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【海外の反応】遅い・ボロい・高い! アメリカの鉄道はなぜクソなのか? 

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アメリカの鉄道はなぜ廃れてしまったのか。その理由を探る動画がたくさんのコメントを集めていました。

アメリカといえば車社会。駅を中心に発展していることが明確な日本の街に対して、アメリカの街は“郊外”が延々と広がっているイメージですよね。都市の中心部を走る地下鉄は他の先進国並みに発達しているのですが、大都市間を結ぶ高速旅客鉄道網は貧弱そのもの。世界一の経済大国であり、飛行機と車は世界トップクラスのメーカーがあるのに、電車に関しては新型車輌を作れる企業がなくなってしまったという不思議な国です。

【動画】Why Trains Suck in America(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=mbEfzuCLoAQ [リンク]

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アメリカで高速鉄道が発達しなかった最大の理由は、人口分布がまばらなこと。北東回廊、南部テキサス、カリフォルニア以外はスカスカで、それぞれの都市の間は遠く離れている。

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都市間の距離が480km程度までならば、電車による移動は飛行機(空港まで移動して、チェックインして、セキュリティを通過して、市街地まで車で移動する)よりも早い。

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最高時速240kmでワシントンD.C.とニューヨーク間を結ぶ唯一の高速鉄道アセラ・エクスプレスは、120ドル・2時間50分もかかる。車なら4時間とわずかなガソリン代だけだ。

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全盛期のアメリカの鉄道網は素晴らしかったが、1930年代に車が、1950年代に航空機が発達するにつれて衰退。1971年に鉄道網維持のために全米鉄道旅客公社(アムトラック)が設立されたが、その低い信頼性のために経営状態は捗々しくない。アムトラックの定時到着率は72%。シカゴ~サンフランシスコ間に至ってはわずか31%。アムトラックはこの遅延について、BNSF鉄道区間を走る貨物列車のせいだとしている。アメリカでは貨物輸送の38%が鉄道によるもので、欧州の8%に比べて格段に多いのだ。貨物の合間に旅客鉄道を走らせている状態。

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乗客が多くなりそうな北東回廊は地価が高く高速鉄道網を引くには15兆円以上も必要。さらに、駅から大抵の目的地に徒歩で行けるヨーロッパのコンパクトな都市に比べて、アメリカの都市は広く、駅から目的地までさらにタクシーに乗らなければならないなど、移動が面倒。

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