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ブラッド・ピット「常識に疑問を持ち、考えを止めるな」 世界の若者にエール

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ブラッド・ピットさん

 映画「マネー・ボール」の主演を務める米俳優のブラッド・ピットさんが2011年11月10日、都内ホテルで行われた来日単独記者会見に登場した。会見でブラッド・ピットさんは、ニコニコニュース記者の質問にも応じ、世界の若者に対して「常識に疑問を持ち、考えることを止めちゃいけない。解決に必死になることが重要」とエールを送った。

 映画「マネー・ボール」は、弱小球団だったアスレチックスを独自の理論で強豪チームへとつくり変えたビリー・ビーンの実話に基づくストーリー。原作は日本でも10万部の売上があるとされる。主人公のビリーは、ブラッド・ピットさんが扮する。

 会見の質疑応答の時間には、ニコニコニュース記者からもブラッド・ピットさんに質問。「世界は今、失業者が増えるなど困難を極めているが、ゼネラルマネージャーのビリーなら若者にどうアドバイスするか」と問いかけると、ブラッド・ピットさんは、

「常識に疑問を持つことはとても重要なことなんだ。(中略)考えることを止めちゃいけない。解決策をみつけるんだ。そして何か悪いところがあるなら、必死ならなきゃいけない。それは忘れがちだけど、とても重要なことだと思う」

と答え、世界の若者に向けてエールを送った。

■ブラッド・ピットさんとニコニコニュース記者とのやりとり全文

ニコニコニュース記者: I think the movie is about overcoming difficulties and adversity with passion and wisdom. Now the world is facing a lot of problems and like the Occupy Wall Street in NY shows, one of the biggest problem in Japan is the increase of unemployment rate especially amongst young people. It is a hard time for everyone to keep their hopes high.As a General Manager’s point of view, what would you say to these young generations ?

(日本語訳: 映画「マネー・ボール」は知恵と情熱があれば、逆境を切り開くことができると教えてくれましたが、今、世界ではNYのデモに見られるように、日本でも特に若い人の失業が増えています。希望を持つことが困難な時代ですが、映画の主人公ビリーであれば、ゼネラルマネージャーとして、こうした若者たちにどのようなアドバイスをされますか?)

ブラッド・ピットさん: First I’ll back them say the elements of the film that’s important for my kids to see is to start questioning why we do things, why do we have this… why is the world set out as it is, why these are the voting system set up as it is, why do we accept certain things…

(日本語訳: 自分の子どもたちに見て欲しいと思うこの映画の要素は、なぜこれをするのか、なぜ世界はこのようになっているのか、なぜ選挙システムは今のようになっているのか、なぜ物事を受入れているのか・・・・常識に疑問を持つことはとても重要なことなんだ)

 I’ve always equated it to the automobile. If we were inventing automobile today, we invented on a system that relies on fire and fuel source, influence environment, and we have to fight wars for it to protect and… it makes no sense for us today. We would develop like laptops, and our iPads and… so to start questioning, and I think what you’re seeing in the America is questioning our system that has not served us very well.

(日本語訳: ぼくは自動車について同じように考えるんだ。もし今、自動車を開発していたとしたら、石油を消費するシステムを開発する。それは環境に影響を与えるもので、そのシステムを守るために戦わないといけない。こういうのは意味がない。ノートパソコンやiPadとかですら・・・ぼくたちがアメリカでみているものすべて、上手く機能していないシステムに疑問を持つことなんだと思う)

 Our system, I mean for example is to find by corporate lobbyists instead of the best needs for the people and people are feeling screwed for a little bit there. So it’s the most important thing is really… now I’m just getting swept up in the far ever fight. When you are feeling marginalized, or left out, frustrated, you know you can just sometimes to release of a fight, count pass by for the moment. But beyond that, really understanding the details and really understanding the systemic problems and not… you can’t just stop there. Really looking for a solutions and if you’re gonna say one guy’s bad, you’ve gotta back it up with this is how we could fix it and I think that’s a very important follow up there that we often miss.

(日本語訳: このシステム、つまり人々が本当に必要とするものではなく、例えば企業の圧力団体たちによるものに思えて、困ってしまっているんだと思う。だから本当に最も重要なことは――自分たちが軽んじられたり、排除されたと感じたり、フラストレーションがたまった時、闘いから離れて、少しやりすごすんだ。でも、それだけじゃなくて、物事の細かいところを理解して、そして構造的なところを理解するんだ。そういうふうに考えることを止めちゃいけない。解決策をみつけるんだ。そして何か悪いところがあるなら、必死にならなきゃいけない。それは忘れがちだけど、とても重要なことだと思う)

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]ニコニコニュースからブラッド・ピットさんへの質問から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv70016076?po=news&ref=news#30:07

(平田まり、松本圭司、三好尚紀、丹羽一臣)

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