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さかいゆう 全国ツアー【4YU】圧巻のパフォーマンスで終焉! 年末にスペシャルライブ開催発表も

さかいゆう 全国ツアー【4YU】圧巻のパフォーマンスで終焉! 年末にスペシャルライブ開催発表も

 シンガーソングライター・さかいゆうの、最新アルバム『4YU』を引っ提げた全国ツアー【さかいゆうTOUR2016 “4YU”】が、東京・昭和女子大学人見記念講堂にてファイナルを迎えた。

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 厳かな雰囲気の人見記念講堂に、本ツアーのために作られたオープニングSEが鳴り響く中、バンドメンバーとさかいが颯爽と登場。バンドメンバーは、種子田健(b)、柴山哲郎(g)、望月敬史(dr)、Pochi(key)、吉岡悠歩(cho)、高宮マキ(cho)という盤石な面子だ。SEに合わせたジャムセッションと繋がる形で、『4YU』のオープニングトラックでもある「SO RUN」のイントロが爆発する形でライブはスタート。ハイとローの歌声を自在に操るさかいのヴォーカルと、バンド全体から生まれるビートが、会場のボルテージに一気に火を点け、さかいゆうにしか出来ないライブがこれから始まるという事を、1曲目から高々に宣言する幕開けとなった。

 間髪いれず、森雪之丞が作詞した「トウキョーSOUL」でムーディーな大人の雰囲気を作り出した後、「ツアーファイナル! どいつもこいつも叫べー!!」という雄たけびと共に、J-WAVE冬のキャンペーンソング「Doki Doki」へ。昨年冬にJ-WAVEにて大量OAされた人気曲だが、このツアーがライブ初披露となった事もあり、抜群の盛り上がりを見せた。続けて、EPとしても発売された「サマーアゲイン」へ。この日の東京都心は35度を記録した今年最初の猛暑日だったが、柴山のカッティングギターで暑さを吹き飛ばすような演奏をみせつける。間奏途中でマイケル・ジャクソン「ROCK WITH YOU」がインサートされた事も、会場からは驚きの声があがっていた。そして、この日最初のMCで、「ここ三軒茶屋には昔から行きつけのカレー屋があります。店主に、今日は20人もライブに来てくれたよ! というような会話をしていたんですが、今日の人見記念講堂は2000人……完売御礼です!」と昔のエピソードを交えながら、嬉しさを爆発させ、西寺郷太の作詞による独特の突き抜けた楽しさがある「愛は急がず-Oh Girl-」を披露。

 「下剋情緒」「あるギタリストの恋」といったアルバム収録曲をしっかり聴かせた後は、アコースティックコーナーへ突入し、さかいが以前からファンであり、今ツアーが初参加となった高宮マキを迎え、人気曲「Life is」を披露。ごまかしの利かない最小限なサウンドの中、芯が強く深く、それでいて優しく繊細な二人の声が、身体の奥深くまで沁み渡った。続けて、タイトルの“ローズ”が、ピアノの名機・Fender Rhodesからもじられた、さかいの代表曲「薔薇とローズ」。これまでバンドで演奏される事の多かった曲だが、この日はRhodesの音色のみで演奏される事によって、新鮮な響きをみせていた。

 「さかい、自分の曲ばかり歌うんじゃないよ! と思ってる方もいると思うので……」という自嘲的なMCで笑いをとった後は、カバーコーナーで「今夜はブギーバック (NICE VOCAL)」のイントロが鳴らされると、客席は自然と総立ちに。インディーズ時代からカバーしている名カバーなだけに、会場のボルテージも一気にあがる。続けて高知民謡カバー「よさこい鳴子踊り」を演奏。今年元日放送のNHKの特番で披露された曲だが、民謡をここまでビートに乗せ、ブラックに、そしてダンサブルに仕上げてしまう所に、さかいのミュージシャン魂と力量が垣間見える仕上がりだ。このパートで披露されたカバー全曲は、『4YU』の初回限定盤のカバーCD『さかいゆうCOVER COLLECTION』にも収録されているので、チェックしてほしい。

その後、アルバム収録曲「SELFISH JUSTICE」のあと「愛は微熱」へ。不思議な色気と哀愁に溢れるアコギと、キャッチーで男女の核心をついた歌詞が混ざり合った、『4YU』の隠れた名曲だ。本編最後を飾ったのは新曲「再燃SHOW」。さかいにしては珍しい4つ打ちのリズムに、“Start Again Start Again”と歌うサビが高揚感を生み出し、新たなさかいゆうを見せてくれる曲だ。

 アンコールに応えて再登場した後は、幻想的な雰囲気の中、Prince「Purple Rain」のカバーへ。さかいと、コーラスの2人が交互に力強く感情的に歌いあげる。圧倒的なヴォーカルとハーモニー、柴山の超絶ギターソロ。そのどれもが“1級品”と言えるのは誰の目にも明らかで、曲中何度も拍手と歓声が沸き起こった事が実に印象深かった。

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