“Leap Motion”を使い、“あやつり人形”にようにオブジェクトを動かせるアニメーションソフトが画期的すぎる
![Dranimate](https://getnews.jp/extimage.php?5d9b7bab24a3b7bb3dfd65409cd91aee/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F06%2FDranimate.jpg)
だが、アニメーションを1から構築するとなると、Maya、Cinema 4D、Blender、Toon Boom、Adobe Flashなど、さまざまな専門ソフトウェアを駆使し、膨大な手間と時間をかけて動きを再現することになるし、専門知識をもった人にしか実現できないもの。
・手や指の動きに合わせてアニメーションする
カーネギーメロン大学の研究チームが開発している「Dranimate」というソフトウェアが、アニメーション作成の画期的な手法になるかもしれない。コンピューターとセンサーを使った“Leap Motion”の技術を用いて、手や指の動きを検知し、それらの動きに合わせて、オブジェクトをアニメーションさせるというものだ。
・画像内のジョイント部分が稼動する
![Dranimate1](https://getnews.jp/extimage.php?e955e15a18f098e943d030bf3c3a4e3d/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F06%2FDranimate1.jpg)
実は、この点は“連結部分、ジョイント”のような役割を果たすのである。
センサーが検知する手の動きと、ジョイント部分を連動させる設定を施す。つまり、どのジョイントが、オブジェクトのどの部分と連動するか関連付けるというわけ。
指や手を動かすと、ちょうど操り人形のように、オブジェクトの手や足、部位が個別の動きを実行するという流れだ。
![Dranimate3](https://getnews.jp/extimage.php?cf8d9a99e1192c2c2ced585e8c498e5e/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F06%2FDranimate3.jpg)
画像内のオブジェクトがいくつかある場合も、“関連付け”を施すことで、オブジェクトごとに別の動きをさせる……なんてことも難なく実現できる。
・制作の手間を大幅にカット!
1コマずつ絵を描く必要も、1コマ1コマを自然につなげる動画の処理を工夫する手間要らず、制作の労力や時間を大幅にカットし、誰にでも操作がわかりやすいのが大きなアドバンテージだ。
現状では、2Dのアニメーションしかつくれないが、今後3Dアニメーションにも対応するようになるかもしれない。期待して待ちたい。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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