ゲソ丼の名店「花ちゃん」の新登場メニューがふりきっている!
市内にゲソ丼を提供する店が多いことで話題の、北海道の旭川市。
今回ご紹介する「花ちゃん」は全国各地はもとより、
最近ではアジア圏の観光客も訪れるお店として知られています。
これでもかと、たっぷりのゲソ!
値段が安いのも特徴で、ワンコインでおなかいっぱいになります。
そんな旭川市民のソウルフード、ゲソ丼の人気店に、
これまた、とんでもない新作が登場したそうなのです。
ゲソ丼がバンバン売れる店だからこそ提供できる、激レアなメニューとは!
新旧入り混じる、ゲソ丼の世界を探求します。
店構えがとてつもなく渋い
早い、うまい、安い。
この言葉が並ぶと、どこまでも飛んでいく、メシ通ライターの裸電球です。
今回は北海道旭川市の隠れたソウルフード「ゲソ丼」をご紹介します。
旭川駅から歩いて15分ほどのところにお店を構える「花ちゃん」です。
花ちゃんを訪れる方の多くは、外観に驚きます。
どうですか、この渋い雰囲気。
近くに駅があるわけでもなく、車社会の旭川市にとっては珍しい形態のお店です。
立喰いの文字がありますが、
カウンターには椅子が並んでおり、座って食べることができます。
観光客やテレビ局のロケも多い店ですが、地元の人の利用が多く、
この日もタクシードライバーやビジネスマンであふれていました。
さっそく「ゲソ丼」を注文
なにはさておき、花ちゃんにやってきたのなら、まずはゲソ丼でしょう。さっそく注文しました。
こちらは、元気で明るく、お客さんに気さくな笑顔で話しかける店主の青山さん。
お母さんの人柄に惚れ、親子2代に渡って通うお客様も多いそうです。
▲ゲソ丼ミニそばセット 500円(ゲソ丼単品400円)
大変リーズナブルなお値段。
なんといってもワンコインですからね。助かります。
すごいボリュームです。
地元の人でも食べきれない人が多いという、こちらのゲソ丼。
幾度の増税にも負けず、ワンコインで食べられる価格設定を貫いてきました。
「みんな少ないおこづかいでしょ?」と青山さんは笑います。
花ちゃんのゲソ丼は、青山さんのご主人のおつまみとして考案されたのがきっかけでした。
美味しいので丼にしてみたらとアドバイスを受けたものの、
ゲソの表面は調味料を弾いてしまい、味が染み込まず苦戦したといいます。
悩んでいた青山さんに、
「片栗粉をまぶしてみたら」とアドバイスをしてくれた方がいました。
それが大成功!
油で揚げずに、フライパンで焼くように仕上げる、独特の調理方法が誕生しました。
揚げると硬くなるゲソですが、独自の調理法で柔らかいまま提供することができます。
1日に15キロものゲソを使用しているというから驚きです。
黒くなっていない、新鮮な白いゲソを使うのも美味しさの決め手!
ゴールデンウィークなどの繁忙期には20キロ以上のゲソを捌くそうです。
タレはシンプルに作っており、何も難しいことはしていないという青山さん。
それでも、花ちゃんと同じ味にはならないというから、きっと秘密があるのでしょう。
甘辛く、食欲をそそるタレです。
新発売のメニューとは?
ゲソ丼の人気店、花ちゃんにこのたび 新商品 が誕生しました。
その名も「とんび丼」です。
▲とんび丼 450円
とんびとは、イカのくちばしにあたる部分で、
タコのとんびに比べて大きさが小さく、小指の先ほど。
さらに1匹から1つしか取れない、希少な部位です。
改めてとんび丼を見てみましょう。
コロコロと40〜50個はあると思います。
これだけのとんびが用意できるということは、それ以上にゲソ丼が売れている証拠。
花ちゃんならではの新メニューに驚きます。
とんびはキャベツの上に盛られており、
タレも生姜をたっぷり使用し、サラリとした味わいが特徴です。
コリコリの食感を残しつつも、ゲソよりも柔らかいため、
ご高齢の方からも愛されているそうです。
旅の思い出が綴られたノート
花ちゃんは、ツーリング雑誌に取り上げられることが多かったため、
バイク愛好家の間では有名なお店。
毎年シーズンになると、全国からたくさんの人が訪れます。
最近では、海外からのリピーターも多く、北海道を訪れる友達に教えることで、
口コミでお客さんが広がっているそうです。
ということで地元の人からも観光客からも愛される、花ちゃんのゲソ丼でした。
みなさんも旭川市を訪れた際には、召し上がってみてはいかがでしょう。
早い、うまい、安い。
それでいて他には真似できない味わいの虜になること間違いなしです!
不動の人気メニュー・ゲソ丼と新たな旋風を巻き起こしたとんび丼。
あなたはどちらを選びますか?
※ 金額はすべて消費税込です。
お店情報
立喰い 花ちゃん
住所:北海道旭川市神楽4条3丁目2-7神楽中央ショッピングプラザ1F
電話番号:090-3019-7296
営業時間:11:00〜20:00(祝日は19:00、月曜日は15:00まで)
定休日:日曜
書いた人:
裸電球
北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。 ブログ:「裸電球ぶら下げて」
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