江戸時代は夏のスタミナ源! 味も栄養もうなぎに負けないドジョウ

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ドジョウは漢字で「泥鰌」と書くことからわかるように、底が泥地の川や水田、湖沼に生息しています。その泥臭いイメージとちょっとグロテスクな見た目のために食わず嫌いの人も多いですが、ドジョウは昔から「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」といわれるように小さな体のドジョウ1匹にはウナギ1匹と匹敵するぐらいの栄養価があるのです。そのため、ドジョウはウナギと同様に夏のスタミナ源として江戸時代から珍重されてきました。

夏バテ防止にぴったりな熱々の柳川鍋

実際、ドジョウは鉄分、カルシウム、タンパク質、ビタミン類、ミネラルがバランスよく豊富にふくまれた健康食材。鉄分はほうれん草より多く、カルシウムはウナギの9倍、ビタミンB2は魚でトップクラス、さらに体の表面のヌルヌルには細胞の働きを活発にする成分が含まれていて、美容や老化防止にも効果があるといわれています。そんなドジョウの代表的な料理といえば「柳川鍋」。ドジョウをネギとゴボウと一緒に割り下で煮つけて卵とじにした熱い鍋は、疲労回復・夏バテ防止のために暑い夏にこそ食べたい一品なのです。ちなみに卵でとじていないものは「どぜう鍋」と呼ばれますが、これは江戸時代に浅草駒形の越後屋という店が発祥。やがて柳川という料亭がどぜう鍋を卵でとじることを考案したことから柳川鍋という命名がされたそうです。

ドジョウを買うときは「踊り子」を!

鮮魚店の店先で売られている生きたドジョウを買うときは、「踊り子」を買うようにしましょう。ドジョウは水面に口を出して空気を吸って水中に戻るという上下運動をする性質があり、その姿が踊っているように見えることに由来しており、美味しいドジョウ料理には元気な踊り子を選ぶことがポイントになります。また、大きいものは骨が硬く成長してしまっているので、6~8センチの小ぶりのものを選びましょう。

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