでライヴ中に泣いてしまったんですよ。泣いちゃった理由をいろいろ聞かれたんですけどあまり詳しく言ってなくて。いま思い返してみてみると「もうBiSには戻れないんだな」って気持ちが1番大きくて。そのあと和田が入って4人体制になって1年以上経つんですけど、最近までコショージの中の1番はBiSなんだと思っていて。でも新曲の練習をみんなでしたり、今日に向けてすごくがんばってやってきて、いつの間にかコショージのなかでBiSが1番大切じゃないなってなっていました。(BiSを)大切に思うことをやめようっていうか、思ってないなって(ことがわかった)。Maison book girlが1番大切になっていました。そう思わせてくれたのは、メンバーとここにいるみんなだと思います」

途中言葉に詰まるくらい涙を流しながら話し終えると、一息ついてから「今日の発表は… Maison book girlは11月30日にメジャー・デビューが決定しました」と語り、その瞬間、客席からは大きな歓声と拍手がおこった。その余韻はなかなか収まらない。その合間をぬうように矢川葵が2ndワンマンライヴを11月6日(日)、渋谷WWW Xで開催することを発表し、泣きながらMCをはじめた。

「泣かないと思っていたけどコショが泣くから… もらい泣きしちゃった。最初、コショはBiSのほうが好きなんじゃないかなと思っていて。ブクガでいてくれているけど、タイミングがあったらどこかに行ってしまうんじゃないかと思っていて。でも去年のワンマン・ライヴをしたときに、コショが出だしから泣いていて。あとで聞いてみたら「ブクガのためにこんなに人が集まってくれてよかった」って言っていて。それを聞いてちょっと安心したし、練習のときに「和田ちゃんが入ってきてくれてよかったね」って話をして。私は東京に友達がいないから、毎日会うのがこの3人で、一緒に3人といれてよかった。この3人とメジャー・デビューできるのが嬉しいです。ありがとうございます」とくしゃくしゃな笑顔で語った。

続いて、和田輪がバトンを受けて話をはじめる。

「私は、基本的に自分のことをゴミ屑だと思っていて。ゴミ屑なりにポテンション(客席からポテンシャルじゃないかとざわざわと声がかかる)… ポテンシャルを保って2年間やってきて、自分の伸びしろの余白がどんどん広がっていってメジャー・デビューまでこぎつけてしまったということは、これからもっと予想していないようなところまで行けちゃうんじゃないかと思っていて。私、練習のとき、みんなに強く言っちゃうんですけど、この間のレッスンのとき「和田が入ってくれてよかったね」って言ってくれて、めちゃめちゃ嬉しかったんだ。2年間やってきて薄々感じていたけど、この4人でがんばっていけるなという確信を持てたので、これからもがんばっていきます。よろしくおねがいします」

1 2次のページ
エンタメ
OTOTOYの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。