【茨城県古河市】「道の駅まくらがの里こが」が、古河市産の野菜や産品を素材とした3種の新商品を発売

「道の駅まくらがの里こが」は、「おいしい」「たのしい」をメインコンセプトとしている。週末には大屋根広場にて、地域交流イベント、パフォーマンスを開催している。

そんな同施設では、産直コーナーで販売している古河市産の野菜や産品を素材としたスイーツの開発に取り組み、このたび3種の新商品を発売することとなった。

古河市農産物の特性を活かした商品を開発

茨城県古河市では、古河市の特産品を使用した新商品「こが卵のバスクチーズケーキ」「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」「常陸牛 牛肉まん」を道の駅まくらがの里こがと共同開発し、同施設にて販売を開始する。

古河市の名産品であるさしま茶、鶏卵、かぼちゃ、常陸牛などの生産品に注目し、地元生産者や企業の協力を得て試作をくり返し、商品化。「こが卵のバスクチーズケーキ」「常陸牛 牛肉まん」は4月26日(土)より先行販売を実施しており、「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」は6月中旬より同店内にて販売を開始する。

道の駅まくらがの里こがでは、今後も古河市農産物の特性を活かした商品の開発を進め、道の駅イチ押しのショップブランド「KOGAモノ」として充実をはかっていく。

2種のチーズケーキを販売

「こが卵のバスクチーズケーキ」は、地元小久保ファームのつくる卵を主材料に、道の駅のキッチンで焼き上げるバスクチーズケーキを開発。バニラフレーバーのプレーンなバスクチーズケーキと、さしま茶を使用したバスクチーズケーキの2種を先行して販売開始中だ。

いずれも、家族で楽しめるホールタイプと、一人でも気軽に購入できるスモールタイプを用意。今後も、農産物の収穫期に合わせ古河市産のかぼちゃやさつまいも等を使用したバスクチーズケーキを販売する予定だ。

小久保ファームは、古河市上大野地区で三代にわたり養鶏を営む農家。茨城県は全国トップレベルの鶏卵生産量を誇り、古河市でも多くの生産者が養鶏に取り組んでいる。

三代目健司氏の育てる鶏卵は甘味が強く、濃いオレンジの卵黄が特徴で、たまご本来の味が楽しめると評判だ。

ホールタイプとカットタイプを用意

「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」は、さしま茶のパウダーと、北海道産の小豆を生地に練り込んで焼き上げた商品。さしま茶ならではの緑の彩りと、しっとりとした食感が特徴だ。

パウンドケーキ型からそのまま取り出したホールタイプと、気軽に購入できる個別包装のカットタイプを用意している。

さしま茶は、利根川中流域の猿島台地で栽培され、古くは下総国名物として江戸に出荷されていた茶葉。濃厚な味と香り、コクを特徴としている。

吉田茶園は、創業1839年。さしま茶の産地古河市で6代続く老舗の茶園です。お茶の栽培から製茶までひろく手掛け、日本茶アワード等の受賞を重ねるなど国内外で高い評価を得ている。

「さしま茶と甘なっとうのしっとりケーキ」で使用のさしま茶のパウダーは吉田茶園の茶葉50％、松田製茶の茶葉50％を使用している。

スパイシーで食べ応えのある牛肉まん

「常陸牛 牛肉まん」は、古河市の肥育農家宇都木氏がそだてた常陸牛を使用した肉まん。

常陸牛ならではの甘みと豊かな風味あふれるひき肉に、地元で人気の大橋醤油がつくる焼肉のたれを隠し味としてくわえ、ちょっとスパイシーで食べ応えのある牛肉まんに仕上がっている。

古河市産の常陸牛は出荷量こそ少ないものの、すぐれた肥育農家が多く、その肉質の良さからコンテスト等で高い評価を得ている。生産者の宇都木氏は名人と言われた父一夫氏の薫陶を受け、古河市の新しい世代の肥育家として注目を浴びている。

牛肉まんの味付けに使用した、今なお木桶づくりを守り続ける大橋醤油店がつくる「焼肉のたれ」は、新鮮な野菜とフルーツをふんだんに使ったスパイシーなたれで、常陸牛の味わいを引き立てる。

道の駅発！古河市産にこだわったスイーツ＆点心を、この機会にチェックしてみては。

■道の駅まくらがの里こが
所在地：茨城県古河市大和田2623番地
定休日:年中無休(元日のみ休業)
営業時間：9:00～20:00(営業時間は季節によって異なる)
公式HP：https://koga-michinoeki.com

(江崎貴子)

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