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「いつまでゲームやってんの」なんて言われる時代はもう終わり!? TVゲーム新時代の幕開けを予感させるe-Sportsの世界

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いきなりですが、トップのこの画像、何が行われている画像だと思いますか?
人気ロックバンドのライブ、世界的に名の知れたアーティストの来日公演、はたまた大きな大会のオープニングセレモニー。
いずれにしても、”とてつもない人数が、大きなスタジアムに集まっている”ということがわかります。

次にこちらの動画をザックリでいいのでご覧下さい。

これから何か大きな戦いが始まる…そんな予感を感じさせる壮大なオープニングセレモニーが行われていますね。
でもこれ、オリンピックの開会式でもなければ、格闘技の試合前のセレモニーでもありません。

動画の中で若干ネタバレしちゃってますが、実はコレ、League of LegendsというTVゲームの大会の開会式です。(トップの画像も同様)
そう、”たかがTVゲームの”大会の開会式が、ここまで壮大なスケールで行われているのです。
ここであえて”たかが”という言葉を使ったのは、この記事を読んでいただいている多くの人にとって、TVゲームはただの暇つぶしの為のツール、面白いけど続けてても何も残らない、不健康、オタクっぽい、等、お世辞にも良いイメージを持っているという人は少ないであろうと思ったからです。

ですが事実、このゲームの大会に出場している選手の多くは、ゲームをプレイすることで、生計を立てています。
そしてその中には、プロ野球選手やプロサッカー選手に匹敵する稼ぎを得ている選手も存在しているのです。
そんな彼らを、世間はプロゲーマーと呼んでいます。

1つ言わせてください。

“たかがゲーム”と言われる時代は、終わりを迎えようとしています。

そもそもゲームで生計を立てるなんて本当に可能なの?

当然、ただ家の中でもくもくとゲームをやっているだけじゃお金を手にすることはできません。
有名なインターネット配信者などであれば、ゲームをプレイ、実況することで利益を得ることができますが、これは配信をすることで利益を生み出しているのであり、あくまでゲームは配信の手段の1つに過ぎない為、純粋にゲームをプレイすることで生計を立てているとは言えません。

ご存知の方もいるかもわかりませんが、今、競技性の高いゲームのことを、エレクトリックスポーツ、通称『e-Sports』と呼んでいます。
FPS、RTS、格闘ゲーム等、そのジャンルは多岐にわたるのですが、要するにプロゲーマーは、この競技性の高いゲームをとことんやり込み、大会に出場し、賞金を得ることによって、また、企業からのスポンサードを受けることによって、生計を立てているのです。
中でも、前述のLeague of Legends(通称:LoL)は、『今世界で最も人気が有るゲーム』といわれており、プレイ人口は7000万人存在し、大きな大会では賞金総額が1億円を超えることも珍しくありません。

ゲームをして1億・・・夢が広がる気配を感じませんか?

LoLのチャンピオン(キャラクター)は100種類以上。課金をすることでチャンピオンをより早く入手できたり、スキンを買うことができるが、課金によって勝敗が左右することは一切ないというのが大きなポイント。頼れるのは自分の腕とチャンピオン、そして仲間のみだ。

LoLから感じる未知の力

実は私もこのLoLというゲーム、1年ほど前からプレイしているのですが、やればやるほど、LoL特有の闇の力をひしひしと感じます。
というのもこのゲーム、ルールはいたってシンプルなもので、5人対5人で相手陣地のタワーを先に折ったほうが勝ち。フィールドもそこまで広いわけではなく、操作方法も簡単です。
が、プレイを重ねる度に、このゲームの底知れない奥深さを感じ、自分がいかにLoLについて無知であるかを思い知らされます。
事実、私は1年以上もプレイしているにも関わらず、全体で見れば初心者レベルです。
1年かけてもチュートリアルが終わらないゲーム・・・この世に存在して良いのでしょうか?

そして、いつも一緒にプレイしている友人がいるのですが、彼らとはしばしば、Skypeのボイスチャット上で不毛な言い争いが勃発します。
いい年したおっさん数人が、PCモニタに向かって「今の絶対イグナイトで仕留めれただろがク○が!」、「4対5なのにイニシエートしてどうすんだこの○ゲ!」と、傍から見れば不可解な単語を連発しながら罵り合い、そしてなぜかたまに巻き起こる大爆笑。お母さん、サモナーズリフト(フィールドの名称)は今日もカオスです。
でもそれでいいと思ってます。それがいいと思ってます。

試合中しばしば飛び交うチャットのやりとりも、LoLの醍醐味の一つ。味方との連携なくしてチームの勝利はありえないのだ。

何より、逆転し、逆転され、また逆転し、またまた逆転され、を繰り返した後に勝ち取った勝利は、学生時代の部活動の大会で、押しつ押されつ、最後の最後で勝った時、に匹敵する仲間との一体感と幸福感の共有が生まれます。
オーバーに聞こえるかもしれないですが、マジです。

記事をご覧の皆様、サモナーズリフトで待ってるぜ!

誰もが一度は触ったことのある『スト2』も、進化を重ねe-Sports界の重要なポジションに

ストリートファイターⅡ、通称『スト2』は20代~50代の人なら一度は触ったことがあるだろうし、あの波動拳を初めて出せた時の喜びや、待ちガイルへの怒りは、今もなお良き思い出として残されているはずでしょう。
そんなストリートファイターシリーズも、時代と共に大きく進化を遂げ、今年の2月には待望の新作、「ストリートファイターV」が発売されました。

『格ゲー』というと、かつてはどうしようもないハメ技をもってるキャラがいたり、「この行動をしてればまず負けることはない」といったような、お世辞にもフェアな試合とは言えない、いわば理不尽な部分も多く存在していました。
それはそれで良いスパイスを効かせていたのかもしれませんが、『賞金を賭けた競技』として見るならば、やや疑問が残る部分もありました。

今も100%その要素が抜けているとは言えませんが、その『不公平さ』という要素すらも加味されている戦略性の奥深さ(キャラ相性など)、キャラそれぞれの個性の強さ、何より格闘ゲームとしての完成度は、以前とは比べ物にならないレベルで進化を遂げています。

グラフィックはもとより、ゲーム性においても格段に進化を遂げたストリートファイター。今やその人気は全世界にわたり、世界中で「Sho Ryu Ken!!!」と叫ばれ愛されています。もちろん私もその一人です。

このストリートファイターを初めとする格闘ゲームも、前述のLoLと同様、プロゲーマーが存在し、あの背水の逆転劇で有名なウメハラ選手をはじめ、多くのプロ達が、業界を牽引し続けています。
そして何より、格闘ゲームは日本人がむちゃくちゃ強いです。
ストリートファイターや鉄拳をはじめとする格闘ゲームの多くは、日本発祥のものなので、そりゃ強いに決まっているのですが、そんな日本人が強いゲームが、世界中でプレイされているのは、なんだか嬉しいですよね。
サッカーやバスケ、その他のスポーツのほとんどで、日本は海外の強豪国に遅れをとっていますが、格ゲーだと、サッカーでいうブラジルサポーター目線でいられるのです。

格闘ゲームの歴史における名勝負といえば、まずコレ。アメリカの大会なのですが、今ほど格ゲーというジャンルが浸透していなかった時代にも関わらずこのワールドカップ並みの盛り上がりは、さすがアメリカ人といったところ。

e-Sportsは今後どうなっていくのか?

今後e-Sports業界がどうなっていくのかは、正直私なんかじゃわかりません。

現状日本ではまだまだ、ゲームに対するマイナスイメージが強く、アメリカや韓国といったゲーム大国と比べると、ゲームに対する世間一般の理解は少ないようです。
また、同じ”格闘”や”バトル”でも、実際に技を喰らって本当に痛いわけじゃありませんし、ボクシングやプロレスなどの本物の格闘試合に比べると、戦いの”リアルさ”では勝てません。

ですが、プロゲーマー達が魅せる、刹那のタイミングで繰り出されるその技、その動きに、観客達は驚嘆し、時には思わずスタンディングオーベーションをしてしまうほどの感動に見舞われるのです。
そして今、日本にとってe-Sportsの波がきています。
例えばLoLに関していえば、つい先日に日本サーバーができたことにより、以前よりもより身近な環境でプレイすることができるようになりましたし、格闘ゲームも今年は新しいタイトルが続々発表されています。

そう、間違いなく今年は、今まで以上にe-sportsのビッグウェーブが巻き起こっているのです。この波、乗るしかないですよね?

引用画像
LoL公式 http://jp.leagueoflegends.com/
doope内記事 http://doope.jp/2010/0414416.html
igosso画像検索 http://www.igosso.net/se.cgi?q=league+of+legends&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lid=1&lia=1&lib=1&lic=1

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ジフ高尾) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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