自分の名前+Facebookで検索すると? 個人情報をダダ漏れしない“公開”設定
Googleで「自分の名前」「Facebook」で検索してみたことはありますか? 『GREE』『mixi』などとは違い、あっさりと自分のプロフィールページが検索結果に現れ、しかも個人情報を“超オープン”にしていたことに気づいてショックを受ける人もいるようです。あなたのプロフィールは、希望する通りの「公開」設定になっていますか? ちょっと不安なら、今すぐチェックすることをおススメします。
プロフィールとウォールで「公開」の意味が違う
『Facebook』上で使われている「公開」という言葉の定義は、「ウォール」投稿と「プロフィール」でそれぞれに異なります。「ウォール」での公開設定は、「Facebook上の誰に公開するのか」を設定するもの。「公開」で投稿すると「すべてのFacebookユーザー」に閲覧されますが、「すべてのウェブユーザー」に見られるわけではありません。
ところが、「プロフィール」では「公開」と設定するとウェブ上で誰にでも閲覧可能になります。まあ、『Facebook』への登録は誰でもできますし、Facebookで「公開」している情報は、全ウェブユーザーに閲覧される「可能性はある」わけですが、やはりそれは意味が違いますね。
プロフィールが検索されなくなる設定変更
一般検索で『Facebook』プロフィールが引っかからないようにするためには、「プライバシー」設定を変更します。画面右上の「ホーム」の横の「▼」をドロップダウンして「プライバシー設定」を選択。「アプリとウェブサイト」の「設定を編集」をクリックします。
次に「一般検索」の「設定を編集」ボタンをクリックしてさらにページを移動し「一般検索を有効にする」のチェックを外せば、Googleその他の検索サイトであなたの『Facebook』プロフィールが表示されることはありません。
プロフィールの公開設定は、自分のウォールまたはプロフィールページ右上の「プロフィールを編集」ボタンから行います。「居住地は公開するけれど、出身地は友達だけ」というように、項目ごとに細かなカスタマイズができます。プロフィール編集時には、左側に「基本データ」「プロフィールと写真」「友達と家族」……と一覧が出ているので、見落とさないように気をつけてください。
『Facebook』は、今年夏にプライバシーに関する大幅な機能改善を行い、「詳細かつ手軽な設定」が可能になっています。時間のあるときに、プロフィールとプライバシー設定をじっくり見直しておくと安心できると思いますよ。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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